人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

当店をタイヤ購入候補店にお入れください タイヤ専門店イマージン!

2022年04月30日 | タイヤビジネス

タイヤ購入して交換を考えているお客様へ

行きつけのガソリンスタンドさん

車を購入されたディラーさんや自動車屋さん

チラシや宣伝で良く知られたオートバックスさんやイエローハットさん

ネット販売も候補の一つです。

そうした有名どころの販売店だけでなく 

是非 無名無力のタイヤ専門店イマージンも加えてください。

 

ひょっとしたら波長がぴったり合うかもしれません!

勝手な自店舗の強みを公表します。


 

改めて言うまでもありませんが 

タイヤ専門店イマージンは

「タイヤのご用をお聞きして お客様のご要望に寄り添える小売店」です。

小売店であるからには 

販売したタイヤの取り換えを迅速に行うことで 

お客様に再来店などの手間ひまをなるべくおかけしないことを旨としています。

 

それを実現するために 

1 持ち込みの作業はお受けしていません。(理由 持ち込みの要望も忙しい時に重なる為)

2 電話注文をお受けしています。(但し 仕入れ代行販売品は先払いになる為NGです)

 

素早い交換作業の実現は 

専門店であるタイヤ販売の優位性の一つです。

最近では どこもかしこも予約制ですが 

タイヤ専門店イマージンでは 

予約制は取っておらず

タイヤ交換は店頭受付順を順守しているため

お客様が待てる時間を 交換作業時間を含めて1時間と設定しています。

冬季・春季の繁忙期の一時期を除いて ほとんど1時間以内で作業を正確に安全に終えます。

 

タイヤ販売においては 

1  専門店の目利きを駆使して メインサイズを中心に即時取り換え可能な推奨品を準備しています。

2  新品タイヤだけでなく中古タイヤも取り扱い 中でも中古単品タイヤも多数用意しています。

3  正規輸入品だけでなく並行輸入品も扱って お客様のご要望に選択肢を提供してます。

4  アジアンタイヤと呼ばれる低価格品は 仕入れ代行(商品利益無し)として扱っています。

5  オヤジ3人衆と呼ぶベテランが対応に当たり 販売から取り換えまで担当します。

6  小さな店舗は 担当者を探す手間がいらないコンビニエンス性があって 素早い対応が出来ます。

7  お待ちいただけるキレイなゲストルームも完備していますが 近隣に大型有力専門店が多数あり

   買い物についでにタイヤ交換が出来る地域便利さがあります。

8  近隣にオートバックスさんやイエローハットさんなどタイヤ有力店があり

  買い物の比較対象がしやすい。

9 店舗敷地55坪 開業後33年の古い店舗は コストが安くリーズナブルな価格提供の証明です。

 

小さな規模・ベテラン対応・価格・安全・信頼・一途な姿勢はタイヤ専門店品質の強みです。

 

 

付き合ってみて良かった! と 思われるお客様が増えた結果

タイヤがたくさん売れて 思わぬ繁盛をいただいています。

小さなタイヤ専門店商売は 

「儲けよう」は脇に置いて 

「お客様の要望」を正確に読み取ることにあると考えています。

 

良い例ではありませんが

知床遊覧船の事故は 

ベテランスタッフが退社され 

経験の浅い人が運航を任されてたことが原因の1つとされています。

 

当店は平均年齢56歳の経験豊富なオヤジスタッフばかりで構成され

お客様の信頼感を得ているように感じます。

ベテランだから良いとは言い切れないところもありますが

ベテランの負担を減らすことも視野に入れて 

持ち込み作業を受けない方針へ10年前から転換したことが ひとつの契機となって

タイヤ専門店イマージンの業績も下降から上昇へ方向が変わったようです。

 

全く宣伝をしない店が 

貸し与えられた場所の優位性と

お客様の御愛念によって育てていただき今があります、 

感謝の念が湧き上がります、

ありがたいことです。 

買い手良し売りて良し世間様良しの教えを守ってさらに精進したいと考えています。

 

