人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

明日は納税日 資金繰りは大丈夫か?

2022年08月30日 | 経営

明日で8月も終わりですね、少し涼しくなってきた感じです。

6月末決算の当社は 

2か月後の8月31日が納税日となっていて

法人税・住民税・事業税と消費税を一括で納付しなければなりません。

中でも消費税は3か月ごとの予定納税を行っているため

決算による確定額の支払いは 予定納税額とのずれが発生します。

 

前期より

売り上げが伸びたため税額が増えて

前回支払った予定納税額よりもさらに増えて

「エッこんなに! なんか間違っていませんか?」と

会計事務所さんに文句を一言です。

八つ当たりです。

 

売り上げが伸びたから 

その分預かっているはずの消費税も増えるのは道理です。

入るものは嬉しい 出るお金は悲しい 随分身勝手なもんです。

 

それに帳面上は預り金と分けてあっても

現実には同じ口座にプールされていて 

その口座はあらゆる支払いを管理するので

消費税で預かったはずのお金も 

別の給料や仕入れ支払いに充てられて たえず変動しています。

特に月末は そうした決済が集中するので

あるはずの資金がない・足らないとなりやすいのです。

零細企業の資金繰りは綱渡りです。

何か忘れている決済はないか? 慎重に確認しています。

また月末入金もあるので 計算上支払資金はあるはずですが

万が一入金が無いと大変です。

 

数年前 手違いで消費税の納付を一日遅らせたことがありました。

ちゃんと払ったので一日ぐらいどうってことない と 高をくくっていましたが

2か月ぐらいしてから遅延利息の請求が来て

その利率の高さにギョギョッとしたことがありました。

それ以来 納税月の月末は慎重を期すようにしています。

 

店は休業ですが 

万全を期して 明日は銀行へ足を運んで納付します。

もしも足らなければ ササッとお金をかき集め納付できる体制です。

 

経営者は 資金繰りの頭の痛さに翻弄されます!

(私のような零細ヘボ経営者は特にそうです) 

どんぶり勘定ですから 思い違い物忘れがあるかもしれません。

 

お陰様で 決算は良い数字で締めることが出来て

頑張ってくれた従業員さんには 少しばかりの決算賞与も出させていただけました。

その結果 社会保険料も支払いも通常の150%アップの引き落としも来ました。

ここは油断していました! 忘れていました! 

毎月通りの引き落とし額ではなかった!

この年金・社会保険のコストは結構な重みがあって 

従業員さんの負担分を会社も負担する訳で 

賞与にせず手当てとすれば そのコストからは逃げられるのですが

やっぱり頑張った結果を 

賞与と言う形で支給した方が良いだろうという判断でした。

やはり従業員みんなのお陰なんです、ありがたいことです。

 

 

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バズーカ炸裂 タイヤ専門店イマージン!

2022年08月29日 | タイヤビジネス

ホイールにタイヤを組み込んで

エアー充填をするとき

ホイール幅が広く 

細めのタイヤの組み合わせによって

ホイールリムとタイヤビート間が大きく広がって

エアーを入れることが難しい場合があります。

 

かつては 

その隙間にビニールを詰め込んでエアーを充填する

古式充填法を行っていました。

めんどくさく時間がかかる手法で非効率の極みでした。

 

そこで取り入れたのが「バズーカ式エアー充填機」です。

バズーカを持つのは某社タイヤセールスさんです。

 

タンクにエアーを充填して 

タイヤとホイールの隙間に一瞬で空気を排出し 

空気のシールドを作り タイヤのビートを持ち上げる優れものです。

バルブからエアー充填しつつ リムにバズーカを乗っけて発射すると

ビートが持ち上がり充填作業が始まります。 恐るべきエアーシールドの力です。

上 発射

下 エアー充填開始

凄いですよ 一瞬でビートが持ち上がります。

 

今日も 175-65-15を6インチのホイールに組み込む際

下の方に積まれていたのか ビートが狭くなっているので通常のエアー充填が出来ません。

そこでバズーカ出動です!

あっと言う間に問題解決です。

 

バシュ!ポン

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閑の中に忙しさあり 8月7日のタイヤ専門店イマージン!

2022年08月28日 | タイヤビジネス

この時期は 

タイヤ販売にとって閑散期です。

過去のデータを分析すると 

売上高では

月間平均に対して約40%

最高売り上げ月(12月)に対しては約10%に過ぎません。

格差の大きな商売です、運営が難しいのです。

でも この難しさは県内タイヤ販売店はどこもかしこも同じ状況でしょうから

問題意識は共通でありますが 他店様の対策には興味があります。

どうやって しのいでいるのでしょうか?

