東京直撃その1

2018-09-04 22:45:39 | 絵画鑑賞、創作

  東京:晴れ(滞在時)、青森:曇り後雨。現在、暴風と強雨状態。相当危険な雰囲気。

 猛烈な台風二十一号接近中の最中、東京へ向けて出立。運休という文言を聞いたことが久しくない、「無敵の新幹線」東北新幹線に飛び乗って無事に東京駅に到着。途中、雨が降っていましたが、私が到着した際は既に止んでいました。「晴れ男」ですので、晴れを連れて行きました(笑)。とりあえず台風が来る前に撤収しなければならないので、大急ぎで主要な目的に走ります。まずは「上野東照宮」。恥ずかしながら最近知って、ぜひ見たかったのです。見て驚きました。

 

 いや、普通の神社を想像していたんですが、ぜんぜん普通じゃありませんね。凄いわ、この作り。

 

 拝観料五百円を収めねばなりませんが、見応えはあります。この彫刻群をじっくり見て回るには、やっぱり数時間滞在しなければなりませんが、今日は急いでいるので、偵察程度で……。ちなみに小耳に挟んだのですが修復前は中も拝観出来たとか。ややケチになったようですが、最近は文化財にいたずらするバカどもが多いのでそれも止むを得ないのかも。遣る瀬無い世の中ですね。

 

 それにしても凄い彫刻群。今度また、じっくりゆっくり拝観しに来たいと思います。参拝し、御朱印を頂いて後ろ髪引かれつつ移動。

 私のホームグラウンド(勝手にそう思っている)、国立西洋美術館へ観覧料支払い、潜入。ミケランジェロ展を見ます。数は少ないですが、けっこう見応えがありました。ルネサンス期の彫刻に混じり、二千年も前の彫刻も。ああ、ルネサンスでも及ばないのか。何度見ても思います。

 ミケランジェロの鑿の跡がどうしても見たかったので、悲願の一つが成就しました。二十代と五十代の作品を見比べることが出来ました。どう考えても五十代の方がいい。若い、血気盛んなミケランジェロも意欲に満ちていいんですが、凄いね。ロンダニーニのピエタの実物が見たくなりました。

 ミケランジェロの鑿の跡を堪能し、フレスコ画の実物も久々に見て、常設展の特に見たかった作品を鑑賞。大急ぎではありましたが、いいもん見させて頂きました。ありがとうございます。

 

 ちなみに、特別な計らいでラオコーンは撮影が許されています。これだけですが、この有名作の実物も間近で見られて感激しました。

 この後、ダッシュでグループ展会場へ。今日はもう疲れましたのでまた後日……。

 

 上野東照宮参拝のご利益か、無事に帰還出来ましたので今夜は休みます



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