先日は隣県三重のラーメン・レポを行いましたが、実は同日の主目的は美術館へ久々に足を運ぶことでした。
目的は三重県立美術館で開催されている「蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち」2012年6月2日(土)―7月8日(日)です。
実のところ私自信は蘇我蕭白(そがしょうはく1730~1781)については全く予備知識などはなく、同美術館HPなどで同年代の円山応挙(1733~1795)、伊藤若冲(1716~1800)、長沢芦雪(1754~1799)と並び評されている「奇想の画家」であることを知り興味津津で訪れたのであります。
この美術館には十数年前にバイク・ツーリングで訪れた記憶があります。
今回は蕭白と同時期に京で活躍した応挙や若冲などの作品もあわせて展観でき、鮮烈に輝く蕭白の個性に迫っています。
各々の作品を評する知識も眼力もありませんが、とにかく面白い。
蕭白の多彩な技法、大胆・ダイナミックな表現と精緻で鋭い描写・筆運びのコントラストに見入ってしまいます。
また多くの題材を中国古典をモチーフにしていますが、その解釈や構図にユニークさが感じられます。
おまけのように応挙や若冲も展示されていますが、こちらも中々のものです。
出来れば芦雪なんかと比較展示され、その表現力の違いなどがが見比べられると最高なんですけど…。