 

 

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タイヤ業界も混乱の兆し タイヤ専門店イマージン

2022年04月29日 | タイヤビジネス

ロシアが始めた軍事侵攻も早や2か月がたち

世界の社会経済情勢は不透明な状況が深まっています。

疫病・戦争・食糧・エネルギー問題は 

世界恐慌化し大混乱をもたらすかもしれません、

軍事侵攻もハルマゲドンをもたらす核の使用が取りざたされて

ニュースは不安を煽り続けています。

経営を預かる立場では 警戒のシグナルが点灯しています。

小さな零細企業ですが 世の中の匂いをかぎ分けて生き延びていかねばなりません、

経済氷河期が近づいていると考えるなら 

小動物は被害を受けにくい道を確保する備えをしていかねばなりません。

考えすぎであることを望みます。

 

 

そんな中で 下記の情報がもたらされました。

 

ミシュランタイヤ販売店様 各位

 

いつも大変お世話になっております。

ミシュランタイヤの〇〇でございます。

 

表題の件、中国ロックダウンの影響により一部サイズの入荷が遅れております。

添付にてご案内いたしますのでご査収の程お願いいたします。

ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。

ご不明点ございましたらお気兼ねなくお問い合わせくださいませ。

何卒よろしくお願いいたします。

 


 

先週23日(土)に発注し 

25日(月)に大阪から発送されたタイヤが

昨日28日になって配達されました。

通常であれば26日(火)には到着すべきでしたので

タイヤメーカーに問い合わせると発送済みです、ということは運送業者さんで荷詰まりしているようです。

そこで昨日になって配達されたのでドライバーさんに尋ねてみると

「通常の4倍近い荷物があって溢れかえっている」そうです。

ゴールデンウィーク販売用にタイヤだけでなく荷物が殺到しているようです。

 

近年 ネット販売が増えて配送業者にそのしわ寄せが行っているのと

配送業者さんもドライバーさんの確保がままならず配送予定のズレが生じているようです。

私たちも タイヤの注文をいただいて納期をお答えする時は 

少し余裕を持ってお答えしなければなりません。

 

年初からヨーロッパ製の大口径タイヤに納期遅れが発生しだして

正規輸入・並行輸入ともに品薄感が出て

3月4月の繁忙期に 一部のお客様に納期遅れでご迷惑をおかけしました。

ミシュラン社からのメールにもあるように 

「中国製が上海のロックダウンで影響が出ている。」

このアナウンスでビックリしました、

いつの間にか大口径サイズも中国で製造しているようです、

これまでは大口径はヨーロッパー制だと思い込んでいましたが・・・・・。

 

ミシュラン社のトップモデルも最早メイド・イン・チャイナの時代です、

そういえばテスラ車は 中国で製造が始まっています、

ホンダも中国でEV車を製造しそこから世界に輸出するとアナウンスしたことをからも

世界のタイヤメーカーも中国で廉価品を製造するのでなく

高付加価値タイヤ製造へシフト行くのは必然の流れです。

 

戦争で疲弊するヨーロッパーを尻目に 

漁夫の利を得る中国は これからもっと大国化してアメリカと覇権を争うようになる流れです。

日本国の立ち回りは難しくなってきます。

 

タイヤも高性能品は日本で製造し 

廉価品は中国で製造する今の流れは終わって

高性能品は中国で製造し 廉価品はベトナムとミャンマーという時代は

すぐそこに来ているかもしれません。

そうなると日本は何を製造するのでしょうか?

