JR北海道 芦別駅普通入場券

平成6年8月にJR根室本線芦別駅で発行された、普通入場券です。


   


白色B型無地紋の大人・小児用券で、札幌印刷場で調製されたものです。

JR北海道の普通入場券は国鉄時代のものと様式は変わりませんが、左上に「口北」の符号が追加されており、国鉄時代のものと判別することができます。

また、小児断片に「綴じ穴」が開いていませんが、札幌印刷場では国鉄末期から穴のない券が出始め、民営化後の券では綴じ穴のあるものはないように思います。


かつて、芦別駅を最寄り駅とする観光施設で、全国のテーマパークブームによって赤毛のアンをテーマとする「カナディアンワールド」という公園がありましたが、テーマパークブームの終焉と駅からバスで30分ほどの距離であることなどにより来園者数が伸び悩んで閉園し、現在では芦別市営カナディアンワールド公園という無料の公園になっているようです。
この券は、当時家族でカナディアンワールドへ行った際に購入したものですが、確かに観光施設の最寄り駅というには程遠い感じがしていました。


芦別駅はかつて三井芦別鉄道という旅客営業も行っていた炭鉱鉄道が接続していましたが、同鉄道は平成元年に廃止されてJRのみの駅となり、来年3月のダイヤ改正にて無人化されることになっています。

 [ 追記 ]
その後平成28年2月19日付けにて、JR北海道は芦別駅の駅業務を芦別市に委託する業務委託駅化に方針を変更したことを正式にプレスリリースしています。

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