きょうは鉄道の日

本日10月14日は鉄道記念日、今で言う「鉄道の日」です。

本日、2018年10月14日は鉄道が開業した1872年の今日から数えて146年目となるわけで、ということは、管理人がまだ幼稚園生であった昭和47(1972)年に国鉄の駅に「鉄道100年」のロゴが貼られていたのを見て「そうなんだ」と思ってからはや46年が経過しているわけで、今更だけど歳取ったなと思う今日この頃です。


鉄道記念日(現・鉄道の日)は日本の鉄道開通を記念する日で、明治5(1872)年10月14日とされています。日本で初めて鉄道が開通したのは、明治5年6月12日の品川~横浜間ではありますが、これは仮営業であったそうで、新橋~横浜間全線が開通した同年10月14日に明治天皇の臨席のもと、新橋(後の汐留駅、昭和61年廃止)~横浜(現・桜木町)駅両駅で盛大な開業式典が挙行され、翌日から正式営業に入ったことを記念し、大正11年に鉄道省が10月14日を鉄道記念日に制定し、この日を鉄道が開業した正式な日としたのが始まりだそうです。昭和62年に国鉄は分割民営化されましたが鉄道記念日はそのまま引き継がれ、平成6年に「鉄道の日」と改名されています。


   


御紹介の券は昭和47年の鉄道記念日の際、国鉄東京印刷場が復刻版として作成した当時の新橋から横浜ゆきの2等片道乗車券です。券紙は国鉄の硬券を作成する硬券用紙が使用されていますので本物とは雰囲気はかなり異なるものと思われます。


   


裏面です。上から英語は分かりますが、恐らくフランス語・ドイツ語で注意書きが書かれています。管理人はフランス語とドイツ語はできないので和訳しませんが、英語は「Issued subject to the Railway Regulations.」と書かれており、和訳すると「鉄道規則に従う」となりますので、フランス語とドイツ語もそのようなことを意味していると思います。


当時、この版は昨年の鉄道記念日である2017年10月14日エントリーの「きょうは鉄道記念日」で御紹介いたしました昭和47年10月14日に東京駅で発行された、鉄道100年記念の乗車券にもこの版が使用されています。


   


当時御紹介いたしました券を再掲します。真ん中の青い2枚の券がそうです。


   


裏面も忠実に再現されていますが、きちんと版を作成したのでしょう、記念乗車券の方が文字が鮮明です。

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