位置

2016-04-27 23:26:21 | 読書、書物

  晴れ。

 梯子登ったり屋根に登ったり階段上り下りしたりとハードな一日だった。照りつける日差しと強風との格闘、もういい加減鬱陶しくなってきました。そんな訳でさっさと撤収。

 京極夏彦著「姑獲鳥の夏」を読み終えた。最後の場面はけっこう可哀想で、その辺が他の探偵小説とは異なっている。ただのエログロではない。散らばった部品がすべてきちんと納まる。最初は何のことやら意味不明な出来事も、きちんとした位置に納まっていれば意味をなしている、という構成が実に面白かった。このシリーズ、また買っときましょう。amazonだと中古で安いのも販売されてますしね(驚きの一円、というのがある。利益、出てるの? ようわからない)。次は江戸川乱歩全集第十五巻、読みましょう。


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