「２５年に一度の大チャンス」がきているのかも！

このところ雨の降り方の表現が　
「５０年に一度の大雨」というように
人々に恐怖を抱かせる感じが大きくなっているようです。

確かに１時間に５０ミリ以上というバケツをひっくり返した降り方は
恐怖を感じるものがあり　当社の本店も昨年開業以来はじめて
床上浸水をしてビックリしました。
でも　これは大雨もさることながら　
周囲の環境が田んぼから駐車場に変わり　今まで過水な時は田んぼが浸水して
洪水の受け皿になっていたのが　それがなくなり用水に流れ込む水の行き場が
なくなったという要因も大きいと思われます。


午前１０時半　用水の様子
朝降っていた雨が小降りになり　あっという間に用水を流れる水も引きます。

大雨の恐ろしさを感じてもらい早めに非難を促すための表現でしょうが
あまり降っていないと自分の所は大丈夫としてしまうのも人情です。
「５０年に一度の大雨」という表現は　そのうちあたりまえになりそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
人々に危険を知らせるアナウンスとは正反対の
チャンスの兆しもこれを社員さんたちや銀行さんに
知っていただくも難しいものです。
なぜなら　それを掴もうとすると必ずピンチに遭遇するからです。

タイヤ屋という生業をまずは無難にやっていて経営成績もボチボチである。
しかしこのままではジリ貧になるという予知は　なんとなく解るものです。
「競合相手が近くに出店した・ガソリンが高くなり軽自動車が増えている・
安売りの広告が目に付くようになった・売上げが減少しだした。」などの変化は
先行きのジリ貧を暗示するものばかりです。
そういう中で　「洗車・コーティング業＝車美容業」に進出して
成長路線に向かうという方針を掲げて　現実に大きな投資を実行すると
「気が狂った・アホだ・どうしたんだ」はまだ良いほうで
経営数値の悪化すると　「それみたことか・だから言わんこっちゃない」とか
鬼の首を取ったような評論がどこからとなくでてきます。


目の前にあるチャンスを掴もうとすると危険な領域（リスク）を経ずして
得ることなどありません。

そういう意味でタイヤ屋が車美容業へ進出する事は
ベンチャービジネスと考えています。
「虎穴に入らねば虎児を得ず」の格言どおりなのです。
もちろん虎穴に入ると危険な領域ですから
経営数値は悪化します。
しかし虎子を得たならその価値は絶大なのです。

今　私たちの目の前に広がるのは「２５年に一度あるかないかの大チャンス」であり
その掴み方は　いくら虎子をとっ言っても虎は虎ですから
口の前に手を出せば噛み付かれて大怪我をします、
首根っ子を掴めばよいのです。

車美容業の首根っ子を掴むとは　
このビジネスの核心部分を捉えることです。
今　私たちはこの核心部分を得て　次の展開に進むため
運営部（本部）と店舗（現場）という遺伝子の
書き込みを始めました。

中心を据えると周辺が納まり大きく育つのは
台風と同じ構造です。
「５０年に一度の大雨ならぬ　２５年に一度の大チャンス」が目の前に広がっている。・・・・かも
・・・・・・・・・・大きなかもが飛んでいます。