巨大な本と出会う

2019-10-12 17:54:21 | 読書、書物

  雨。今の所、それほど強い雨ではない。

 台風の接近が心配な本日、午前中は猫を動物病院へ連れて行き、思ったより早く完了したので一度家に猫を置いてから、「世界の書籍展」を見に言って来ました。雨天にもかかわらず、会場は思ったより混雑しています。稀覯書の本物やファクシミリ版(精巧なレプリカ)、自筆書簡などゆっくり見て回ります。豆本コーナーはミニチュア好きにはたまらない(笑)。実は一番見たかった書籍、「アメリカの鳥」とご対面。あまりの大きさにびっくりします。この本、その大きさ故か百部程度しか(125部だったか?)作られず、現在の市場価格は九億円(!)なそうな。きっと取り扱いが大変で、状態を維持するのも大変なんでしょう。フォリオ版の倍のサイズらしいです。ちなみに今回来ているのは、日本に一冊存在する本物を基に作られた精巧なファクシミリ版らしいです。稀覯書展から貰ったカタログを見ますと、このファクシミリ版ですら五百万円程度です。価格よりもその大きさに度肝を抜かれます。

 

 写真上の豆本用の書棚の実物がありました。何もかも極小サイズでミニチュア好きの心をくすぐります。

 

 コレだ。この本です。チラシの女性と比べてこの大きさ、度肝を抜かれました。ちなみに専門店では買えるみたいですが、金があっても買いません(笑)。

 稀覯書を堪能して帰還、最近は何やら気が乗らないと申しますか色々と手につかないのでドラマ見たり猫をだっこしてだらっと昼寝したり、軽く読書したりして過ごしました。

 これから東北地方を台風が通過するようです。日本海側は幸いにも太平洋側ほどの大荒れにはならない見込みですが、注意します