いやはや難しい時代になって行くようです。

 

でも小さなタイヤ屋が受ける影響は 限りなく小さいかもしれません。

何処で製造しようが 小さな小売店は仕入れて販売するだけですから

有利な条件で仕入れることが出来るところと仲良くさせてもらい 

最終ユーザー様のご要望に寄り添っていくだけです。

「タイヤの専門家であるお前たちがそういうならそれで良い」

お客様はタイヤ専門店を通じて

タイヤを買って取り付けてもらう時代は まだ変わる様相を出してはいません。

 

経済氷河期が来ても小さなタイヤ専門店は

小ささとアナログさ、すばしっこさなどの野性味を生かして生き延びましょう。

 

冬の間 死んだふりをしてた小さなシダ玉が そっと新しい葉を開きました。

小さなタイヤ専門店イマージンは 

繁忙期が終わってしばらく死んだふりします。

 

今日からゴールデンウィークですが 雨の降りもあって数台です!

少し前までの繁忙が嘘のようです。

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「石の上にも三年」専門店経営に乗り出して3年 検証の時至る!

2022年04月28日 | 経営

「3」という数字にはとてつもなく秘密があるそうです。

3年が過ぎて 霧掛かっていた視界が晴れてきた感じを受けています。

来月の5月2日は

令和(5月1日)になった次の日に

開業したキーパープロショップしま店の3周年記念日であり

弊社がタイヤもキーパーも専門店の運営に乗り出した3周年記念日です。

そして7月1日には 

タイヤ屋を開業して33周年記念日を迎えます。

なんと「3」が集まって来ている年回りです、良いことばかりありそうです。

 

タイヤからキーパーへの構造改革というマクロな視点では 

一番苦しい時を乗り越えて ほぼ順調に来ているようですが

ミクロな視点では改善し修正していくことがいっぱいあります。

 

零細企業が存続をかけて

主力業態のタイヤ小売りからキーパー専門店への転換は 

第二創業と名前を付けた一大決心でした。

計画を実現していく段階は 

計画通りにいくわけもなく全て泥縄方式です。

泥縄とは「泥棒を捕まえてから縄を編む」ことに例えて 準備が悪い・していないことを指します。

準備した資金が食い込めば 

借り入れを増やすしかありませんが 

「金融機関は計画が甘いですね」と不信感・警戒感を強めます。(当たり前のことです)

そうなると借り入れが難しくなり 負の連鎖が始まってしまいます。

負の連鎖を断ち切って 正の連鎖に切り替わるターニングポイントはいつやってくるのか?

ひょっとしたら負の連鎖で沈没してしまう恐怖が沸き起こります。

全て外で起こることではありません 自分自身の心の中の葛藤です。

自分を信じて前を向いて進むしかありません。

それも明るい面だけを見ながら! 谷底をのぞき込めば恐怖で引き込まれます。

 

特に零細は 

金もなく人材もなく資源もない 

ナイナイ尽くしの中でチャレンジしていく 見切り発車を繰り返していかねばなりません。

上手く行った理屈は全て後付けです、

とにかく理屈よりも挑戦ですからノリが良くなければ一発でアウト!

思えば何とかなってくるもので 見えざる力の存在を痛切に感じました。

 

とりあえずやってみる それから評価・改善(PDCA)のサイクルに従えば

「石の上にも三年」は評価して修正する丁度良い時期なんです。

そして評価の軸を ロジックとイズムの両面でするにしました。

 

みんな一生懸命やってくれているのですが

上昇していく流れと 下降する流れが店舗に見て取れます。

そこに「3」が大いに関係しているのを強く感じます!

 

泥縄式の経営です。 

とりあえずやってみる=見切り発車ですから

キーパープロショップ専門店を開業する資金は借金 人は店長だけ お客さんは来ない。

そして開業後数年は赤字運営です。

具体的な数字を入れて行けば 

店舗ハードに5000万の投資

収益収支は 開業後3年で累積赤字1500万!!!!!

今思えばアホしか出来ません! 計算高ければ決して乗りださないでしょう!

そういう意味で 私はやっぱりアホですわ。

それも1店舗では飽き足らず2店舗目も同様に

店舗ハードに5000万の投資

収支は やっぱり開業後3年で累積赤字1500万!!!!!

