一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

勝負師の彼女じゃ…イヤですか?Vol.3(前編)

2014-09-15 12:11:15 | LPSAイベント
古い話になるが、今年3月6日(水)に、南阿佐ヶ谷ロフトAで行われた「勝負師の彼女じゃ…イヤですか?vol.3」の模様を振り返ってみたい。
改めて説明するまでもないが、このイベントは、将棋の中倉宏美女流二段、島井咲緒里女流二段、囲碁の万波奈穂三段、麻雀の涼崎いづみプロが、この場でしか話せないぶっちゃけトークを繰り広げるというものである。回を重ねて今回が3回目。私は2012年10月に行われたvol.1にお邪魔したが、4人がハジケすぎて、とても面白かった。今回はどうなるか。

午後7時半開演だったが、私はその30分くらい前に入店した。予約はしていなかったので2,000円を払うと(予約は1,800円)、整理券をくれた。ピンクの紙で、「3」と書いてある。よく分からぬが、ずいぶん小さい数字である。いま現在、これしか客が入っていないのか?
地下1階のフロアに入ると、果たしてあまり人はいなかった。Vol.1にお邪魔したときは、100人は入るであろうフロアが満杯になった。私が早く来すぎたのだろうか。
定刻になり、主役の4人がお好みの音楽に乗って登場した。宏美女流二段と万波三段は黒系、島井女流二段と涼崎プロは白系の服を召していた。4人はステージに腰を下ろし、好みのお酒を頼んだ。
私はドリンクを頼んでいる。これは必須である。今回はイベントの終わりに、4人からのプレゼント抽選会があるのだが、それに参戦するには、飲食の注文を2つ以上しなければならない。それで抽選券を1枚もらえるのだ。以下、1品追加するごとに1枚増えていく。私は1枚もらえれば十分である。
イベントが始まった。司会進行はもちろん島井女流二段である。最近はLPSA芝浦サロンに行っていないので、生宏美と生島井を拝むのは久しぶりだ。
まず、万波三段が昨年秋に昇段したので、祝福された。さらに宏美女流二段がLPSAの代表理事になったので、激励の拍手が送られた。つまりこの日は宏美女流二段が代表理事に就任後、事務所以外で初めて公の席に姿を現した日でもあった。
沖縄好きの万波三段は4月にも沖縄に行くらしく、私は彼女を羨ましく思った。そしてこのときは私自身も、8月に沖縄に行くつもりだったのだが…。
こうしている間にも徐々に客が入り、右手の奥にはミスター中飛車氏がいた。そして私の右に若者が座った。彼はLPSA駒込サロンの準常連で、信濃合宿にも参加したことがある、Kub氏だった。かなり久しぶりだが、私から声は掛けない。私はヒトとの会話は苦手なのである。
さらにしばらく経つと、私の前に客が座った。彼もLPSAのイベントなどで何度か見かけたことがあるが、話をしたことはない。
トークは続くが、今回はリレー将棋対局が目玉で、私たちもそれに参加できる。フロアみんなで参加できる競技となると、将棋しかないのだ。ちなみに入店時に渡された紙片は、このときの指し手の順番とチーム分けを表していた。色はピンクとブルーだった。
と、
「これはこれは大沢さんじゃないですか」
とKub氏が声を掛けてきた。バレたか。まあ、隣にいるんだから、分かるわな。
さて、リレー対局である。PCの将棋盤が前方のスクリーンに映された。ちなみに万波三段は将棋が最後まで指せる棋力。涼崎プロは駒の動きが分かる程度だ。
先手・島井女流二段&涼崎プロ&ブルー連合軍、後手・宏美女流二段&万波三段&ピンク連合軍で対局が始まった。

▲7六歩△8四歩▲7八金△3四歩▲6九玉△8五歩▲6六歩△8六歩

▲6六歩まで進んで、私の番号が呼ばれた。宏美女流二段が私を見て、軽く反応する。
私は△8六歩。飛車先の歩を切りにいって、ここはこの一手である。対して涼崎プロの応手が衝撃的だった。
(つづく)
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