徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

子供が走り回れる家-3

2016-06-16 09:00:28 | こだわりの趣味の部屋を作る
 “家の中を走り回る”と“階段”を組み合わせる第二案を考え始めた「らせんに広がるイエ」。

 

 階段を子供の遊び場として捉えての提案。そうであれば階段は家の中心に堂々と配置したい。またストレートに2階に行くような直進階段だと味気ない。階段を中心にしたプランニングを模索する私…。

 そして生まれたのが、リビング・吹抜を中心に据え、小分けした階段がそれを取り囲み、階段の周りに各部屋を配置したプラン。階段を小分けにするということは、色々な高さの床レベルが発生し、視線のUP・DOWNが創生する。

 視線のUP・DOWNは、子供の視界をバラエティにさせるはずだ。これは大人でも同じ効果があるはず。

 違う床レベルに各々部屋があり、その部屋を階段がつなぐ空間構成も面白く様々な生活シーンを生むに違いない。

 

 私の頭の中には、リビングで寛いでいるクライアントの周りで、子供が階段を駆けずり回って飛び跳ねてる姿が浮かんできた。

 この案で行こう。そう決めた瞬間だった。


 ~つづく~

 

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