そしてアホはアホの総仕上げ

それまで収支黒字の

タイヤ・キーパー併設店のスゴウ店を改装してキーパープロショップしま店の開業で

店舗ハードに2000万の改装費

そしてやっぱり累積赤字が3年で累積赤字1000万

33年の時の流れの中で 

一番充実していた時は

約2900万円の資本計上があったのですが

タイヤ屋経営の業績が下降していく流れの中にあって 

第2創業に踏み出してからは

設備投資と経費の上昇で 

資本をあっという間に食いつぶして

2年前の29期の決算では

マイナス520万の債務超過となり倒産寸前でした。

でも ここがターニングポイントだとい確信めいたものがありました。

 

平成の創業当時も 

全く売れなく資金不足で支払いが出来ず倒産寸前だったのですが

令和の専門店4店舗体制も債務超過での倒産寸前でした。

要するに土俵ギリギリまで追い詰められたのです、

しかし希望は失うことはありませんでした 

先の岐阜店とせき店が赤字期間を脱して

黒字化して来ていたので 

収支が改善していく期待は高まっていたのです。

 

アホはアホなりにキーパー専門店が最初2年ぐらいは

赤字運営になるとは聞いていましたが 

タイヤ屋が頑張っているうちは連結経営なので何とかなるやろ。

岐阜店が4年目で黒字化してくるのを見て 

今度はせき店を出店して3年しのげば何とかなるやろ 

二匹目のどじょうを狙ってやっぱり赤字・・・・・・まったくアホなオッサンです。

ここら辺で積み上げていた資本をほぼ食いつぶしています。

そして最後のしま店です、

この店のタイヤ・キーパー併設店から 

キーパー専門のしま店への転換こそ一番の賭けでした。

というのもスゴウ店は2003年の開業以来 

それなりにお客様も付いていてくださって黒字運営で来ていたのです。

黒字店舗を改装して赤字店舗にするのはまったくアホの所業です。

 

なぜそうしたアホな行動に出たのか?やっぱり先行きをみたんでしょね それしかありません。

タイヤ屋は イズムがあってもロジックはありません。

イズムとは精神・信念と言います。 

「タイヤ屋はアナログならば儲かる」

しかし時代はそれを否定しデジタル化に向かっています。

ロジックは理論でありマニュアルでありシステムです。 

タイヤ屋は高齢化の中で衰退から脱することは難しく 新しい世界へ行くしかなかったのです。

しかし 延命は出来ます。

アンチエイジングのやり方さえ間違わねば

まだまだ儲かる自信だけは持っていました、それは今も持っています!

 

今の若者にイズムは通じません 

どちらかと言えばイズムは体育会系の要素ですからね。

最初にロジックから入るしかありません。

しかしロジックだけで店の繁盛が頂けるほど世間様は甘くありません、

どこかの機会ででイズムの伝承に向かわねばなりません。

 

専門店をずっと観察をして 

タイヤとキーパー専門店ビジネスの本質を説明できなければなりません。

自分なりに この解説にたどり着いたのはつい最近です。

タイヤの商売の大繁忙が終わって 

頭に中が空っぽになった時 3年で実を付けてきたようにふと湧き上りました。

 

タイヤ屋のオッサンが 

キーパーという素晴らしい教えを学び 

その布教ツールを使わせてもらって

自社のキーパー専門店で若者が活躍し成長しまた伸び悩むなど 

森羅万象を横目で見つつ 

検証をみんなにわかる数字を根拠に 

理解できる言葉で説明し

このように修正する時期に至ったようです。

 

 


勇気づけられた言葉 或るブログより抜粋

 

地上における人間の一生を
探求し続けたソロモン。
そのソロモンが気づいたこと。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
何事にも時があり
天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
殺す時、癒す時
破壊する時、建てる時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時
抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時
保つ時、放つ時
裂く時、縫う時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和の時。
 コヘレトの言葉3:1-8
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

何事にも時がある。
すべて定められた時がある。
そうソロモンは唱える。

人生全体を俯瞰したとき、
逆境も何らかの意味をもつ貴重な時であったりする。

もし時をわきまえることができるなら、
時流に逆らい、あせることもなくなるだろう。

流れに乗り、悠然と余裕をもって人生のその時を味わうことができるだろう。

あなたの人生は今、どんな時にあるのだろうか?

