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総括質疑 議員全員協議会  議会報編集員会委員選出をめぐって

2019年09月10日 | 議会
 9月議会本会議。総括質疑。市長から提出された議案に対する質疑。
午前10時開会。私は30年度成果報告書の3項目について質疑。
①住宅への太陽光発電設置補助と普及率について
②東京電力への放射能被害に対する賠償問題について
③教育相談所事業について
 33本の膨大な議案のひとつひとつを完全に理解するのは至難の業。
私には手に負えない感じ。それでも気になるところは質疑をすることで
理解が深まる。他の議員の質疑に対する回答もとても勉強になる。
 今回の質疑ではたとえば、太陽光発電の普及率は八潮では10%であったり
放射能の対策では5市一町で東電に対して賠償請求をしているが、
実際に東電から保障された金額は1割にも満たないこと、
市内の不登校児童生徒数は100名を超えていることなど。
問題意識が鮮明になった。
 本会議終了後、議員全員協議会。
議会報編集員会の委員選出の方法について協議。
平成クラブ(自民・保守系9人)公明党(5人)は「会派から委員の選出」と主張。
共産党は「今まで通り会派からと一人で活動する議員からも委員を認める」と発言。
一人で活動する3人の議員からも「私たちにも委員として参加できるように」との意見。
様々な議論が出るが、よくわからないのは
なぜ今回一人で活動する委員を排除しようとするのか、と言うこと。
 私は「平成クラブ、公明党が、委員は会派に限る、と主張する理由を教えて」と発言。
それでも明確な理由が示されない。やっと出てきたのが
一人で活動する議員がそれぞれ委員となると、大きな会派が一人では不公平。
いろいろな意見が出てまとめるのが大変。などと言う理由。
 結局、議長の判断で採決に。「会派からの委員で構成」が賛成多数で決定。
一人で活動する4人の議員の議会報編集員会への参加は閉ざされた。
どうしてこうしたことを平気でやるのか。
少数意見も、やがて多数意見になる、というのが民主主義の基本。
だから議論する。議論をしつくすことが大事なのに。
入り口で一人で活動する議員を排除していては「自由民主」「公明正大」の名が泣く。

夕方、北の空に稲光。閃光が走る。