いろじろ覚書(仮)

日々のヨシナシゴトをつらつらとつづりたく・・・
内緒話(笑)は「当覚書について」からメールフォームにて。

【馬乗り的感想】村主章枝選手

2005年12月28日 | 
NHK杯からこっち、村主章枝選手に感動中。
精神力の強さ(の大切さ)を見せてもらった気がします。

NHK杯・フリーの演技中の解説を聞くまで、今シーズンは故障に苦しんでいた
ことを知らなかったのですが、怪我からの復帰に苦しみ、SPで転倒して
出遅れていても、フリーできっちり演技を決めるところを、尊敬。
万全の体調ではなく、トレーニングも不足していて体力的にもきついところが
あったと聞きましたが、
「やることはきっちりやって、決める」
という気持ちがはっきりと見えていつつも、その気合が表現に悪影響を及ぼさない
ところがすごい。
「やるぞ~」っていう顔じゃなくて、ちゃんと演技にあった表情になっている。

その後の全日本まで、決めるところはきっちり決めて、結局トリノ行きも決め
ましたね。

練習が思うようにいかなくても、待機馬場まで不安でも、本場場に入るまでに
集中して、できることは全部やる。
見られる演技をする以上は、見られている間は涼しい顔を通す。
そういう風に乗りたいものです。
「顔に出ない」だけなら、ちっとはできるんだけど、他がからっきしダメダメ
なんだよなぁ(^^;)


馬乗り的にふりかえる2005年

2005年12月28日 | 
年の瀬なので、この1年をふりかえって...まずは馬乗り的に。

【馬乗り的一大イベント!】

一度はやってみたかった、競馬場での誘導を、2月の宇都宮競馬場でやらせて
いただきました!!!
マル殿、あらためて、ありがとうございました。

カドリールでとったキネヅカ(笑)をいかせたのも嬉しかったです。
機会があったらまたやってみたいけど、宇都宮競馬がもう...(泣)


【試合】
試合単位でみると入賞率10割?...と思ったのですが、2月のスクーリングジャンプ
失権していましたよ。トホホ。
でも全体的にみると、悪くない1年だったと思います。

来年も、年末の
「仮装で燕尾チームに勝つカドリール」
めざして、また精進します。

【修業】
走られたり落ちたり、いろいろやりました。
年間落馬回数は5、6回かな。ちょっと多いかも。

あと修業といえば、ESJ関連のクリニックなどなど、に行ったことですね。
まだまだ、来年11月まで続くので、新たなアイディアを得られるよう、精進します。

なお、来年の馬乗り的目標は
「緻密なライダー」
になること。ここででっかく書いて、有言実行をめざそうかと。


【お買い物】
大きいのは革長靴ジャケットかな。

っこれから欲しいものは、
*鞍(馬場鞍かな、まずは)
*ダークグレーのキュロット
といったところ。
寄贈、お待ちしております(笑)


馬乗りにとっての褒め言葉って?

2005年12月27日 | 
今週の「週刊文春」先崎学八段のエッセイ「先ちゃんの浮いたり沈んだり」は、
「その世界独特の言い回し」の話。
数学の世界では「美しい」っていう褒め言葉があって、将棋の世界では、特有の
褒め言葉に「冷静」というのがあるそうなんです。
「落ち着いている」も近い意味だけど、「冷静」の方が上。

ここまで読んで、さて、
馬乗りにとっての褒め言葉
って、何だろう、と思ったわけです。

日常、よく口にするのは
「○○さん、うまいよねー」
...当たり前すぎる。
「冷静」も、わりとあてはまる気がしますが。
ジャンプオフを狙って確実に障害をクリアしている人には
「周到だなあ」
と思うかなぁ。

馬乗りにとって最上の褒め言葉って、何でしょう。
諸賢のご意見をうかがいたし。


終わってみると悔しい、トップスコア2位

2005年12月25日 | 
私にとって12月最大のイベント(笑)、クリスマスホースショーでした。
最大の勝負どころのカドリールについては別の覚書に書いていますが、
悔しい結果に終わりました。

午後のトップスコアもがんばらないと、とは思うものの、こちらは
スプリングホースショーではひとつ上のクラスに出ているような人
と一緒の勝負なんです。正直いって、私には厳しい戦いです。
自分にできることをやって、それに見合った結果が出るのを受け止める
しかない、というところです。

