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JR四国 津島ノ宮駅発行 金額式乗車券

平成2年8月4日に、予讃線津島ノ宮駅で発行された、金額式乗車券です。

 

   


赤色JRS地紋のB型券で、管理駅である多度津駅発行となっています。


津島ノ宮駅は予讃線の駅ですが、毎年8月4日および5日の津島ノ宮夏季大祭開催日のみ営業される臨時駅であり、長期休止となっている駅を除き、日本一営業時間の少ない駅として有名です。そのため、同駅発の乗車券を購入するためには、年2日の、しかも、日中の営業時間のみという限られた時間しかチャンスがないことになります。


平成2年の営業時には硬券乗車券に予備鋏による入鋏を入れての発売となっていましたが、翌年には入鋏に変化が見られました。

 

   


ダッチングが薄いですが、平成3年8月4日に同駅で発行された乗車券です。

パンチによる入鋏は廃止され、スタンパーによる入鋏に変わっています。
スタンパーも管理駅である多度津駅のものではなく、津島ノ宮駅専用となっており、これはこれで大変貴重なものになっています。

 

   


JR四国の金額式乗車券には、国鉄時代から大人・小児用の様式は未見であり、恐らく存在していなかったものと思われますが、そうなりますと小児用の券があることになります。

やはり、同駅にも小児用の設備があり、このような硬券が発売されていました。


現在でも営業日には駅員が多度津駅から派遣されているようですが、硬券での発売はなく、車発機による発売となっているようです。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (水軒)
2012-08-04 21:04:53
こんばんわ
津島ノ宮駅は確かに日本一営業する日が少ない駅として有名ですが、同率一位の駅がもう1駅ありますね。
但し、残念ながらJR版JTB版の時刻表にはずっと未掲載のままで、かつ各種地図や鉄道関係書籍みんなに無視されているので、知名度が低いですね。
 
 
 
> 水軒さま (isaburou_shinpei)
2012-08-04 22:50:25
コメントありがとうございます。
仰せの駅は、会津鉄道の一ノ堰六地蔵尊駅ですね?

津島ノ宮駅同様にお祭りのために開設されている駅ですね。
昔からの設備なので津島ノ宮駅が盛り土のホームと上屋があるのに対し、一ノ堰六地蔵尊駅は鉄パイプを組んだホーだけで、「いかにも」という感じですね。
 
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