「今飢えている人々は、幸いである、あなたがたは満たされる。
 今泣いている人々は、幸いである、あなたがたは笑うようになる。」
                                  (ルカ6:21)

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キーパープロショップ「真似」から「盆栽」へ 経営のロジックとイズム!

2022年04月26日 | 経営

小さなタイヤ屋の経営を実践し

それを 分析し研究し対策を練る中で 

季節型商売として

繁忙と非繁忙の格差に直面し始めたのは

携帯電話やスマホが普及した時期と重なっています。

 

自動車に誰もが憧れた時代から 

自動車が道具と見られるようになって

アルミホイール・マフラーな足回りパーツ・エアロパーツなどが

タイヤ屋でもたくさん売れていたのが 全く売れなくなりました。

そしてタイヤの需要期以外の収入が無くなって 結果として繁閑格差が広がりました。

 

そのころ 

一世を風靡したアルミやパーツのメーカーが倒産して 

雲行きの怪しさに身構えた覚えがあります。

 

そこでタイヤ屋の店先で

極上手洗い洗車を開始し 

スタッフのヒマ疲れ対策に乗り出したのが キーパーとご縁をいただいた真因です。

 

儲かるからという理由でなく 

ヒマすぎて疲弊するスタッフに

夢中になれる仕事を与えようと思ったわけです。

そうすれば気分も晴れて 心配事や憂いも考える時間も無くなるはず、ぐらいの考えです。

仕事がない苦しさは 経営者ばかりでなくスタッフの心にも闇を広がらせてしまいます。

気を紛らしながら 多少の収入となれば万々歳ぐらいの考えです。

現実にキーパーを導入した2004年10月の利益は12548円でした。

 

タイヤ屋には全く異質の洗車・キーパーコーティングとのコラボが始めたのです。

知らないということは 「真似」することです、キーパーの教えが徐々に浸透して

少しづつですが利益は伸び始めていきました。

ここで始めた「真似」は キーパーの成長に引っ張れて同質的な成長を享受してくることが出来ました。

 

何も考えることはありません 

ただ真似をすれば成長できたんです、本当にキーパーは凄いです。

敬意を表して「キーパー教」という教えの信者という考えを抱きました。

誤解の無いように私自身の考えの中だけの話です。

(現実はキーパー技研(株)東証プライム市場に上場する営利企業です)

 

当時の谷社長を教祖に見立てて その教えを学ぶ在家信者に勝手になったのです。

谷イズムを学んで実践すれば 

店先の併設型キーパープロショップを端緒にして 

専門店ラボ型のキーパープロショップが出来るのではないか?

そして実現したのが2011年開業のキーパープロショップ岐阜店です。

谷イズムを併設店で学びながら 

専門店への学びに昇華していくのは 

キーパー教の神髄はやっぱり専門店にあると感じたからで

その先駆けとなった浜松市にできた専門店型キーパープロショップを見学に行って確信しました。

 

その時 「守破離」という 

学びの流れを表す言葉にも出会って

妙に納得したことを大事にしています。

 

教祖の教えは 

その後も奥行きを深められて 

その表現も変化しているものがあります、

全てを取り入れることではなく 

自分たちの経営形態に即していく時期に差し掛かって来たようです。

 

真似を進めて三店舗まで広げて その課題に気が付いてきました。

これからも真似していく部分を 独自の部分を持たねばいけないという

守破離の離の課題に入って来たと解釈しています。

 

教祖の教えは広大無辺です 

キーパーは広大な分野に広がろうとしています。

例えば 「スマホキーパー」という商品があります、文字通りスマホに施工するコーティングです。

これなどは カーコーティングのキーパープロショップ専門店でのニーズは発生しないのでは?

