宇都宮遠征(その4=ビッグイベント本番)

いよいよ、ビッグイベント当日となりました。
1Rの準備をすませて、10:30には装鞍所で待機なので、さっそく
ロビンの準備に入ります。
私とロビンは今日が初対面&もちろん初乗り。

1R～7Rはロビンも「普通のオシャレ」なので、たてがみの三つ編み
を嫌がるそぶりもあまりなく、すんなり終了。

まずマルが1Rの誘導、私は2Rの誘導から入ります。
以降、1R交代で誘導です。
宇都宮競馬の誘導馬はパドックは周回せず、本場場入場のときに
1騎で出走馬を先導します(全馬が列になってついてくるわけでは
ないのですが)。
つまり、私は最初から「ひとりで誘導」ということ。ドキドキです。

2Rの待機時間より少し早く出て、ロビンに乗ってまわりの邪魔に
ならないところで歩きます。
ロビン、おとなしいなあ。エライ。どうやら大丈夫そうです。

いよいよ記念すべき初誘導。
先頭で本場場に出て、ゴール板寄りのラチ沿いを軽速歩。
1300mスタート地点付近でいったん停止。出走馬のようすを見つつ
スタンド寄りのラチ沿いに戻ります。
スタンドの子供たちに「わー、ロビン、可愛い～」とホメられ、
とりあえず人のほうは相当、上機嫌(笑)

それにしてもロビンってば、重い。
鞭を持って出ていたのでパチパチ叩きながら動いていましたが、
スタンド側に鞭が見えると、
「ロビン君がお姉さん(ということにして)に叩かれてる」
のが丸見えになってしまいます。
それではイメージが・・・(苦笑)ということで、次のレースからは、
鞭は必ず右手(スタンドから見えない側)に持つことに決定。

以後滞りなく各レースの誘導はすすみ、6Rのスパーク賞では、
横を通ったジョッキー("Mr.Pink"内田利雄騎手だったハズ)に
「ラメがオシャレですね」ってほめられちゃいましたよ(^^)V

場内アナウンスでも「ロビンのおしゃれ度も徐々にあがってくる
そうなのでご注目を」とか言われちゃうし、こちらも気合が
入ります。期待を裏切らないよう、ロビンの馬装も徐々に華やか
さ(というかハデさというか)を増していきます。

さて、10Rのレーヌ・ド・フレーズ(苺の女王)賞です。
やっぱり苺の飾りをつけるしかないでしょう、ということで、
たてがみに苺と葉っぱの飾りをくくりつけましたが、この苺が
動くとカラカラ鳴るのです。
ロビンが嫌がって騒ぐかな、と思ったのですが「まあいいや」と
思ってくれたようなのでそのままつけておきました。
そうしたら!!
本場場に出る寸前になって「やっぱりイヤだ～」と嫌がるそぶり。
もう出走馬が背後に来ているし、今頃言われても
もう間に合わないよ～、ロビン。
というわけで、そのままなだめながら出て行きました。
ロビンは相当、イヤそうでしたが(さぞかし後悔したに違いない)、
何とか我慢して装鞍所まで戻ってきてくれました。よかったよかった。
そして苺もお客さんに好評。お写真用に立ち止まり、ファンサービス
もさせていただきました(^^;)

とにかく、とっても楽しかった!!です。
マル殿、良い経験をさせていただきました。
大感謝です。ありがとうございました。
「馬乗り人生で一生、着ないかもしれない燕尾服」も着られて、
嬉しかったです。持ち主さんにもくれぐれもよろしくお伝え
くださいませ。

(それにしてもマルって競馬場のみんなにモテモテね...)