こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

できることは みんなで 
 できないことは ひとりでも 声を上げて
  誰もが穏やかに暮らせる社会を

まちづくりに大学生のゼミ研究発表

2019年11月27日 | 日記
 八潮市と提携しているK大学政経学部の学生による
街づくりに関するゼミの研究発表があるとの案内があり、参加。
駅前の会場。市長を始め市の職員、私も含め何名かの市議会議員も出席。
6つの発表があった。
 学生らしい角度からの発表もあり、なかなか面白かった。
私は、図書館と移動バスを使って空家を活用しての読書活動の研究と
子ども食堂の研究に感心した。子ども食堂はこの12月に立ち上げることに。
私の問題意識ともかみ合って参考になった。
 70~80名近い参加者のほとんどがK大学の学生だったが、
男女とも黒服にネクタイ、いわゆるリクルートスーツなのにびっくり。
多様性の尊重、その人らしさ、個性の尊重など
昨今の社会のキーワードなのに。
 この全員の黒服は・・・。
彼氏彼女らの責任だけではないが、そうさせている大学、社会の雰囲気に
もっと若者らしくはつらつとした意見、行動を、とつい思ってしまう。

通りすがりの家の玄関に見事に色づいたドウダンツツジの葉。
余りにも見事なので、車を止めてパチリ。

「オール埼玉」総行動 7000人余の大宮駅前大演説会 九条壊すな

2019年11月27日 | 日記
 昨日夜、JR大宮駅前で「オール埼玉」総行動11・26大演説会が開催された。
7000人を超える聴衆が駅前デッキを埋めた。
今回で9回目の大規模集会。埼玉弁護士会、連合埼玉、埼玉労連などともに
県内15小選挙区で活動している「市民と野党」の共闘組織が参加。
私も「オール14区」のメンバーの一人として参加。
 立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す会、日本共産党、社民党の
野党の挨拶あり。「忖度、ねつ造、安倍晋三」と今回の「桜を見る会」の対応も
ひどいもの。「公職選挙法違反の容疑の総理は直ちに辞任」の声は当たり前。
 各弁士の熱弁が駅前に響く。
冷え込んだ夜であったが、「オ-ル14区」のメンバーはじめ
知り合いにも会え、「九条守る闘いは正念場を迎えている」との言葉に
気を引き締めて帰路についた。

「にんげんをかえせ」峠三吉 原爆詩人の声

2019年11月26日 | 日記
 ローマ法王庁のフランシスコ教皇が来日。
教皇が世界に発信した「焼き場の少年」の写真とメッセージ。
我が家にあるCDのジャケットにこの写真が使われている。
そのCDに峠三吉の「にんげんをかえせ」の詩が掲載されている。

にんげんをかえせ

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ

わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ

にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ

 1951年発行「原爆詩集」峠三吉 著より

米軍占領下の日本で、「原爆許すな」の声を上げること自体が困難な中、
敢然とGHQの監視と弾圧をかいくぐって「朝鮮で原爆使うな」と行動した峠三吉。
この「にんげんをかえせ」の碑文は今も広島平和公園の一角に建っている。

 

「オール埼玉」11・26大宮駅前大演説会 九条壊すな

2019年11月26日 | 日記
 本日、夕方6時15分からJR大宮駅西口で
「オール埼玉」総行動、駅前大演説会が開催される。
安倍政権による憲法九条壊す企てに抗議し、その断念を迫る。
「オール埼玉」として1万人規模の集会。
戦争法強行から、その廃止を求めて幅広い団体・県民に呼びかけて集会デモを開催。
埼玉から「改憲NO!」の声を上げ続けてきた。
 今回で9回目。寒くなってきたが、私も「オール14区」の
メンバーとして大宮駅に出かける。
みんな声を上げよう。

焼き場の少年 フランシスコ教皇のメッセージ 

2019年11月25日 | スケッチ
 「焼き場の少年」と題した一間の写真。
来日したフランシスコ教皇が、平和を願い世界に発信した写真。
1945年8月9日、米軍は長崎に原爆投下。焦土と化した長崎。
その長崎の様子を撮影した米軍従軍写真家 ジョー・オダネル氏の撮影した写真。
写真とともに彼のコメントが残されている。

   焼き場の少年
1945年9月ー佐世保から長崎に入った私は
小高い丘から下を眺めていました。
10歳くらいの歩いてくる少年が目に止まりました。
おんぶ紐をたすき掛けにし
背中に幼子をしょっています。
この焼き場にやってきた強い意志が感じられました。
しかも、少年は裸足でした。焼き場のふちに
5分から10分ほど立っていたでしょうか。
おもむろに白いマスクをした男たちが少年に近づき
ゆっくりとおんぶ紐を解き始めました。この時、
私は背中の幼子が死んでいるのに気がつきました。
幼い肉体が火に溶け、ジュ―ッと音がしました。
まばゆい炎が舞い上がり、直立不動の少年の
あどけない頬を夕陽のように照らしました。
炎を食い入るように見つめる少年の唇には
血がにじんでいました。
あまりにもきつく唇を噛みしめているので
唇の血は流れず下唇を赤く染めていました。
炎が静まると、少年はくるりときびすを返し
沈黙のまま焼き場を去っていきました。
背筋が凍るような光景でした。