「真似」に縛られるとサービスとして提供することに無理が生じます。

守破離の離は 最後は全ての真似から離れるという教えですから 

取捨選択という 自分たちの分に応じた考えも必要です。

本山はスマホショップを信者として開拓したのですからそれはそれですが

末端の末寺である私たちは 

信者であっても妄信してはいかんと。

 

また本山直営の専門店ラボの真似も 

ラボさんが成長完成しすぎて 真似という言葉が当てはまりにくく感じます。

 

ではどうしたら? 

数年前から私に湧き上がってきた課題です。

「真似」の範囲を見極めていく時期に入ってきたのです。

 

教祖の教えを真似するだけで 

タイヤを売る以外能のないタイヤ屋が

キーパープロショップ三店舗を運営するまでになった。

それも 有能な若者に「真似しなさい」と言うだけで!

もちろん現場は任せても資金繰りの算段リスクテイクしているのは勿論です。

 

教えの真似だけでは行き詰まりに入るのは必定です、

守破離の離は 独自性を求めるウイルスの変異と似ています。

遺伝子の核心部はそのままで 新たな結合手を創って変異するのが生き物です。

これは生き物の進化です、

教えの神髄はそのままで

真似してコピーに徹していく段階から

私たちの在り方に教えを合わせていく段階に入った感じです。

 

そのヒントは 谷会長コラム4月1日に有りました。

愛知県にラボ店が26店舗あって 

愛知県は日本の人口4%が住んでいるから

全国に計算上26×25=650店舗が展開可能だ。

しかし そんな考えはちっともワクワクしない、欲の海の飲み込まれる所だった。

 

さすが教祖です、上場企業の経営者であれば企業成長を求められるものです、

アナリストも株価が上がる種になる話を聞きたいものです。

「全国に650店展開して売り上げは今の10倍になる」なんて話は効果抜群です!

しかし それが欲に基づいた考えならダメだという教祖の気付きです。

 

私もまったく共鳴できます、真似するだけで三店舗が展開出来ちゃった!

それならこれからどうする?となって

「100年で100店舗ぐらいは行けそうかな」と思ったりして 

それを口にしたこともあります。

しかし今では それは忘れ去って放念しました。 

それで誰かが幸せになるの? まったくワクワクしないのです。

人様が開発した仕組みを真似して 

それに乗りかかって店舗数を増やす方向性に意味などない。

 

三店舗まで増やして見えてきた課題は 

形の真似だけではキーパーの魂は伝わらなくなってしまう。

非常に難しい問題ですが 谷会長のコラムは私たちにも気付きをもたらしてくれました。

「ワクワク」ってなんでしょう?

魂の喜び心の底からの喜びと解釈してみると

谷イズムを白紙から実践を通じて学んだ逸材が当社には居ます。

 

それをナリイズムと呼びましょう。 (ナリ=高山成明)

ナリイズムを部下として学んだ人にキーパープロショップせき店の大山店長がいます。

大山店長はナリイヅムを体得して 

店舗の二番手井藤さんと絶妙のコンビネーションを発揮して業績が急上昇しています。

谷イズムからナリイズム 

そしてナリイズムから手渡されたナツイズムと流れている (ナツ=大山奈津美)

キーパーの神髄は「お客様の喜び」「おもてなし」です。

「何とかお客様のご要望を聞き届けて差し上げよう」とするサービス精神です。

 

ゼロから店を立ち上げる経験をした人は 

まったくご来店が無い中で 

来店してくださることに心底感謝することをどうやって表現するか?

