滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0704/43:長崎市長銃撃事件】東近江市長が追悼のコメント「伊藤長崎市長の悲報に接して」

2007-04-20 01:33:03 | Weblog

長崎市長選の運動期間中に暴力団幹部の銃撃を受け死亡した伊藤一長市長(61)の無念の死を悼み、中村功一東近江市長は十八日、冥福を祈るコメント「伊藤長崎市長の悲報に接して」を発表しました。

伊藤市長から2005年2月、八日市大凧まつりで飛翔する大凧「非戦の誓い」ヘ平和を祈るメッセージが寄せられていることから、実行委員会会長を務める中村市長は、感謝と冥福を祈るコメントを送ることにしました。内容は次の通りです。

 「伊藤長崎市長の悲報に接して」

 この度の伊藤長崎市長の突然の悲報に接し、このような暴力事件に対し、激しい怒りを感じるとともに、おどろきを隠しきれません。

 本市は、江戸中期からの風習であり、国の無形民俗文化財に選択されている八日市大凧について、伊藤市長から熱い思いをいただいたことがあります。

 八日市大凧の特徴の一つとして、その時々の社会状況等をテーマとし、意味合いを持たせる「判じもん」と呼ばれる図柄としております。

 現在、八日市大凧まつりで飛揚を行っている百畳敷八日市大凧の図柄は、「非戦の誓い」という判じもんとなっており、文字通り平和へのメッセージを発信するものであります。

 また、人々の願いやメツセージを「願い札」に託し、大凧の裏面に多数貼られております。

 この平和をテーマとした大凧へ、被爆地から世界平和に向けてご尽力いただいている伊藤長崎市長から、平成17年2月、「皆さまの平和への願いを乗せた大凧が、核兵器廃絶と世界平和の実現の象徴として大空へ飛翔する事を期待します。」とのメッセージをいただきました。

 今年も5月27日の大凧まつりで、八日市大凧「非戦の誓い」を、市民をはじめ多くの平和を愛する人々の願いを託し、大空高く飛翔することにより、全国各地だけでなく、世界に向けて、「非戦の誓い」を発信し、改めて平和について考え、伊藤市長の平和への思いを大切に伝えてまいりたいと考えております。

 伊藤長崎市長に改めて感謝の意を表しますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。

(4月19日付け滋賀報知が報道)

【0704/42:長崎市長銃撃事件】県内でも不当要求への対処や首長の警備などを見直す動き

2007-04-20 01:24:23 | Weblog

長崎市の伊藤一長市長が4月17日に拳銃で撃たれ死亡した事件は、県内でも「あってはならないこと」と怒りの声が上がり、ゆかりのある県民は悲しみに包まれまました。一方、県内の自治体や県警では、不当要求への対処や首長の警備などを見直す動きも始まりました。

■行政

県は、嘉田知事の県庁外の公務などの随行について、幹部らが協議。現在は職員1人が付き添いますが、県秘書課は「随行職員を増やすことも検討したい」としています。

愛荘町では昨年6月、村西俊雄町長が道路工事に関する苦情で、町内の建設業者から呼び出され、事務所で胸ぐらや右腕をつかまれるなどし、建設業者は傷害容疑で逮捕されました。同町総務課は「当時は職員の危機管理意識が低かったかもしれない。トップが動く前に、できるだけ職員で対応できる態勢にしている」としています。

■県警

伊藤市長の襲撃事件を受け、統一地方選の立候補者らが過去にトラブルに巻き込まれたことがないかどうかなど、周辺情報の収集を始めました。

また、夏の参院選にあわせて来県する閣僚級や、11月に大津市などで開かれる「全国豊かな海づくり大会」に出席する天皇、皇后両陛下の警備などを担当する警備2課は「万全な態勢で臨みたい」と気を引き締めています。

一方、右翼などを名乗って自治体に高額な書籍の購入を求める事案も多く、担当の捜査2課は「脅迫や職務強要などさまざまな行政対象の暴力についても警戒していく」としています。

(4月19日付け読売新聞が報道)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news001.htm


【0704/41:新幹線新駅問題】栗東の経営者団体「絶対に作る会」が知事に新駅建設を要望

2007-04-20 01:13:04 | Weblog

栗東市の新幹線新駅建設のために、地元企業から資金を募っている経営者団体「新幹線南びわ湖駅を絶対につくる経営者の会」のメンバーが4月19日、大津市の滋賀県庁を訪れ、嘉田由紀子知事に新駅建設に関する要望書を提出しました。

知事室で、同会の田中康人代表(44)ら4人が「新駅を凍結する場合の地域経済振興策は」「知事は凍結を民意というが、建設資金のための募金が集まればそれも一つの民意と受け止めてほしい」などと訴えました。

嘉田知事は「福祉や教育などほかに優先すべきものがある」と答えました。

同会は、栗東市内の中小企業の経営者ら7人が3月下旬に立ち上げました。8月末までに10億円を集めるとしており、今月19日現在で1億1820万円の募金予約があるとのことです。

(4月20日付け京都、朝日、毎日などが報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007041900104&genre=C4&area=S00

【0704/40:障害者問題】県が障害者福祉で数値目標を盛り込んだ計画を策定

2007-04-20 01:07:07 | Weblog

県はこのほど、県内の障害者福祉の在り方について定めた「障害者福祉しがプラン」を策定しました。障害者施設の入所者に対して、地域での生活への移行を進めることや、企業などで働く一般就労者を増やすことなどについて、数値目標を盛り込みました。

同プランでは、2011年度を目標年次としている。約1000人の施設入所者のうち、107人を家庭やグループホームなどの地域生活に移行させます。そのために、グループホームの整備を進め、定員を現在の662人から1017人に増やします。

また、障害者約6万2000人のうち、就業者を2300人増やして8100人とし、うち、企業との雇用契約を結んでいる一般就労者を1700人増の5300人とします。

障害者教育では、体験学習や講演などを実施する小中学校を、現状の289校(公立、私立含めて)から県内327校(同)すべてに広げます。

同プランは、障害者自立支援法の施行に伴い、障害者サービスの在り方を見直すものとして、各都道府県での策定が義務づけられているものです。

(4月19日付け京都新聞が報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007041900034&genre=A2&area=S00

【0704/39:長崎市長射殺事件】大凧まつり実行委員会が追悼コメント、「暴力に激しい怒り」

2007-04-20 00:57:10 | Weblog

長崎市の伊藤一長市長が選挙運動中の4月17日に暴力団幹部の男に銃撃され、死亡した事件を受け、東近江市の八日市大凧まつり実行委員会(会長=中村功一市長)は4月18日、「このような暴力事件に対し、激しい怒りを感じるとともに、驚きを隠しきれません」とする追悼コメントを出しました。

毎年5月に大凧まつりで飛ばす百畳敷きの大凧には「非戦の誓い」というテーマが込められており、2005年2月に長崎市の伊藤市長が寄せた「核兵器廃絶と世界平和の実現の象徴として大空へ飛翔することを期待します」とのメッセージを貼り付けていました。

(4月19日付け朝日新聞が報道)