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京浜急行電鉄 立会川駅発行 西武線田無駅ゆき 片道連絡乗車券

1962(昭和37)年1月に、京浜急行電鉄(京急電鉄)本線の立会川駅で発行された、西武鉄道新宿線の田無駅ゆきの片道連絡乗車券です。


   

灰色PJRてつどう地紋の準常備式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。A型券なのかD型券なのかが定かではありませんが、当時各駅に設備されていた準常備式連絡乗車券と同様のA型券であったものと推測されます。
乗車経路は、立会川~(京急本線)~品川~(国鉄山手線)~高田馬場~(西武新宿線)~田無というもので、品川駅~高田馬場駅間については大崎駅経由の外回り方面、田町駅経由の内回り方面でも選択乗車が可能であったものと思われます。


   

裏面です。券番および発行駅の記載のみになっています。

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帝都高速度交通営団 九段下駅発行 120円区間ゆき片道乗車券

1990(平成2)年2月に、帝都高速度交通営団(営団地下鉄。現・東京メトロ)東西線および半蔵門線の九段下駅で発行された、同駅から120円区間ゆきの片道乗車券です。


   

若草色JPRてつどう地紋のB型金額式大人・小児用券で、山口証券印刷系列の帝都交通印刷で調製されたものと思われます。

同駅は東京都交通局の新宿線との乗換駅であるだけでなく、周辺には中央官庁の庁舎や千代田区役所などの機関、靖国神社などの大規模な神社、日本武道館などの大規模施設、九段会館やパレスホテルといった老舗ホテル、有名私立の中学高校大学などが多数あり、イベントごとに利用客で混雑する駅です。
そのため、IC乗車券登場前には混雑時の臨発が多く行われており、同駅の硬券乗車券の発行実績はかなりあったようです。


   

裏面です。券番の他、発行駅と「③」の循環符号が印刷されています。


本日2月26日は、今から89年前の1936(昭和11)年2月26日の本日に起こった二・二六事件の日です。駅近くにある九段会館は、1934(昭和9)年に軍人会館として建てられた建物で、政府要人らを殺害した陸軍の青年将校らが東京の中枢を占拠したあとに戒厳司令部が置いたことから、二・二六事件の舞台になっています。
その後の九段会館は、東日本大震災で天井が落下して死傷者が出たことなどから、揺れを吸収して抑える高層ビルへの建て替えが決まり、建物の一部を残し、現代の技術で当時の様式を保存・復元した施設と、オフィスなどが入る17階建てのビルに生まれ変わっています。

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西武鉄道 高田馬場駅発行 新宿駅接続 都営地下鉄ゆき片道連絡乗車券

前回エントリーで、西武鉄道の高田馬場駅で発行された、西武新宿(新宿)駅接続の東京メトロゆき片道連絡乗車券を御紹介いたしました。同駅には同じ新宿駅でも新宿西口駅接続で、都営地下鉄ゆきの片道連絡乗車券の発売もありますので御紹介いたしましょう。


   

2024(令和4)年8月に、西武新宿線高田馬場駅で発行された、西武新宿(新宿西口)駅接続若松河田・西新宿五丁目・新宿駅ゆきの乗継割引用の片道連絡乗車券です。桃色PJRてつどう地紋のA型矢印機券で発券されています。

東京メトロとの接続駅は新宿駅になりますが、都営地下鉄との接続駅は京王新線側にある新宿駅ではなく、新宿西口駅になっています。そのため、新宿駅は着駅の中の一駅になっています。
同じ都営地下鉄ですが、新宿駅(京王新線)接続の新宿線とは、乗継割引は行われていないようです。

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西武鉄道 高田馬場駅発行 新宿駅接続 東京メトロゆき片道連絡乗車券

2024(令和6)年8月に、西武鉄道新宿線高田馬場駅で発行された、西武新宿(新宿)駅接続、東京メトロ東新宿・新宿御苑前・北参道・新中野・中野新橋駅ゆきの片道連絡乗車券です。


   

桃色PJRてつどう地紋のA型矢印式券になっています。
御紹介の券は、乗継割引用の券で、前回エントリーの東京メトロが発行している券同様に、金額式券とせず、矢印式として発券されています。やはり、乗継割引の区間が限定されることから、金額式ではなく、矢印式で発券されたものと思われます。

着駅の表記がスペース上の制約から、駅名の字数によってポイント数が異なっているのが特徴です。

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東京メトロ 中野駅発行 高田馬場駅接続 西武新宿・新井薬師前駅ゆき片道連絡乗車券

2024(令和6)年9月に、東京メトロ東西線の中野駅で発行された、高田馬場駅接続、西武新宿線西武新宿駅・新井薬師前駅ゆきの片道連絡乗車券です。


   

灰色東京メトロ自社地紋のA型券売機券で、矢印式になっています。
御紹介の券は乗継割引が適用された区間用で、区間を限定するために金額式券とせず、矢印式券で発券されたものと思われます。

券売機で発券される乗継割引用の矢印式券としては一般的なものと思われますが、発駅の「中野から」の表記や発売額下にある「西武線」の表記に無理矢理感があります。

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小田急電鉄 参宮橋駅発行 90円区間ゆき片道乗車券

いまからちょうど40年前の1985(昭和60)年1月3日に、小田急電鉄小田原線の参宮橋駅で発行された、同駅から90円区間ゆきの片道乗車券です。


   