谷イズムを学んだ高山君は 

それを実地で体験しその原点を自らの心に刻印しているので

原点の大切さを忘れることはありません。

その下について お客様の支持を得ていく過程のキーパープロショップ岐阜店で

ナリイズムの行動を通じて谷イズムを学び取った大山さんは

キーパープロショップせき店店長という立場で

少ないご来店という過酷な状況を通して

来てくださるだけでありがたい!と感謝して

お客様のお心を頂戴する接客を実践し お客様の期待に応えてきました。

店舗の業績にとって決定的なのは 

来てくださるだけでありがたい!と

「受け入れる心」にあることをナリイズムから学んで 

実践の場であるせき店で表現し 今では絶大な支持を得ています。

谷イズム→ナリイズム→ナツイズムが 今ではマユイズムに伝授中です。(マユ=井藤真由さん)

 

このイズムの伝達と言うキーパー精神の核心は

まだ全てにこのイズムの流れが行き渡っていません。

谷イズムの伝道者を〇〇イズムと呼ぶなら

当社ではナリイズムもしくはナツイズムの薫陶を浴びた人でなくては 

伝達が出来ないと考えています。

なぜならそれは知的理解では無いのです 

来店してくださったことを歓迎する姿勢の元ですから 伝達は背中を見て覚えるしかありません。

当社は 店舗のリーダーにする人は必須としたいのです。

 

ナリイズムの下にいた人でも 転勤で離れてしまうと忘れ去ってしまうのです。

すると 歓迎する気持ちより店の都合で 

「今は出来ません5時からならならできます」と答えてしまっています。

この会話に キーパーの原点谷イズムは全く入っていません。

無理もないことです、当たり前のように来店がある店では

お客様のご来店にありがたみを感じなくなって

店の都合が優先され いつしか店の輝きを失ってしまいます。

そして 業績が悪化する流れに入ります。

 

上昇する流れが下降する流れに変ってしまうのは

谷イズムの伝承が出来ていないからであってスタッフのせいではありません。

少ない人数で多店舗化を急いだ経営者の責任です。

大事なことが伝わらず 上辺だけが伝わるのは本末転倒です。

 

しかし それも店舗を増やしたから判ることであって

知っているだけでは伝わらず 

やってみせて感じてみせてこそイズムは伝わるなら

不繁盛な状態を作り出すことも経営の範疇です!

 

 

ずっとこんなことを考えながらいるうちに

或る時「盆栽」に至り付きました。 

観葉植物の植え替えなど けっこう熱心にやっているので盆栽にも興味が湧いたのか

その鉢をみた時ハッとしました。

盆栽の鉢こそ会社だと! 

小さな鉢の中に美を表現する盆栽

小さな会社の中にイズムを表現する。 

そのイズムの伝授を考えるのが経営であって 

谷イズムの伝達こそ今優先することだと見えてきました。

 

上手く行き過ぎるのは危険です 大事なことを見逃します。

 

谷会長も「店舗数を増やすのを目標とするのでなく」とおしゃっています。

本山でもそうですから

末寺の私たちは

キーパーのロジックは

資格やツールに置き換えて真似が出来ています。

だからこそ なおさらキーパー谷イズムの原点を

どうやって伝えていくかを第一にして 

イズムを受け取ったナリさんナツさんの

背中を感じれる体制に組み替えることを

イズムの浸透を図っていく方向性を打ち出しましょう。

イズムとは以心伝心でしか伝わらない分野かもしれません。

 

まだまだキーパー教の教えは奥深いです。

 

 

 

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タイヤ小売業者の危機感 タイヤ専門店イマージン!

2022年04月24日 | タイヤビジネス

タイヤを製造するための原材料の確保が

コロナ禍や戦争による資源の争奪戦によって難しくなっている。

このことは 「タイヤメーカーの危機感」と題名で 昨日のブログで少し書き込みました。

 

今日は 私たちタイヤ小売業者が抱く危機感について考査してみます。

タイヤ屋稼業33年の原始的タイヤ屋オヤジが

コロナ禍や戦争といった急性的なリスクと 

高齢化・後継者難といった慢性的なリスクに どのように考えているのかしょう

病気でも同じように 

1 急性症状には対処療法、

2 慢性症状には体質改善で臨むように考えていきましょう。

 

