さよなら中央線201系H4編成 「ラストラン山梨そして信州へ」

本日、デビュー以来中央線を走り続けた201系電車のH4編成が豊田駅を出発し、長野までの2度と帰ることのない最後の運転をします。


    (201系H4編成)


いままで201系電車が廃車される時、中央東線~篠ノ井線を経由して長野車両センターまで回送されていましたが、今回は今までと違い、全線を廃車回送とはならず、団体企画列車として旅客を乗車させて松本まで運行させ、松本~長野間のみが廃車回送されます。

この列車に乗車するには事前に申込みが必要で、申込者の中から抽選で当選した人のみがチケットを購入できるという企画となっていました。

今回、見事に当選しましたので、最後の乗車を堪能して参りました。
ご紹介いたしますのは、そのチケット各種です。


   


これは、「会員券」というもので、企画旅行の参加券のようなものです。
これ自体、乗車券としての効力はないようですが、キャンセル等の払い戻しをする際には必要なものらしいです。


   


次は、乗車用のバウチャー券で、列車に乗車する際の整理券となります。

この列車は号車指定制の全席自由席というもので、車両だけは定員制で指定されますが、車両の中ではどの席に着席しても良い自由席という設定です。そのため、指定の号車だけが記載されています。
券面にあるとおり、4号車の指定となっております。


   


つぎは食事用のバウチャー券です。
この列車には昼食の弁当が付いており、車内にてこのバウチャー券と引き換えに弁当を貰えるようになっています。


   


次は往路用の乗車票です。

〇契乗車票というもので、団体券を分割した団体乗車票のようなものです。
通常の乗車券とは異なり、途中下車が出来ず、有効期間も当日限りとなっています。


   


こちらは復路用の乗車票です。
往路用と方向が異なるだけで、内容は同じものです。


今回の企画旅行はいままでに運行されたH4編成のさよなら列車とは異なり、片道運行でしかも走行距離200kmを超す長距離の運行となるため、復路については特急列車に乗車できる設定になっていました。


   


こちらが特急列車に乗車するための乗車票です。
特急券と同じようなものと考えればよろしいのではないかと思います。
通常の特急券とはことなりますが、列車名や指定座席番号等、一般のマルス券に準じています。


列車は豊田駅を10:19に出発し、途中、相模湖駅・大月駅(10:38/10:51)・塩山駅(11:13/11:21)・甲府駅(12:24/12:38)・韮崎駅(12:49/12:58)・富士見駅(13:30/13:40)で後続列車を退避しながら一路松本を目指し、終点の松本駅には14:29に到着する予定です。


松本駅到着後は回送列車となって一路長野を目指し、本当の終着駅である長野車両センターでその生涯を閉じることになります。
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