神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)

風吹くままに 流れるままに
(yottin blog)

同級生旅行リポート 3

2019年10月27日 19時54分37秒 | 旅行 関東.東海

蔵王お釜近くにはレストラン&土産物センターがある

ここで「ふくろう」の瀬戸物の置物を見つけて2種類購入、ふくろうの縁を感じた

レストランの上には神社もある

燃料が乏しいが帰りは下りばかりなので少し安心、まだ10Lはあるから最低でも

50kmは行ける

宿までとうとうスタンドを発見出来ず、そして今夜の宿を発見、玄関につけて

例のドライバー氏Mに「フロントでスタンドの場所を聞いてきてください」とお願い

みんなは荷物を下ろして外で待機している

Mが戻ってきた、そして「なにや~、ここじゃないがな!」

「え~? どういうこと」 「隣の宿なんやて! 恥書いたがや」

そういえばパンフでは我々の宿は2階建てのユースホステルみたいだった、でも

ここのホテルは5階建てくらいで大きいから、少し変な気はしてた

でもカーナビはここにつれて来たのだった

「ところでスタンドは?」と聞くと

「それどこじゃあ、ありゃせんわい! 恥ずかしゅうて聞くどころじゃないわ」

もっともなお話、それで隣に見える宿に移動した、3階建ての

「季の里」という宿です

小さいけれど明るくて素敵なロビー

すぐに番頭さんらしきおじさんが、お出迎え

スタンドの件を訪ねたら、今日は休みなので明日入れる方が良いとのことだった

外観は?みたいな感じだったが、玄関を入ると独特の雰囲気のフロント

大勢客が居るわけでは無いが暖かみと賑わいを感じる

なんだろうこの安心感は

至る所にこんな飾りがあって、おもてなししてくれる

これはトイレの中の飾りです

お風呂、内湯は沸かし湯で、外から引いている水には温泉成分が

溶け込んでいるとのこと、でも温泉では無い

だが駐車場の端にある平屋の小さな建物には、源泉掛け流しの温泉が引いてある

とのこと、楽しみだ

これが外湯

早速風呂に入った、我々以外の客はいない、10名ほどでいっぱいになるお風呂だ

そして宴会時間となった

団体は我々の他にいないような雰囲気、あとは少人数や二人客ばかりのようだ

一時間ほど、静かに語りながら食事を楽しんだ

お料理は東北ならではの具だくさんで量もそこそこ多め、板前さんの腕が良いのは

料理のセンスを見るとよくわかる、これは満足点だ

 

東北地方の料理は素朴で派手さが無いが心がこもっている

味良し、質も量も素材も、すべてにおいて素敵なのです

やはり料理には真面目さと真心がたいせつだと思わせてくれる数々でした

 

さて一時間過ぎたところでカラオケと踊りのショータイムのはじまり

いつもの如く、衣装替えから始まり、カラオケも絶えない、カラオケはこの部屋だけ

部屋は広々して踊りを踊るのに最高だ

でも料理がよすぎる、ほんとうに美味しいし色合いも良い

そして最後に恒例の高校三年生をスクラム組んで歌った、万歳三唱で閉めた

 

それから部屋に戻って、暫く休憩後、同室の3人で外の風呂へ行った

誰も入っていない、6人ほど入ればいっぱいの湯船、なめてみたら塩分がある

すぐに肌につるつる感がきた、硫黄分も含んでいる

熱い!うん熱い ここは我慢してじっと入っている、半身出したり入ったり

でも体はあまり温まらない、湯は熱いのに汗もさほど出ない

ところが着替えて外へ出た頃から体がポカポカと温かくなってきた、これは凄い

厳選の効果か?、他の7人はとうとう外湯に来なかった

部屋に戻ってからマッサージを頼んで一時間じっくりやってもらった、私だけだった

 

周辺の景色も素敵

翌朝は6時前に起きて、また3人で外湯へ行く、玄関先で他の客と一緒になった

我々が入ってすぐ、追いかけるように3人組が入ってきた、若い人たちだ

狭い湯船ゆえ、すぐに話しが始まった、彼らは広島の大企業に勤める30代の

仲良し、4泊五日のレンタカーでの東北温泉巡りだそうで、明日は山寺.平泉

最後は青森まで行くそうだ、蔵王にはスキーでもう何十回も来ているとのこと

このメンバーの中に金沢出身者がいると言うことで、我々に随分と親近感を

持ってくれた、36歳独身、優良企業勤務、お嫁にいかがでしょうか?

「広島は雪が無くていいね、金沢には戻りたくないだろ?」と聞いたら、広島も山間部は結構降るし

市内でも海岸部でもたまに降るらしい、「雪の宮島って聞いたことありませんか?」と聞かれ

そういえば聞いた気もする、それに大山が冬遭難も起きるほど雪が深いことも

聞いたことがある

スキー場も中国山地にはたくさんあるらしい、こうして知らない土地の人と語り合う

のも旅の楽しみである

私が外で写真を撮っていたら、彼らが交代で写真を撮っていた4人組だった

「4人一緒にとった方がいいだろ、私が撮ってあげますよ」

彼らは喜んで、「もしそちらへ行ったら寄るかも知れません」と言って別れた

気持ちの良い若者達だったが、話しの中で我が町出身の若者も同じ会社にいると

言っていた

さあ、今日は曇りだけど一日持ちそうだ、荒川峡沿いに北上して新潟の岩船胎内

をめざし、笹川流れで遊覧船に乗るのが峡のメインイベントだ

 

            つづく

 

 

 

 


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