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9月定例市議会開会本会議始まる 議会の民主的な運営のあるべき姿とは

2019年09月02日 | 議会
 本日より、9月定例市議会が始まった。
今日は開会本会議。市長から33件の議案が提案された。
その後、昼食をはさんで議会運営委員会提案の「議会委員会条例の改正案」と
「議会規則改正案」が提案された。
「議会委員会条例改正案」は委員の任期を2年と明記されていたが、
改選の時期との関係で、空白期間が生じるために条例の整理をしたもの。
「議会規則の改正案」は議員による議案の提出要件を明確に定めるもので
地方自治法では議員定数の12分の一と定められており、八潮市の場合は定数21名で
提出者含め2名以上の賛同があれば提出できることになる。
問題はそれ以外の意見書提出要件、修正動議の成立要件を12分の一ではなく
更にハードルを高くし、意見書は3名、動議は4名の賛同者がいなければ
ならないとしている点。この点で修正案も同時に提出された。
 共産党議員団は、議運の改正案検討の段階から地方自治法で定める12分の一で
統一すべきと主張したが、多数で押し切られた。本会議では修正案も出されたが、
否決され、平成クラブ(自民・保守系8人)公明党(5人)の賛成多数で原案が可決。
 本会議終了後、議員全員協議会が開かれた。
会議規則の改正などとの関係で議会報編集員会のメンバーの決め方と構成について。
平成クラブ、公明党は二人以上で会派を構成することが決まっている以上、
会派の人数に応じて配分するとの考え。
 それでは一人で活動する議員が4人になった現状では
そうした4人の声が反映されないと、反対の声。
会派代表と一人(会派)の参加も認める方向が筋、と私。
結論は持ち越しとなった。 
 会派制による運営を基本とすることと、一人で活動する議員の声を
できるだけ丁寧に反映させていくことが基本ではないか。

猛烈な暑さは影を潜めたが、まだ暑さは続く。潮止橋付近から中川と夕景。