一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

「第12回武蔵国 府中けやきカップ」にて

2019-03-20 00:18:53 | LPSAイベント
17日(日)は府中市で、LPSAの恒例イベント「第12回武蔵国 府中けやきカップ 女流棋士1dayトーナメント」があった。が、その日は母が松戸へお墓参りに行くことになった。それなら私がクルマ係をしなければならないのだが、母には電車で行ってもらうことにし、私は府中行きを優先させてもらった。この辺が私の親不孝なところである。
また同日は、日暮里駅前で「世界の将棋まつり2019」が行われることも分かったのだが、これも今回はお邪魔できない。
17日当日。前夜は例によって3時過ぎまで起きていたので、朝は起きるのがつらかった。仕事と違って、レジャーは当人の意志でどうにでも予定が変えられるから始末が悪い。観戦は午後からでもいいか……の思いもよぎったが、やはり10時30分からの開会式から見たいので、私は布団から這い出たのである。
新宿から京王線に乗る。会場は2017年、2018年と、府中駅前の「府中グリーンプラザ」だったが、そこは現在建替え工事中である。今回は東府中駅が最寄りの、「府中の森芸術劇場」だ。3年前、「ルミエール府中」に行こうとして、間違えて伺ったしまった場所である。
駅は新宿より1つ手前で近くなった……と思いきや、実際は特急と準特急が停まらないので、調布での乗り換えを余儀なくされる。却って10分前後、余計に時間がかかってしまった。
10時20分ごろ芸術劇場に着くと、広場では多くの青年がたむろしていた。そろいのTシャツを着ていて、近辺で何か行われるようだ。
芸術劇場内に入る。会場が分からなかったが、観客らしいオッサン連中について行くと、エレベーターで2階に上がった。そこは多くの子供たちがいて、これは「けやきキッズ子供団体戦」だった。そばに中倉宏美代表理事(女流二段)の姿が見えた。
「けやきカップ」会場はその奥、と案内がある。受付でパンフレットをもらって向かうが、そんなものはない。
引き返してスタッフに場所を確認し、もう一度向かうと、確かに会場があった。
が、狭い!!!
府中グリーンプラザやルミエール府中に比べると敷地面積が圧倒的に小さく、子供団体戦に押され、隅に追いやられたごとくだ。というかこれ、双方の距離が近すぎないか?
席数も40余りしかなく、しかもほとんどが埋まっている。壁際には立ち見の人が多くいて、私も適当なところに立つが、子供団体戦の保護者も一部こちら側に流れているので、身動きが取れない。
私はパンフレットを見る。今年は岡本眞一郎氏の懸賞詰将棋も復活して、めでたい。
とはいえこの混雑……。これから観戦客もまだまだ増えるだろうし、私も直立のまま夕方までいるのは辛い。いや立つのは構わないのだが、左右に動くスペースがないのが辛いのだ。
そう思ったら、急激に観戦の意欲が薄れてしまった。
もう帰ろう。
私は踵を返し階段に向かうと、今回出場の女流棋士が現れた。島井咲緒里女流二段が「ああ大沢さん、お久しぶりです」と声を掛けてくれる。島井先生、相変わらず愛想がいい。やっぱり見ていくか、と再び踵を返そうとしたが、あの密集はやはり厳しい。今回は失礼させていただくことにした。
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