日本語

2023-12-20 16:24:04 | 読書、書物

  晴れ又は曇り、後雪。日中は晴れ間も見えていた。かなり寒い。

 なんでこんな時間に更新しているかと申しますと、どうしても治らない風邪のため、新たに薬を処方して貰うべく内科を受診しに行っていたからです。発熱者待機室で待っていると、他にも似たような症状の患者さんが居ました。長引く風邪で咳が止まらない、時折微熱が生じるという私と全く同じ症状です。念のために肺のレントゲン撮影し、肺炎にはなっていないことを確認してから新たに薬を処方して貰いました。ついでに先日の検査結果を聞くために泌尿器科。そちらは診断結果を電話で連絡して下さる、とのことで連絡を頂きました。一応実施した癌検査の結果も反応無し。あとはしつこい風邪が治れば万全です。

 谷崎潤一郎著「少将・滋幹の母」を読み終えました。王朝物の長編小説で、老年期になっている著者が母への憧れを改めて焼き直したような作品、という扱いらしいです。貴族達の漁色家達の妄執の凄まじいことよ。道真公の祟りで悉く死に絶える結果となりますが、ああいうことしてたら、そりゃ恨まれるだろ、と呆れてしまいました。でもそれが王朝時代の権力者というものなんでしょう。文体を確立してからの作なので、日本語の文体が素晴らしい。

 次はお昼休みに読もうと思っていました筈の林芙美子著復刻集より「放浪記」を読みます。

 治らない風邪ですが、だましだまし動いて完治させようと思います。ぼちぼち軽めの運動も再開します。体力と筋力が落ちてしまっていますからね



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