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科学の力で日本を元気に

2012年05月14日 | 雑感
創造的な成果を上げた新進研究者を表彰する第18回ゴールド・メダル賞の受賞者3人の読売テクノ・フォーラムを聴いてきた。

▼「化学の力で見えないガンを見つける」
浦野泰照・東京大学大学院医学系研究科教授
細胞応答観察や微小がん検出を実現する蛍光プローブの精密開発研究が評価された。

似たような恰好をした大勢の中からウォーリーを探すゲームのようだ。ウォーリーが光れば即見つけることができる。薬が多過ぎてガン以外の細胞が光っているのか、常にガンだけが光っているのか等々を見極めてガンのみ発光させれば、切り取るなりレザー照射して消滅させることができる。
とても理解しやすい例えで説明してくれた。




















▼「試験管で精子を作製~男性の不妊症の解明に挑む」
小川毅彦・横浜市立大学医学部泌尿器科准教授
培養下での精子形成法の開発で受賞。マウスを使って子までできるまでになったが、人間にも応用できるかは課題だ。
研究が行き詰っていたとき、嘗て発表された失敗とされた論文を追実験してみた。この最新技術での試みが成功し、次のステップに踏み出すことができ功を奏した。


▼「サイボーグはできるか」
竹内昌治・東京大学生産技術研究所准教授
生体と機械の融合に関する先駆的研究で受賞。
頭で考えたことをパソコンで操作できるようになった。そのことから人造手足を動かすことができるようになった。また、目の見えぬ者にも人工視覚の刺激を脳に伝え、映像を感じることもできるまでになった。

受賞記念講演会は5月8日に東京・日比谷の日本プレスセンターで開催。
今回は、とても分かりやすく解説してもらえたので、最新の科学の世界を垣間見れてラッキーだった。




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4 コメント

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素晴らしい研究 (らいちゃん)
2012-05-14 08:31:05
3人とも素晴らしい研究成果ですね。
特に浦野先生の「化学の力で見えないガンを見つける」は、癌の心配がある私のような年齢の人には朗報です。
早く、実用化してガンの早期治療に使われればいいですね。
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Unknown (tamirin)
2012-05-14 09:31:09
すばらしい方々ですね~
日本人はこういった面をもっと発揮
できそうな人種だと思います~
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Unknown (ぼたん)
2012-05-14 11:36:16
3人とも素晴らしい研究の成果をだされていますね。
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commentに コメント (iina)
2012-05-15 08:39:29
(らいちゃん) へ
”歴史探訪同好会”とは、さすがに近畿の会社です。熊野古道の制覇とはいいですね。
iinaのかじった本では、鹿島神社であったか鹿島神宮から中臣鎌足が出て中臣家に養子に入ったと
ありますが、どんなものでしょうか?

ガンを発光させても、白黒では見分けられず、まさしくカラーで光らせ、一目瞭然なのだそうです。




(tamirin) さん へ
「銀座」は、iinaの出身地にもあり、全国にあまたありますね。
ひと昔まえの方なら、銀座の柳と答えるかもしれません。

ご縁があって半年ほど仕事場でしたよ。その後、所属部署が大きくなって日本橋に移りました。




(ぼたん)さん へ
桜新町といえば、長谷川町子さんが住んだサザエさんを連想します。
いつも通過駅のため、下車したことはありません。
洋ナシ形バウムクーヘンを食べたいiina~
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