交通事故顛末

１３日の金曜日は縁起が悪いというが、iinaは他人事ひとごとと思っていた。
ところが、不運なことにその日にもらい事故に遭ってしまった。
落ち度は、全くないにも関わらず、相応の金銭的負担を強いられる羽目になった。傷害事故にならなかっただけが幸いで、"災難でしたネ"の慰めだけが残った。
損保との攻防の顛末をつづって、自動車保険の限界を指摘したい。

信号待ちしていると、正面から信号無視した車ａが、横切ろうとした車ｂに衝突し、反動で車ａがiina車に激突し、iina車のフロント部位大破。

車ａの損保Ａは、全面的に賠償を認めたが、修理費73％(対新車購入額。以下同様)かかるが64％を評価額として出せるからそれで良いかと迫る。
差額9％をiina負担と具体的には説明せず、損保側に都合の良い言質を誘う言い方だ。iina負担なしに元通りの車に直すのが当然と拒否す。弁護士費用等補償特約を使って闘うこともできる。

２度目の提示は、(中古物件の平均値)68％出すという。これも、iinaは拒否。

３度目は、69％と代車14日分4.2万の計71％の提示。
ここで、ａの契約に「全損特約の有無」を確認すると、「有」だった。
損保の評価額を修理費が上回ることを全損といい、50万を上限として支払うことだが、ａとｂの責任割合が未定なので、全損特約については持ち出せなかったと言い訳された。

WEBで調べたiina車と同程度の中古車79％を基準に75％なら承諾すると伝え、資料をＦＡＸ送信した。その結果が、この主張通りに代車4.2万を加算した77％で妥協。決着。[30日妥協なので、決着まで17日を要した]

iinaは、新古車を88％で契約。下取り3％なので、差し引き9％自己負担となった。

．	一方、iina契約した損保Ｚの車輌保険を使えば、自己負担ゼロで修理費と損保Ａ賠償額の差額を手当てする方法もある。 修理せずに新車購入する場合は、損保Ｚサイドが試算し直した修理費相当額63％（57％）しかおりない。 損保Ｚは盛んに100万超修理は不具合が残ると脅し、新車購入へ誘う。その場合の補償額は、損保Ａ賠償額を下回り、被害者の足元をみた提示だ。しかも、消費税抜きの57％になる。 新車購入なら、iinaの損保Ｚを使わず損保Ａで用が足りてしまう。更新時に、３等級下げられ料率が上がることも避けられる。

iina車は、新車の香りがしている７ヶ月車だから、本来なら新車を要求したいが、同程度の中古車額が保障額の攻防になった。
損保評価額では、年数等同程度の中古車に乗り換えれぬので、せめて中古相当額を要求した。
iinaの場合は、ディーラーの試乗車の新古車が手当てされたから好いが、それでなければもっと出費になるところだった。結局、当てられ損だ。

なお、代車とレッカー代金は、損保Ａの負担だが、修理をしないことになったので保管料をiinaに請求される恐れあり。
損保は、当初「全損」の言質を取られない言い回しをしたのは、「全損特約」適用を避けていたと思える。
結果、全損扱いなので廃車は損保所有となるのが原則のようだが、損保に了解を得てiinaは貰い受けた。
聞くところによると、半壊以上であれば新車購入できる特約を付保できる損保もあるらしい？

きょうのお昼に、納車します。



一説によればインドの宗教行事でこの日を揶揄節とし、人間の行為を揶揄して将来の戒めとしたものが、西洋に渡りエイプリル・フール・万愚節になったものといわれている。また、西洋の古い暦によると、正月は今の太陽暦の３月25日に相当し、七日間の新年の祭の締めくくりとして、うきうきした気分を思う存分罪のない嘘のつきあいや冗談で発散させたのが万愚節の起こりとされている。
生誕親鸞1173僧侶、ビスマルク1815政治家・軍人。



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