1について

タイヤ小売業は 

基本的に受け身のスタンスであり 

価格上昇に対してはメーカーの施策に対して対策対抗策はありません。

なるべく取引先を絞り 大きなロッドで仕入れコストを下げることを第一にすべきです。

仕入れ先を分散するのはその面からあまり感心しません。

また 値上げの影響は競合他社様も同様に受けられますので その動向を注視します。 

そしてお客様には 後出しじゃんけんで対応します。

タイヤ需要は 冬と春の4か月短期に集中するのでしっかり対処するように構成します。

メーカーの施策には 仕入れの時期をずらしたり数量を集中したりの駆け引きを駆使します。

このようなことは どの小売店もやっていることですが 

タイヤ専門店イマージンの強みは 

代表も責任者もみんな現場にいて皮膚感覚で感じ取っているので

机上の空論にならず 素早い対策が取れます。

 

2については

これまでタイヤ小売店成長路線は 

「店を増やすことで。」という考え方で

タイヤ販売店を3店舗まで増やしました。そして その考え方を捨て去りました。

若いやり手を 「店長に指名して俺と同じようにやれ」と言っても それは無理筋でした。

やらせた私が悪いのです。 

経営者の意識と社員の意識では月とスッポンの違いがあるようです。

もし 社員にやってもらうなら 

仕組みやマニュアルなど社員が順守できるシステム化が不可欠なのです。

ですから多店舗展開に向かうタイヤ屋さんは 

販売をWEBで行い社員の裁量が入らないネット販売に活路を向けるのは当然です。

それが出来ないなら多店舗の展開に行ってはいけないのです、

3店舗を開いて また1店舗に戻す過程で思い知りました。

私には そうした能力は無いようです。

 

任せるなら任せれるシステムを整えなければ失敗は当然でした。

1店舗に戻せば そこは弱者の独断場です猟師の感覚です。

ヒマ時期には死んだふりしていればよくて 繁忙期には馬車馬のごとく働く。

そして雪が降れば 宣伝も必要ありません! 

ただタイヤ屋をやっているだけでお客様は来てくださいます。

これを私は「シーラカンス商売」と呼んでいます。

じっとしてエネルギーを無駄に使わない 売れるまでじっと待っている。

 

成長を外に求めず ひたすら微成長路線がリアルなタイヤ屋の現実です。

私だけではありません 多くの個人店タイヤ屋さんはそうしているはずです。

しかし ここに慢性病が進行しています。

新陳代謝はどうするの? 経営の継承は? 一代限りで止めちゃうの?

老化をアンチエイジングで進行を遅らせることはできますが いずれ・・・・・・・。

 

急性症状にはそれなりに対処できますが

慢性的な老化は 先送りしているうちに対処不能になり廃業へ進みます。

でもこれは 小さなタイヤ屋ばかりの問題ではありません、

日本中の中小零細か抱える問題です。

 

それで 私はどう考えているのでしょうか?

タイヤ専門店イマージンは 

「タイヤ屋の経営者になってみたい」という若者がいれば 

その人を正社員として採用し伴に働きながら 

全てノウハウを以心伝心で伝授出来れば譲り渡すことも考えます。

マニュアルはありません 伝授は以心伝心しか出来ません。

これが無理なら あと16年の営業で廃業します。

今のオヤジ三人衆で いっちょ上がりが2039年です。

その時 創業からちょうど半世紀 小さな店を開かせてもらって50年

ここに照準を当てているだけです。

後継者がいなければ廃業 

そんなことは忘れ去ってその時が来れば考えれば良くて 流されて行けば何とかなるでしょう!

天にお任せしましょう。

リアルで小さなタイヤ専門店の目標は 

目の前のお客様にタイヤ小売でお役に立つことでしょうね。

過去を悔やまず 未来に焦らず 

「今」来てくださったお客様に感謝しその期待に応えるだけです。

 

中国古典「孫子・相手を知り己を知れば百戦危うからず」

 

ありがたいことです。

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