桃色PJRてつどう地紋の金額式大人専用券で、シンコー印刷で調製されたものです。
当時の同社乗車券は、殆どが井口印刷で調製されており、山口証券印刷の券も見受けられましたが、希にシンコー印刷で調製された券も存在していました。同社の他に京王帝都電鉄でも発行されていた実績がありますが、首都圏の鉄道会社では、シンコー印刷の硬券は珍しい存在でした。

同駅では近距離乗車券の硬券については他駅同様に常時発売していましたが、きっぷは券売機で購入するというのが一般的になっておりましたので、わざわざ窓口に行って購入する客は蒐集家くらいしか居ませんでしたので、各駅同様にさほど券番は進んでいませんでした。
しかし、同駅は明治神宮の参拝客で混雑すると硬券の発売をしていたこともあり、比較的枚数を捌いていたようです。

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東京メトロ 辰巳駅発行 160円区間ゆき片道乗車券(レプリカ)

あけましておめでとうございます。
旧年中は拙ブログへの御支援、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬ御贔屓のほど、よろしくお願いいたします。


2025年(巳年)の最初は「辰年」から「巳年」へということで、東京メトロ有楽町線の辰巳駅でかつて発行された券を、ちょっとアレンジしてみたレプリカです。


   

2025(令和7)年1月1日に発行されたというアレンジ品で、東京メトロ有楽町線の辰巳駅で発行された券を使用いたしました。
現在の東京メトロの初乗り運賃は170円ですが、それであるといろいろ問題がありそうなので、敢えて160円区間の券を使用しています。


   

こちらは12年前の2012(平成24)年12月に同駅で配布しておりましたカードの西暦部分を変えてみたものです。

改めまして、本年もよろしくお願いいたします。

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京王帝都電鉄 吉祥寺駅発行 西永福駅ゆき 片道乗車券

現在の京王電鉄井の頭線は、帝都電鉄という会社によって開業し、小田急電鉄・東京急行電鉄を名乗る時代を経て、戦後の1948(昭和23)年6月に、京王帝都電鉄(現・京王電鉄)という会社として再スタートします。


   

1955(昭和30)年9月に、京王帝都電鉄井の頭線の吉祥寺駅で発行された、西永福駅ゆきの片道乗車券です。桃色PJRてつどう地紋のB型一般式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。


   

裏面です。券番の他に循環符号と思われる「い」の文字があります。

同社の乗車券は自社地紋が使用されていましたが、自社地紋の券は1959(昭和34)年頃に登場したようで、それまではPJRてつどう地紋が使用されていました。

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東京急行電鉄 吉祥寺駅発行 高井戸駅ゆき片道乗車券

前回エントリーで小田急電鉄時代の京王井の頭線吉祥寺駅で発行された乗車券を御紹介いたしました。しかし、同線が小田急電鉄帝都線として営業された期間はわずか2年しかなく、その後は「大東急」と呼ばれた東京急行電鉄の路線になります。


   

小田急電鉄から東京急行電鉄に移管された後の、1944(昭和19)年8月に、東京急行電鉄時代の吉祥寺駅で発行された、高井戸駅ゆきの片道乗車券です。地紋がはっきりしませんが、B型矢印式の大人・小児用券で、小田急電鉄時代の様式が踏襲されています。


   

裏面です。券番の他、会社名である「東京急行電鉄」の表記があります。
発行駅名の記載がありませんので、東京急行電鉄時代の券には発行駅名の記載は無かった可能性があります。また、入鋏痕が帝都電鉄や小田急電鉄時代のものとは異なっておりますが、入鋏末期のものとそれらの時代の鋏痕は同じでしたので、この時代には何らかの都合で違う鋏痕が使用されていた可能性があります。

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小田急電鉄 吉祥寺駅発行 久我山・高井戸駅間ゆき片道乗車券

このところ多忙でありましたため、前回エントリーから更新の間隔がだいぶ開いてしまいました

前回エントリーで、京王電鉄井の頭線の前身である帝都電鉄時代の吉祥寺駅で発行された乗車券を御紹介いたしましたので、今回は一つ時代があとの乗車券を御紹介いたしましょう。


   

1942(昭和17)年10月に、小田急電鉄帝都線(現・京王電鉄井の頭線)の吉祥寺駅で発行された、久我山・高井戸駅間ゆきの片道乗車券です。
桃色PJRてつだう地紋のB型矢印式大人・小児用券で、当時の小田急電鉄でよく見られた様式です。
当時の同社普通乗車券は「通用発売日共2日」となっており、途中下車も出来たようです。


   

裏面です。券番の他、会社名である「小田急」と発行駅名、「共通区間内下車前途無効」の文言があります。
共通区間内下車前途無効とありますので、途中の井ノ頭公園(現・井の頭公園)駅・三鷹台駅での途中下車は可能ですが、「共通区間」である久我山駅および富士見ヶ丘駅については途中下車をすると前途無効になるということになります。

帝都電鉄は1940(昭和15)年5月に小田急電鉄に合併し、同線は小田急電鉄の路線になっていますが、その2年後の1942(昭和17)年5月には陸上交通事業調整法によって京浜電気鉄道(現・京急電鉄)と共に東京横浜電鉄(現・東急電鉄)に吸収合併され、「大東急」と呼ばれた東京急行電鉄株式会社の路線になり、路線名が帝都線から井の頭線に改称されています。

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