日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

電力会社の攻防前線・関川

2011-08-09 | 自然・風景
夏休みの黒姫行きの目的は「避暑」と「窯焚き」
東京とは比べるまでもない高原の涼しさ
唐松林の中にある友人の山荘の気温は上がっても25℃
夜は長袖を着て、毛布と夏掛けで丁度いい。

5日の夜中、ガラガラ・ドシャン!
地響きをたてる雷と激しい雨音
さぞかし、被害が出たことだろう

  

だが、いつもと変わらぬ緑・みどりの景色。

朝食後に苗名の滝に水量調査(?)に出掛けた。
「川沿いは危ないから、山の道を行った方がいいよ」
留守番組に注意されたが
長野県と新潟県の県境の「関川」の水量は少し多い程度
忠告を無視して川沿いを進むと



長野県の山にへばりつく水力発電所は「中部電力」



新潟県側にある施設は「東北電力」
水量の豊富な関川は電力会社の攻防前線(?)
いつもは、水なしの施設が黄色い水が渦巻いていた。
中部電力の発電所から延びる電線、電力の融通をしているのだろうか?

小1時間で苗名の滝の入り口に着き
吊り橋を渡り、階段を上り
川の間直に来ると、ドウドウとした流れ



更に山道を登ると



この辺りの観光名所「苗名の滝」
親子連れや、夫婦、友達同士など
いつもより賑わっていたが
水量は雪解けの季節より少ない。

一夜の豪雨程度では自然には脅威ではないらしい。
人の手で開発しつくされた都会や平地では
自然の営みが「脅威」にされてしまった、感あり。

ちなみに、山荘のある長野県の中部電力の電力でんき予報は
今日は「やや厳しい需給状況」の90%
新潟県の東北電力では「厳しい状況」の96%
ヒヤヒヤもので東京電力から貰い電気状態らしい。

ここでエアコン設定を29℃に落して、ちょっとだけ節電をした。
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黒姫の営みと土産

2011-08-08 | 趣味・遊び
夕方黒姫から帰りました。

5日熱中症から回復し、友人の山荘で今日まで涼しい日を過ごしをした。

黒姫山の麓はに日中は晴れていても、夕方からは雨が多い



山の端からは入道雲がニョキニョキ
5日の雨は半端ではなく
雷ゴロゴロ、地響きをたてて鳴り響き
雨は屋根をドラム代わりにゆらす。

それでも翌朝には枯れ葉にしみ込んだ雨は、大げさにはならない様子。
川が濁って流れる程度。

自然の営みは激しくとも、難なく消化してくれている。



そんな天然自然の地のお土産
信濃のみすず飴と
朝取りの野菜
枝豆,トウモロコシ,モロヘイヤ,ぶっといキュウリ,インゲンに
友人と分け合った完熟桃

「道の駅 しなの」
お土産は野菜が一番!
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熱中症

2011-08-04 | その他
今朝起きようとしたら,足がつった。
目を開くと、部屋の景色が左から右へ、エンドレスで流れる。
めまい
起き上がると吐き気
「どうしたことか?」

目をつぶったままでで起き上がり
冷蔵庫の水を飲む。

今日の予定は午前中は仕事
午後から「夏休み」の筈だったが、オジャン!

午後のなったらようやくどうにかなった。
友人によると「熱中症よ!」
熱中症なら何度も経験済み,明日には元通りになる筈

新幹線の座席指定はごみ箱行きにし
明日の予約をし(グリーン車!)
予定の仕事はこなした。



と言うわけで明日から夏休みです。
涼しい高原の黒姫へGO!

皆さんんも熱中症には気をつけて下さいね。
お休み前のお水一杯を,お忘れなく。
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お土産の本

2011-08-03 | 仕事・建物
今日は早お昼をして,午後目一杯勉強をしてきた。
住宅医ネットワークの主催する「住宅医スクール」の第3回
木造の構造のセミナー
木構造の専門家(少ないです)佐藤孝治氏
静岡市で耐震診断と補強設計の実務のベテラン清水利至氏のお話
杉並区の耐震診断の端っこに携わっている私には興味深い講義だった。

前回はついつい眠くなったので,自家製コーヒーを持参したが
終り頃には苦みばしって,ガツンと響き渡るお味で大失敗!

講義が役に立っただけでなく,お土産本がドッサリ
3冊も!



中身に比例してかなりの重量
用事の為に一駅歩き,抱えて帰り着いた頃にはヘトヘト

写真の為に久しぶりに天井灯を点けると
ブオ~~ン,40W蛍光灯がはもっり続けるが
へコへコするだけで点灯せず
椅子の上に立ち上がって調整すると、見事はずれてしい
動かせば動かすほど不機嫌になり,頭からは滂沱の汗
節電で使わなくなって4ヶ月、相当すねてしまった。

疲れた今日無理することも無いか,
あきらめは早いが
お土産には大感謝です。
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堂場瞬一「断絶」

2011-08-02 | 読書
堂場瞬一著「断絶」中央公論新社刊
昨夜読み終えた一冊

東京から特急で1時間程度の地方都市「汐灘サーガ(物語)」の第二弾
前作の「長き飴の烙印」で始まった地方都市は
何とはなしに静岡辺りと想像していたが
上野から1時間なら「水戸」あたりだろうか?



海岸で銃で死亡した女性の遺体
身元が分からないまま、自殺と決めて捜査中止の指示が出る。
中年刑事石神は納得出来ないまま極秘捜査に出る。

一方家業となった衆議院議員の劔持は汐灘の名士
個人よりも汐灘の利益を優先してきた議員の後継者を指名すべく
悩みが尽きない日々。
議員個人の友情と口外出来ない秘密

元汐灘市のナンバー3の地位にあった父親を持つ石神刑事
大嫌いな東京に手がかりを探しに出っ張る

仕事上の顔と個人生活の顔
夫々の顔を交差させつつ物語の収束に進む。

堂場瞬一ほど警察の物語を事実に即し(知らないので多分)
リアルに書き進めた作家は始めてだと思うが
「断絶」は議員の私的役目もリアルに「そうだったのか」納得させられる。

物語は読み手の思う方向に着々と進むが
最後に逆転一発も用意されている。
堂場瞬一の刑事物の中でもピカッと光る本になっている。

巻末の解説は池上冬樹/文芸評論家
解説文もピカイチ
読者が(私が)気付かない所を補足し
作家の知らない点を教えてくれる。
最初に読んでも,最後に読んでも本文にチャチをいれない賢明さが
「解説」として感心した。

解説までシッカリ読まれることをお勧めする
超特級の文庫本です。
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カイツブリの子育て

2011-08-01 | 自然・風景
カイツブリのその後が気になりまた和田堀公園へ



巣は空き巣-空き家

さて何所に?



軽鴨の向こうに・・
(軽鴨の句読点かなカイツブリ・・以前のヘボ句でした)

大きな軽鴨をダッシュのごとくに追い払う強気のカイツブリだったが
二羽そろって無事



一羽の背中が変にふくれて
合間から雛が顔を出す。



双眼鏡で見続けていると
自転車のイケメン小父さま
「ここに並んでいる人はなにを見ているのですか?」
双眼鏡を渡して説明したが,果たしてカイツブリは見えたのか?

そうこうしていると,一羽がえさを持って近付くや
ひな達は背中から飛び出して奪い合い



また背中に・・
一羽が乗り損ねて取り残されたが
どうにかまた背中に乗れた。

背中に隠れているのなら、カラスの襲撃も大丈夫そうで一安心。
カイツブリの子育ては上手く生きそうだ。
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