日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

雪の日の黒姫高原

2009-01-07 | 自然・風景
黒姫には年に数回行くが、何度行っても飽きることがない。
春は山菜取り、夏は避暑、秋はキノコと紅葉
周辺の散歩の合間に陶芸をする。
当初の目的は陶芸だったが、年々気持ちは外へ向かい
比例して良いものが出来なくなる。
冬の陶芸はお休みし、雪見の山歩き
今回もスノーシューをはいて、歩き回った。



28日はほどほどの降雪のなか新潟県境の関川へ行く。
対岸の杉の沢の集落は雪に霞んでメルヘンチック
皆ここからの眺めが大好き。



川は流れの中の石に雪が積もりまるで軽羹まんじゅう



山のふもとは地吹雪で大荒れだった。



31日、切れかかったお醤油を買いに杉の沢のお店まで出かけた。
「集落の中ほど」と聞いていたものの
道路はスキー場へ行く道や、民宿などで行き先が不安になり
家の前で遊んでいた小学生の兄弟に声を掛けると
「あそこのぼこぼこの道路を右に曲がって・・」
と言いつつ一緒に行ってくれることになった。
「この道を行くと吠える犬がいるからこっち」や
「この道の方が近い」などといいつつ
相方の「僕たち将来は何になりたいの?」問いに
軽く「野球選手かゴルファーかな」の答え、返事に窮する。
帰り道ではフキノトウを見つけてご機嫌で帰り着いた。



雪が止むと山荘は霧に包まれる
隣の家も霞んで童話の世界。
色気は引っ込みモノクロの雪景色

日々刻々と代る黒姫の景色
窓越しに眺めるだけでも1年の鬱積が落ちてゆく気がする。
コメント (2)
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