下見に入ると、うーん。難しい。
コースの中央にある300点のオクサーをどう使おうと思案していると、
「障害は太陽に向かって見ると大きく見えるから、なるべく太陽を背にして
向かうと良いよ」
というアドバイス。
じゃあジョーカーは太陽を背にして、できれば2回行けるようにしよう、
周辺の点数の低い障害をまわって、300点のオクサーも太陽を背にする側
から入ろう、と思ったところで時間切れ。
私の出番は26人中の25番目なので、他の人の走行を見て、考えることに
しました。

ようやく、私の番。
待機馬場で3年ぶりの相棒、Se嬢にまたがって障害に入ると、良い感じ。
私の前に乗っていた子にも「今日はとっても良い子です」って言われていた
のですが、良すぎて私には乗りきれないんじゃないか、っていう不安は
なくなりました。
馬場に入ると、いつも笑顔の姐さんから、熱い声援が。
姐さん、もう飲んでるんですか?(笑)

100点のオクサーからジョーカーをクリア!
そのまま低い障害をまわり、200点の垂直と飛び、もう1度100点のオクサー
からジョーカーへ。
Se嬢がちゃんと落とさずにクリアしてくれました。
その後、真ん中の300点のオクサーへ。
...と、このあたりで私の予定は終わってしまいました。
予想外に時間が余ってしまい、あらららと思いながらまわれるところをまわり、
もう1度300点のオクサーに入ったところで、落としてしまいました。
実は、後半はよく覚えていません(^^;)

Se嬢のおかげで、けっこう点がとれたかな、と思っていたら、なんと2位
入っちゃいました。
でもなー、優勝したのはカドリールで負けた燕尾服チームのメンバー。
あの300点を落としていなければ逆転できていたので、終わってみると
ちょっと悔しい2位でした。

でも3年前は持っていかれっぱなしで、ゴールを切るのが精いっぱいだった
Se嬢と、気持ちよくコースをまわれたのは収穫でした。ありがとう。
また乗せてね。

【2005カドリール覚書-10】勝ちたかった...

2005年12月25日 | 
いよいよ、クリスマスホースショー当日。本番です。
当日のサプライズゲストも迎え、わがチームの準備は万端です。
あとは全力を尽くすだけ。

今年のわがチームは「6ダーバード」
音楽は
 *入場=ドラクエの「序曲のマーチ」
 *本編(速歩区間)=「サンダーバードのテーマ」
 *本編(駈歩区間)=「Livin' La Vida Loca」(リッキー・マーティン)
 *退場=「ゴールドフィンガー99」(郷ひろみ)
です。
衣装はサンダーバード(IRマークのかわりにクラブのマーク入り)から、退場で
HG風に早替わり。ちなみに私はサンダーバード5号(ピンク)。
3度の合宿でつくった力作です。

わがチームの出番は8チーム中の7番目。
最大のライバル・燕尾服チームの直前です。
それぞれ、自分の馬に乗り、準備運動に入ります。
相棒のS嬢は「いい動きだねー」と、チームメイトのY田さん(父)にほめられましたよ。

いよいよ入場。みんな落ち着いています。
駈歩区間に入って、各個に巻乗りがちょっと乱れたかな、というところがあり、また
Y田さんによると、最後の中央線に入るところがやや揃わなかったそうです。
でも、これまでのベストパフォーマンスはできたと思います。
S嬢も、本編に入ったらちょっと動きが重めでしたが、よくがんばってくれました。
ありがとう。

結果は、燕尾服チームに続く2位
今回はほんとに、ほんとに勝ちたかったカドリールなので、無念です。悔しい2位
としか言いようがありません。
表立って口には出さないものの、
「燕尾服を着ずに、いい演技をして勝とう」
「強い人に頼るのではなく、自分たちの力をつけて勝とう」
と思って練習してきて、自分たちなりの手応えも感じての、この結果ですから。

あとで聞いたところ、3位(隠れた強敵といっていた、平日に練習しているマダム
達のチーム)との差が0.1点、1位との差が0.1より少し開いていたそうです。
この差を埋めるだけではなく、ぶっちぎりで勝つために、チームに何が必要か、
よく考えなくては。


