新聞大好き

新聞週間が近いからで言うのではないが、新聞が大好きだ。
活字が大好きでもあるが
小説が大好きでもあるが
ミステリーが大好きでもあるが
一番良く読むのは朝晩の新聞。
数日旅行に出かけていようが、新聞は止めない
帰ってきた途端玄関に山と積まれた新聞を読む。
数日掛けて読む。
新聞が休みの日には前に日の新聞を出して読む。

昨日建築界の巨匠黒川紀章氏が亡くなった。
テレビではトップニュースにならずにあっという間に次のニュースに移っていった。
今朝の朝日新聞では一面トップがゴア氏のノーベル賞受賞記事
次の次の大きさが黒川紀章氏死去の記事、
一面のなかで一番小さいとは言え、テレビの扱いとは違った。



社会面では１/３の紙面を占領
さらに文化面に氏の功績と悼む記事が掲載されている。



一般的には都知事選と参院選の立候補で騒がれたが
建築会では若い頃から超有名人、世界的な建築家だった。
無給で事務所で働いている人のうわさもあったし
事務所のスタッフの話を憧れの目で聞いた事もあった。
非常に怖い存在だったようだが
選挙でテレビに写った時にはうわさ話との落差を痛感したものだった。

そんな氏の功績なりの扱いをした新聞を益々好きになった。

最後に「本当に好きだったんだから」妻の若尾文子さんに残した言葉
神懸かり的な建築家が立候補しマスコミにもみくちゃにされ
最後は人間的な人だったと納得させてくれた。
短期間で色んな側面を見せてくれた偉大な建築家
「黒川紀章」
新聞とテレビの違いを明らかにしてくれたことでも功績を残したと思う
ご冥福をお祈りいたします。

マウスの塗り薬＆NHK耐震厳格化ニュース

ここ数日マウスの使いすぎで人さし指がズキズキし始めた。
ものは試しと「インドメタシン」配合の塗り薬をベタッと付けた。
腰痛持ちの腰痛にはナシノツブテが
指にはバッチリ・きく～～うっ！！
夜に塗って寝れば翌朝にはスッキリ



しかしまた翌日には「クリック・クリック」
元の木阿弥

普段の図面書きなら、考えたり手書のスケッチをしたり
資料を調べたり、マウス操作だけが仕事ではない。
この数日は明日のセミナーの資料作り
写真を探してクリック・クリック
写真の加工にクリック
パワー-ポイントに入れ込むのにクリック
人さし指を酷使しすぎた。

今日は3時間ごとにインドメタシンのお世話になった。

ソウコウしている内にメールの合図
東京建築士会からお知らせメルマガ
「本日　10月12日(金)　ＮＨＫ２１：００～２２：００「ニュースウオッチ９」の一部にて 「住宅が着工できない 耐震審査の厳格化で思わぬ波紋・・・」という内容が 放映予定となっております。 内容は、改正法により工事着工が停滞している問題等を紹介するものと思われますので ご案内させていただきます。なお、当日の事件等により放送日が変更となる可能性もありますのでご了承ください。」・・との事

耐震審査の厳格化が行き過ぎ、着工件数が激減
このままでは景気の先行きにも影響しかねないと
国交省が大慌てで、通達を出したり説明会を開いたりしている。
遅きに失したのかNHKニュースにもなるようだ。
今日のビックニュースの自動改札機トラブルに取られなければいいが・・

自動改札機はすでに問題解決したが
厳格化は「インドメタシン」塗りくらいではまだまだ解決しないだろう。

セミナーお知らせ

伝家の宝刀？「着払い」

いつ頃からか新聞の広告欄に「お詫び」が掲載される事が増えた。
多い時は数社のお詫びが並ぶ。
製品の不具合だったり、表示の訂正だったりマチマチだが
良い方向に訂正は一つも無い（当たり前か）



私も通販で買った品物の不具合で返品交換・修理が相次いだ。
最初はスポーツサンダル
お気に入りだったにもかかわらず、1週間ぐらいで底の一部がはげてきた。
連絡をすると「着払いで送って下さい・先に交換品を送ります」
不具合が続いていたのか対応が早かったが
「同じものが欲しい」と言っていた人は買うのを諦めた。

次はDVDプレイヤー
滅多に見ないのにイザ見ようとすると画面が変！
これも「補償期間内の証明書類を付けて着払いで・・」
1週間で戻ってきた。

またパソコンに繋いでいるDVDドライバーがリコール品になっていた。
私の不具合と違う不具合のようだが、やはり「着払い」
戻ってきたが私の不具合は「確認出来ません」・・だって。
どうなっているんだろう？？？

