滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

「0704/04:県議選】市民団体が行政の透明性などを問う候補者へのアンケート、ネットで結果を公開中

2007-04-02 18:59:58 | Weblog

市民団体「市民運動ネットワーク滋賀」(事務局・大津市)が、県の透明性や公正性を高めるための提言を40項目にまとめ、それに対する意見を県議選の候補者にアンケートした。結果をインターネット上で公開しています。立候補した77人中54人が回答しており、同ネットは「投票の判断材料になれば」としています(関連ニュース番号0703/62、3月30日など)。

同ネットは県の政策や社会的な問題について勉強会などを開いており、県議選でのアンケートは4年前に続いて2回目。前回は県政への提言を公募して130項目に上ったが、今回は40項目に絞りました。

提言は、各分野の政策に対するものでなく、情報公開や入札制度、政務調査費制度の改革など県政の透明性を図る内容です。住民投票制度、永住外国人の参政権問題なども含まれています。

3月初めに候補者にアンケートを配り、告示までに回答があった54人分を同ネットの以下のホームページで公開しています。

http://homepage3.nifty.com/networkshiga/

回答は各項目ごとに、賛成=○、反対=×、どちらとも言えない=△の記号で示しています。

投票日までページは更新せず、選挙後に集計した分析結果を掲載する予定とのことです。

前回は候補者の約9割が回答したのに対し、今回は約7割にとどまりました。また、前回に続いて知事にも同様のアンケートをしたが、前回は当時の国松知事から回答が寄せられたものの、今回は嘉田由紀子知事からは回答がありませんでした。

池田進代表は「マニフェストは市民にとって受け身になるが、提言は市民からのアクションである点で新たな取り組みだ。回答が減ったのは残念だが、投票の参考にしてほしい」と話している。

(4月1日付け朝日新聞の報道に一部加筆、4月4日付け産経も報道)

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000704020002




【0704/03:廃棄物処分場問題】彦根に大型ゴミ焼却場?共産党関係者らが計画の白紙撤回を知事に要望

2007-04-02 02:48:59 | Weblog

県などが湖東地域(彦根市と犬上郡、旧愛知郡)の広域化・大型ゴミ焼却場計画を、彦根市石寺町を候補地として進めているとして、共産党関係者と関係市町議らが3月23日、知事に計画の白紙撤回を要請しました。

ゴミ焼却場は、1999年に県が発表した「一般廃棄物処理広域化計画」に基づき、関係市町がつくる湖東地域一般廃棄物処理広域化事業促進協議会が計画しているものです。共産党の彦根市議らによれば、候補地は同市石寺の非農耕地約14ヘクタールのうち5ヘクタールとのことです。しかし、県や彦根市は、「公表できる状況ではない」などとして詳細を明らかにしていません。

要請に際して、関係者らは、地元住民の不安の声を紹介しながら、「ガス化溶融炉であれば、多大な負担を市町民らに背負わす」、「住民に隠し続けて計画を進めるのは誤り」、「ゴミ減量化へ生産者責任を明確に」と指摘し、計画の白紙撤回と、公開を原則とすることなど市町への指導を求めました。

「広域化計画」は、政府がダイオキシン対策を理由に各県に指示しているものです。国などの補助金が付くこともあって各地でRDF(固形燃料)化やガス化溶融路が安全性の検証もなしに推進されている、との批判がなされています。県では、湖西広域連合(現高島市)が2002年にガス化溶融路を建設しました。他の計画は、湖東地域以外では、進んでいません(旧志賀町の焼却施設計画は凍結されています)。

(4月1日付け滋賀民報が報道)

【0704/02:県議選】大津市で4月1日、学生らが県議選への投票を呼びかけ

2007-04-02 02:10:54 | Weblog

滋賀県議選(8日投開票)での若者の投票率アップを図ろうと、県内の大学生らが1日、大津市打出浜のショッピングセンター前でチラシを配りました。

草津市や東近江市、京都市の大学生ら10人でつくる「Over50%実行委員会」が企画しました。チラシは若者に親しみやすいデザインで、県の借金や前回の県議選の投票率とともに、「あなたが気づけば滋賀県は変わる」と書かれています。先月にもJR草津駅や守山駅などで活動し、計約1500枚を配りました。

この日はメンバー4人が街頭に立ち、「4月8日は統一地方選挙の投票日です」と言いながら買い物客らにチラシ約500枚を手渡しました。

代表の京都精華大4年の森由貴さん(22)は「自分たちの生活に関わる選挙にもっと関心を持つ若者が増えてほしい」と話していました。

(4月2日付け京都、朝日、毎日などが報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007040100095&genre=K1&area=S00
など

「0704/01:労働問題】高月町議会が3月23日、労働法改正に反対の政府あて意見書を全会一致で可決

2007-04-02 02:02:05 | Weblog

高月町議会は3月23日、「労働法を改悪するのでなく、改善してください」とする政府あての意見書を全会一致で可決しました。共産党の井口賢一議員が意見書案を提出し、前議長(自民党)ら2氏が賛同者となっていました。

意見書は、厚生労働省が労働法を改正して、労働者に残業代を支給しなくてもよい制度や金銭を払えば自由に解雇できる制度の導入を狙っていることを批判しています。

正規雇用が基本のシステムづくりや、最低賃金の大幅引き上げなどを求めています。

(4月1日付け滋賀民報が報道)