滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0709/148:図書館問題】インターネットで予約OK、草津市立図書館が10月2日から

2007-10-01 00:09:57 | Weblog

草津市立図書館は、インターネットを利用した蔵書の予約サービスを10月2日から始めます。予約状況の確認や取り消しなどもでき、図書館は「日中忙しい人にも活用してほしい」と呼びかけています。市立図書館(滋賀県草津市草津町)と南草津図書館(同市野路1丁目)の蔵書計約42万冊やビデオ、CDなどが対象です。貸し出し中の図書をネット上で予約、取り消しできるほか、予約状況や返却期限の確認もできます。受け取りなどは図書館カウンターで行います。

利用できるのは草津市と守山市、栗東市、野洲市の住民と草津市への通勤、通学者です。資料貸し出し券と、図書館カウンターで発行するパスワードが必要になります。両館では年間約127万冊を貸し出しています。問い合わせは市立図書館TEL077(565)1818。

(9月30日付け京都新聞が報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007093000039&genre=K1&area=S10

【0709/147:医療問題】脳障害に理解と支援を、友の会全国大会に500人、大津

2007-10-01 00:01:25 | Weblog

交通事故などで脳に障害を持った人たちへの理解と支援の拡大を目指す「脳外傷友の会第7回全国大会」が9月29日、大津市の琵琶湖グランドホテルで開かれました。全国から当事者や家族ら約500人が参加し、当事者代表の5人が職場での苦労などを発表しました。

2001年に交通事故に遭い、現在は菓子製造会社でアルバイトをしている友の会「しが」の石黒勉さん(39)は「倉庫から商品を取り出す作業では、職場の同僚が面倒くさがらずに商品名や個数を書いたメモを渡してくれる」と周囲のサポートに感謝を示し、「仕事が遅くても、一生懸命こなすことが課題」と話しました。

北海道の友の会「コロポックル」の斎藤和子さん(55)は事故で重傷を負い、記憶喪失などの障害が現れましたが、「会った人の名前を忘れないよう、特徴を何度もメモし、記憶にとどめた」と克服法を紹介。現在はボランティア活動にいそしんでいるとのことです。

交通事故や脳こうそくなどが原因で、記憶障害や失語、感情コントロールの低下などの脳機能障害を抱える人は全国で30万人とされます。外見からは障害がわかりづらく、周囲の理解や協力が得られないと職場復帰が困難です。

こうした当事者を支援する友の会は現在、全国に18団体あります。大会を主催した友の会「しが」代表の上坂順子代表(49)は「脳機能障害についてもっと多くの人に知ってもらい、就労の機会や社会のサポートが増えてほしい」と期待しています。

(9月30日付け読売新聞が報道)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news003.htm