【写真:再整備されるJR野洲駅南口駅前広場(野洲市小篠原)】
野洲市は、JR野洲駅南口駅前広場を再整備する計画の概要をまとめた。歩道を拡幅したり、電柱をなくすなど、利用者の利便性や景観を重視したという。本年度中に着工し、2013年度までに整備を終える。
整備後の駅前広場は、現在から約1200平方メートル拡大して約6千平方メートルとなる。事業費は約3億8千万円。駅に近い西側の長さ約45メートルの歩道を4メートル拡幅して9メートルにしたり、雨除けの範囲を拡大する。またロータリーを東側に約50メートル広げ、バス4台分の停車場所や乗用車駐車場8台分を新設する。
同市は現在の駅前広場の隣接地を購入した2004年から、再整備の計画策定に取り組んできた。今年3月から学識経験者や住民、バス・タクシー業者などでつくる検討委員会で、市が策定した計画案を検討し、7月下旬に概要を固めた。
また、現在の南口駅前広場に隣接し、アサヒビールが系列会社と所有する土地約9300平方メートルについて、市は取得する方針を示しているが、今回の再整備は切り離して行う。
市都市計画課は、広場に出入りする道路レーンを増やせないため、再整備後も依然として、車の混雑が残る可能性はあるとする。「課題は残るが、まずは人の流れを整えて利用しやすい駅前にしたい」と理解を求めている。
(8月18日付け京都新聞・電子版)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110818000113
野洲市は、JR野洲駅南口駅前広場を再整備する計画の概要をまとめた。歩道を拡幅したり、電柱をなくすなど、利用者の利便性や景観を重視したという。本年度中に着工し、2013年度までに整備を終える。
整備後の駅前広場は、現在から約1200平方メートル拡大して約6千平方メートルとなる。事業費は約3億8千万円。駅に近い西側の長さ約45メートルの歩道を4メートル拡幅して9メートルにしたり、雨除けの範囲を拡大する。またロータリーを東側に約50メートル広げ、バス4台分の停車場所や乗用車駐車場8台分を新設する。
同市は現在の駅前広場の隣接地を購入した2004年から、再整備の計画策定に取り組んできた。今年3月から学識経験者や住民、バス・タクシー業者などでつくる検討委員会で、市が策定した計画案を検討し、7月下旬に概要を固めた。
また、現在の南口駅前広場に隣接し、アサヒビールが系列会社と所有する土地約9300平方メートルについて、市は取得する方針を示しているが、今回の再整備は切り離して行う。
市都市計画課は、広場に出入りする道路レーンを増やせないため、再整備後も依然として、車の混雑が残る可能性はあるとする。「課題は残るが、まずは人の流れを整えて利用しやすい駅前にしたい」と理解を求めている。
(8月18日付け京都新聞・電子版)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110818000113