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花と鳥のエデン

2018年10月28日 | 神奈川圏
『小原古邨展 -花と鳥のエデン-』 を茅ケ崎市美術館まで行って見てきた。
 小原 古邨(おはら こそん、明治10年2月9日-昭和20年1月4日)は、明治から昭和時代にかけての日本画家、浮世絵師、版画家。
 此処では、フラッシュさえ焚かなければ、撮り放題という嬉しい配慮だった。
                 
中で気を惹いたのが、木版画「温め鳥(ぬくめどり)」

『大鷹と温(ぬく)め鳥』
冬の寒い夜、鷹(たか)が雀を捕らえてつかみ、足をあたためている。
翌朝にその雀を放し、飛び去った方向への狩りにその日は行かないという。
こんな鷹がいるのかと思ったが、実際にはいないらしくも「温め鳥」は冬の季語になっている。
     「 羽交(はがひ)の下の 温め鳥 恩愛(おんあい)こそは あはれなれ 」 〈浄・百合若大臣〉





 シャッター音を削除して撮りました。     
 

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6 コメント

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お早うございます (延岡の山歩人K)
2018-10-28 08:00:51
小原古邨展 花と鳥のエデン
 >フラッシュさえ焚かなければ、撮り放題
カメラマンには 嬉しいですね
鳥さんたち まるで生きてるような躍動感つたわります
しかし
みた目の感動を写真で表現するのは 難しいですが
iinaさまの腕前は バッチシ
こちらも楽しませていただき ケッコウ でした(^o^)

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(延岡の山歩人K) さん へ (iina)
2018-10-28 08:12:48
特に三枚目の 三俣山とススキの白と紅葉が映えて美しいです。

なかなかケッコウな秋ひよりでした。
       

フラッシュしなければ撮り放題に「トリすぎに注意」の注意書が「花と鳥のエデン」だけに面白くてシャッターを押しました。

   (延岡の山歩人K)さんの当該ブログ記事のアドレスをコメント上のURLに置きました。

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取り放題 (hide-san)
2018-10-28 10:42:34
外国では当たり前でも、取り放題は日本では珍しいですね。
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温め鳥 (ムツゴロウ)
2018-10-28 20:32:14
温め鳥は、捕らえられて温めるスズメも、共に温まるのですからいい関係といえるでしよう。

翌日、スズメが逃げた方角に捕獲に飛び立たないというのも、泣かせます。
 
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(hide-san) さん へ (iina)
2018-10-29 09:09:48
NHKの「理科オリンピック」に、お孫さんが出場を果たし、準優勝とは優秀です。

iinaなどは、NHKに呼ばれることはなく勝手に応募して、きのうはにも 2本を当てて観賞して参りました。

> 外国では当たり前でも、撮り放題は日本では珍しいですね。
そうですか、外国では 撮り放題でしたか。
鑑賞物は光を嫌うことから撮影禁止だったり、祈る対象の尊いものを被写体にするのを厭がるようです。

  (hide-san)さんの当該ブログ記事のアドレスをコメント上のURLに置きました。

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(ムツゴロウ) さん へ (iina)
2018-10-29 09:40:45
> 捕らえられて温めるスズメも、共に温まるのですからいい関係といえるでしよう。
「温め鳥」は、鷹と雀が共生関係にあるのですね。

この『小原古邨展』がテレビに放送されたのを見た先輩に誘われて鑑賞しましたが、多くの方が訪れていました。



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