当方はもっぱら「果報は寝て待て」という作戦です。

その自分たちの姿を俯瞰して「シーラカンス型商売」と呼んでいます。

 

閑散期は 閑散期なりの特徴があります。

昨日はその傾向が顕著でした。

タイヤ専門店イマージン近辺では 

ヒマラヤさんが全品20%オフセールで

もの凄い集客です、一日中渋滞が起こりました。

決算セールと アウトドア専門店新規オープン前の商品入れ替えセールが

同時に行われています、それにしても凄いお客様の集中です!

 

そんな中で昨日は 

午前中1台のタイヤ交換があっただけで ヒマオーラ全開だったのですが

午後3時ごろから 

3台の新品交換と1台の中古タイヤ交換がほぼ同時に入って 

うち一台が新品スタッドレス装着でした! 

今シーズンスタッドレス装着第一号です。

どういう事なのでしょうか? 

いつもタイヤを購入してくださるS様のオヤジ様の自動車で

高齢になられたのであまり乗られない、だから1年中スタッドレスを装着している、

かなりすり減ってきているのでこの冬交換の予定だった。

タイヤの値上がりがあるというので それならその前の交換してしまう。

こういう理由だそうです。

正直 当店にはまだスタッドレスタイヤは入庫していませんが

ディラーさんの倉庫には既に入荷しているので

迅速に取り寄せて装着させていただきました。

 

そのラッシュのあと

午後5時頃から再び3台の交換が入ると

見積もり商談のお客様も3人がほぼ同時に来店くださり

取り換え作業と見積もり相談業務で オヤジ三人衆がてんてこ舞いでした。

繁忙期は午前中に作業が集中しますが

閑散期の昨日は午後3時と5時の2回 

取り換え対応と商談対応で結構な忙しさでした。

 

ヒマな時期なら 2人対応で良いんじゃないか。

しかし 来てくださるお客様は 不思議と申し合わせたように同時に来られるのです。

前過程の商談販売業務と 

後ろ工程の取り換え作業を 

ほぼ同時に行うには3人体制が必要です。 

一瞬でもお客様対応力が専門店の生命線と思えば

2人では後ろ工程が滞ります。

4人では閑を持てあまし多すぎる。

3人が理想形です、「3」の秘密ですね! それを強く感じた一日でした。

 

正直な話 

朝9時半~夕7時まで9時間半の営業時間の中で

見積もり商談と交換作業は 正味2時間半ぐらいです。

残りの7時間は待ちの時間です。

しかし無駄な時間ではありません必要な時間なんです。

とっても非効率な商売ですが 

その見方はよろしくないのです、ゆったりしたも時間が大切にしなければなりません。

小さなタイヤ屋ひとつなら その非効率も味方に出来ます。

 

そこに独自固有の長所を見出していく それがニッチな商売なのかもしれません。

強者と弱者の共存が自然界の姿です。

環境の変化で絶滅した恐竜の大型化の陰で 

小さな哺乳類は大氷河期を乗り越えて生き残りました。

そこに小さな商売のヒントがある気がします。

弱者で良いのです 弱っちくて良いのです 老いぼれで良いのです。

敵がいなければ無敵です!

 

負け犬の遠吠えです、

ありがたいことです。

 

 

 

 

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タイヤ専門店イマージンの役割と在り方!

2022年08月27日 | タイヤビジネス

小さなタイヤ屋とは 

地域のタイヤ流通の最末端で 

いわば栄養素(新品タイヤ)と老廃物(使用済みタイヤ)を入れ替える役割を行っています。

どんな栄養素(タイヤの選択)が必要かの聞き取りアドバイスを行い決断を促し

速やかに栄養を与え 老廃物を受け取ります。

 

このイメージが 

タイヤ専門店イマージンの在り方を決めていて

スモールタイヤ商売と言う呼び名で 

ローカルマーケットのニッチに根を張らせてもらって

多様性の中のひとつとして お客様にタイヤ購入の選択肢を提供していると思います。

 

タイヤ専門

1 乗用車用タイヤに限る(扱い品の領域)

2 不特定多数の一般オーナードライバー様向け小売り業(対象ユーザー様の範囲)

3 会話して販売・取り換え作業が三位一体のサービス提供(持ち込み作業はお受けしていません)

4 販売時 即時取り換え率を重視 (再来店の手間をなるべく無くす考え方)

5 新品タイヤ・中古タイヤ・中古タイヤ単品の取り扱い。

6 格安アジアンタイヤの仕入れ代行取り換え取り扱い。

 

社会でタイヤを提供しているのは 実に多数存在します。

ガソリンスタンドさん

カーディラーさん

行きつけの自動車屋さん

オートバックス・イエローハット・ジェームスさん カー用品量販店さん

タイヤ専門店さん

ネット販売店さん

販売箇所の合計で10万箇所以上にある感じです。

 

その中で お客様に選ばれる為にどうするか?

