前回に引き続き、「あるこう!東京駅~日本橋百年散策」レプリカ硬券の話題です。もうすこしお付き合いください。
前回エントリーで5か所すべての硬券をコンプリートした訳ですが、東京駅以外の券にはオリジナルの地紋があります。
今回はそれらの地紋を観察してみましょう。

COREDO室町地紋です。
桃色でCOREDOという文字が斜めに入れられており、どこかのCI新地紋のようです。

大丸東京店はこくてつ地紋を基に作成されたような大丸地紋で、動輪の代わりに大丸のマークが描かれています。

日本橋高島屋もこくてつ地紋を基に作成されたような地紋で、動輪の代わりに高島屋のマークが描かれています。

日本橋三越本店も他のデパートと同様で、こくてつ地紋を基としたものに三越のマークが描かれています。
これら4か所の券については地紋が描かれていますが、東京駅で配布されているものだけは無地紋です。せっかくならば国鉄もしくはJRの地紋を入れてもらえれば趣味的に素晴らしいものとなったのでしょうが、JRとしてそれは避けたかったのでしょう、地紋は省略されてしまっているところが少々残念です。
しかし、無料配布のレプリカ硬券としてはこれだけの出来であれば上出来です。
配布期間は12月20日までのイベント期間中の土日祝日となっているようですが、記念台紙やレプリカ硬券は無くなり次第配布終了とのことですので、もしかするとイベント期間中でも配布が終了してしまうかもしれません。
この連休中に日本橋散策をしながらレプリカ硬券蒐集はいかがでしょう?
では次回、レプリカ硬券の裏面がどのようになっているのか、御紹介いたしましょう。
※ 高島屋の「高」は「」と言う字が正当ですが、環境依存文字のためにすべての機器で再現されないため、敢えて「高」という字を使用しています。