まだまだ、道は続くということですね。

逃がさずに乗ること

2005年12月23日 | 
試合の相棒はSe嬢ですが、今日の相棒はC嬢です。
(Se嬢にはでっぱりくんが乗ってました)

私がC嬢に乗ると、ついついスイッチを押してしまいがちなのですが、
「いまこの馬に乗って走られてるのはいろじろさんだけですよ。
他の人が乗ったら重いんですよ」
といわれています。
「もっと細かく考えて、優しく乗るように」
「出したいときに出せるのは良いことなんだから、もう少し細かさをもって」
と、何事にも大雑把な私には耳の痛い指導が続いています。

ところが!!
今日乗ったら、C嬢が重いんですよ。
たぶん、生涯初です。この「重い」感じは。

障害に入っても、今日はちょっと重めで、途中からステッキを持ちました。
「重い、っていう感じを持って乗ってるから良いですよ」
「今日は逃がさないで障害に入っているから、重いのは別として良い感じです」
だそうです。よかった。

でもコース練習に入ったら、5番目の障害で止まられ、ジョーカーで何度も
止まられ...試合だったら失権だなこりゃ。
「1個の障害を飛んでるときにできていたことができなくなっていますよ。
悪いところが出たと思いなさい」
だそうです。
本番は悪いところが出ないように、がんばるしかないですね。


【2005カドリール覚書-9】最後の練習

2005年12月23日 | 
※覚書の番号が飛んでいるのは、12/3の週、12/10の週の覚書が書きかけだから
です
後日、間を埋めます。

クリスマスホースショー本番を25日に控え、最後の練習です。
最後の練習は9:00から。寒い。眠い...

まず、入場から通して練習します。
どうも入場のキンチョー感(と団体行動)がご不満らしいP君も平穏で、速歩区間
まではひじょうに良い手ごたえ。
だったのですが。
駈歩区間に入るとJ君が荒れだし、いつもは安定している、私の前を行くL嬢も
不穏なようす。S嬢はそれをマネして何かしそうな気配だし(今日はよくガマンしました。
S嬢、エライ)
結局ひとり落馬してしまって、いったん中断
朝イチレッスンの難しさ(馬も朝イチで、乗り替わりの恩恵も悪影響もない)
を感じました。

その後駈歩区間だけを何度かやってみて、あらためて全体を通しました。
みんなの意識が合ってきているし、悪くない感じだと思います


あとは本番を残すのみ
大きな心で、緻密に、堂々と。
わがチームのミッションはただひとつなのですから

私もそうらしい...

2005年12月12日 | 
私の通うクラブには、いつも笑顔で馬に乗っている姐さんがいます。
馬場の試合でも
「あの笑顔で審判の点数が上がるよなー」
と言われるくらいの笑顔っぷり。
乗っているご本人に
「楽しそうだねー」
と声をかけると
「そんなことないよー、たいへんなんだよー」
とか、
「まじめにやってるんだよー」
と言われます。

それをふーん、と聞いていた私なのですが、どうやら私もそういう感じらしい
ことが判明しつつあります(狼狽)

「いろじろさん、ぜんぜん怖そうじゃないんだよね」(いーえ、ものすごくコワイと思ってます)
「馬が走ってても笑ってるし」(そんなつもりは...)
「いつもあんまり苦じゃなさそうに乗ってるんだよね」(苦労してます、すごく)

そんなぁ(x_x;)、と思っていたのですが、この間、ずーっと前の試合(障害で、
バッテンクラスを卒業した直後くらい)のビデオを見たら、たしかにあまり
怖そうに見えません、われながら...orz
ものすごく走られちゃって、障害もたくさん切られて落として、どうして
ゴールが切れたのか不思議なくらいだったのになー

私の場合「楽しそう」というより「ふてぶてしい」に近いコメントが多い気も
するし(さらにorz)


これって
「飲んでも顔に出ない」
っていうのとつながってる…ワケないですよね。



舞妓さんのblog

2005年12月12日 | 雑記
京都・上七軒の舞妓さんのblogが、14日からスタートするそうです。
(http://ichi.dreamblog.jp/ )
(ニュース記事はこちら:
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/network/news/20051209org00m300140000c.html )

ニュース記事中に「舞妓のブログは全国で初めてという。」ってあったのが、
ちょっと意外でした。