それぞれが独特の飾り方・光り方・目立ち方でお客様を集める工夫があります。

 

例えば

ガソリンスタンドさんなら 

給油のついでに見積もりを出すアプローチですね。

ディラーさんなら 

車検時に販売促進します。

量販店さんは 

品揃えの拡充とオイル交換時の見積もり タイヤの預かりサービスなどで

顧客の囲い込み戦略を行っておられます。

 

自然界には 

オス(売り手)メス(買い手)の出会いを優位に運ぶため

派手なアピールをする生き方だけでなく

目立たない生き方で 

静かに生き延びている存在もあります。

 

タイヤ専門店イマージンはもちろん後者です。

チラシや宣伝活動はほとんどしていませんが なぜかお客様が来てくださいます。

 

店の在り方が 

タイヤを必要とされる お客様側に浸透していると感じます。

ありがたいことです。

 

小さな古い店舗は 

一般的には弱みと思われます。

でも 本当は強みかも! このように思い直せば見えてくるものがあるものです。

まるでだまし絵のようです!

錯視・だまし絵・トリックアートが面白い

左は老婆に見えますが 貴婦人も隠れています。

右は 左の線が長く 右の線は短く見えますが 実は同じ長さです。

 

弱みにみえるもの 実は強みを発見する見方が存在します。

 

タイヤ専門のシンプルさは 人々の記憶の底に留まりやすく

「ああ あの小さな店か」と 

タイヤが必要になった時に 浮かび上がってくれば

「まあ 見積もりぐらいはしてもらおうか」と 

タイヤ購入店の選択肢にしてもらえば良いのです。

 

この時代は 当店もホームぺージは持っていますので

どんな店かはすぐわかりますし 

見積もりは電話でOKですから 思い出してもらえば良いのです。

 

小さな店にも 

存在理由があって

お客様がそれを認めてくだされば

タイヤ専門店イマージンは幸せなんです。

そこで働いている私たちも 嬉しいのです。

 

店が醸し出す雰囲気には 

古い店でも手入れが行き届いている。

観葉植物は生き生きしている。

工具類も整理整頓してある。

トイレもキレイにしてある。

 

物言わぬ店が 

良い雰囲気を出してるのは

働いてくれる人たちが やはりキチンとしているからですね、

ありがたいことです!

お客様から信頼をいただくには 小さな継続が欠かせません。

信頼を得るには長い時間がかかります 

しかし信頼を失うのは一瞬です、

安全にかかわることですから 心して気を抜かずキチンと作業をしています。

 

幾多の失敗も 後の改善に結びつけてきました、これからもそうします。

 

タイヤ閑散期は学びの時間です。

ありがたいことです!

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ゴムの木とタイヤの親子関係  タイヤ専門店イマージン!

2022年08月26日 | タイヤビジネス

55坪の敷地で 建坪30坪の超小型店舗のタイヤ専門店イマージン店内には

ゴムの木の鉢植えが大二鉢 小五鉢が彩りを添えてくれています。

タイヤと言うゴムの塊も 元はゴムの樹液から製造されたもので

ゴムの木とタイヤは 親子関係です。

無機質な工業製品ですけれど 

長い間生活を支えてくれている相棒でもありますから やっぱり感情移入してしまいます。

可愛い娘を 嫁に出す感覚です。

また俯瞰して鳥の目を持って見れば

タイヤ流通機構の最末端 毛細血管的な役割が店舗です。

メーカーさんと言う心臓で送り出されて 

ディラーと言う大動脈を通り

最終的に店舗という最末端の毛細血管で交換されます。

その毛細血管が私たちの役割ですね。

 

原料を採取する人 

工場まで運ぶ人 

工場で製造に当たる人

工場から使用される現地まで運ぶ人 

販売店で交換作業に当たる人。

1本のタイヤも 実に多くの人手を経て世に出て使命を果たします。

 

昔の表現では 「駕籠に乗る人 担ぐ人 そのまた草鞋を作る人」

世の中には階級・職業がさまざまあって、

同じ人間でありながらその境遇に差のあることのたとえ。

また、そのさまざまの人が、うまく社会を構成していることのたとえ。

 

タイヤ小売店は その草鞋を履き替える人です。

ただ 草鞋もいっぱい種類があって 

どの草鞋が良いのか?

草鞋選びのアドバイスも大事な役割です。

 

籠の時代と違って 

現代の駕籠=自動車は高性能化が目覚ましく

草鞋の選択を間違えると すぐ鼻緒が切れたり 痛みが防げなかったりするように

高速走行するとふら付いたり タイヤの走行音が大きかったします。

 

デジタルの時代に 

アナログの要素が強く残っているのが

タイヤ専門店イマージンです。

 

タイヤもゴムの木もお客様も みんな喜んでいます!

 

 

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