此の世の果ての……

2022-10-29 15:44:49 | 読書、書物

  曇り又は晴れ。雨天も予報されていたが、あまり降らずに終わった。

 青森県新型コロナウイルス感染者数は、公式発表されておりませんので不明です。灯油などの購入のため、外出した際に道路が車まみれだったことから、絶対に減っていないとは断言できます。

 荒木あかね著「此の世の果ての殺人」を読み終わりました。ライトノベルのような感じなのでサクサクと読めます。探偵小説のような感じですが、そんなに難しい推理は必要ありませんし、むしろ殺人事件を通した人々の絆や善意を主軸にしている、と思います。

 小惑星が衝突するまで残りわずかという中で発生する殺人事を捜査し、なおも踏みとどまっている人々との邂逅、交流と展開し、最後の場面に至る流れはテンポよく進みます。世界が終わりを迎えた後、迎えそうな時などを取り扱った物語にありがちな、暴力集団などは現れません。名も無い人々が最後の時を迎えるまでにどう過ごすのか、という問いかけも見られました。

 次は最近入手したマーク・ボイル著「無銭経済宣言」を読もうと思います。

 天気が持ちそうですので、もう少ししたらウォーキングに行ってきます