音響メーカーに勤めていた兄は
「1000回以上も繰り返し徹底的に検証してから販売を始める」と言っていたが
「パソコン関係はそんな事していないようだ」憤慨していた。
ユーザーが不具合に気付くのでは遅すぎやしないか
伝家の宝刀のように「着払いで」と言うが
接続を外し、梱包して、宅配便に持ってゆく
結構手間がかかるし、その間不便だ。

丁寧に手書きの便せんであやまったのはサンダル屋さんだけ。
困ったもんだ。

DVDドライバーは仕事優先でまだ確認は先延ばしだが
今回の騒動で、購入メールと納品書は1年以上キチンと保存して置く事にした。
やれやれ・・

写真は本日の雲模様

ボランティアに義務に毒に陶酔

今日は忙しい一日だった。
午前中は介護保険・住宅改修の問題事例のボランティア
福祉住環境整備ネットワークin杉並の人と無事問題を解決
地域包括支援センターの担当者と住まい手の方に感謝されて一件落着

帰りは善福寺川沿いに歩いて帰る事にした。
富士見町駅から少し進むと、神田川との合流地点に出くわした。
駅周辺は洪水注意報地帯
川沿いに背の高さの塀が延びて川を見る事は出来ない
合流地点の橋でようやく眺められた。


奥が「神田川」手前は「善福寺川」　左が川下

今日の空模様ではこのおとなしい流れが氾濫するなんて想像もつかないが
一旦大雨になると見る見る内に水かさが増しそれは怖い事になる。
都市型河川の典型的な姿だ。
環七の地下に工事中のトンネルが完成すると洪水は無くなる。

午後から打合せを終え、NPO法人家づくりの会の理事会を早引け（ゴメンナサイ）
津田ホールのご招待コンサートに向かった。
３年前からお世話になっている
フジモリ産業「フジモリ・アプリケーションコンサート２００７」
今年はカウンターテナーの「米良美一」
華も才能も技術もある天才
素晴らしい歌声
合間に毒のあるトーク

毒がきつすぎる嫌いはあるがそれにも勝る歌唱
友人達も大満足して「また来年！」

ボランティアに義務に毒に陶酔
・ ・じつに変化のある一日だったが、花も毒もないこのブログ・・
反省は明日・・

いたずら盛りの小学生＆講座

この連休はあちこちの親戚が集合、大賑わいとなった。
手土産の軽井沢高原ビールセット
夏休み旅行の際に私ようにと下げて帰ったようだ。
よくぞ今まで手を付けずに残っていた事・・



小学生の男の子が2人集うと大変な事になる
久しぶりの従兄弟同士の再会だが、
恥ずかしそうなのが10分で打ち解けた。

食の細い2年生が、なんでも食べる1年生に釣られて沢山食べた。
公園では大はしゃぎで、編み潜り、すべり台
ターザンロープを並んで滑降
一人っ子も親を気にせずに、衣服は泥だらけ
帰ってから仲良くシャワーを使っていたが、
終わった後の浴室は目を覆うばかりの有り様だった。
その上、何故だか紅茶こしはペシャンコ！

みんな引き上げてホッとしていると
どこかでせわしないベルがピ～～～ピ～ッ
なにごとか？この警報音！
辿り着いたのは冷蔵庫の下に張り付いたキッチンタイマー
肝を冷やした。

いたずら盛りの小学生・何をしでかす事やら
まあしかし、このビールに免じて許そう・・

ここでお知らせです
NPO法人家づくりの会では秋に住まい手さん向けの講座が開催されます。
家づくり連続講座　10月13日（土）
なかのZERO　家づくり講座　11月24日（土）
この二日は私も講師で出席いたします。
興味と時間のある方はご参加下さい。
案内と申込は　NPO法人家づくりの会へ
またはNPO法人家づくりの会「建築家と話そう」へ

リフォーム詐欺事例

先週、古い友人から電話が入った。
「リフォームの業者が耐震工事をした
　そのせいで、家中にがたが来て雨漏りまでおきた
　心配だから見て！」

思い返すと随分以前に結露の事で相談を受けた事があったっけ。
地図を頼りに進むと、以前訪問した事も思い出した。
友人は設計依頼をするつもりだったが、
「違法建築はしない」の一言で知り合いに設計をさせた、とか。
築10年くらいというが20年は経ていて「早いのもね」感嘆された。

家の経歴を聞くと
要望のままに設計されたので壁が少なかった
前の家に来た大工さんが「ベランダがオカシイ」と指摘
その大工さんの言うままベランダの補強をし
言うまま室内の壁を増やし、言いなりに縁側を増築した。

数年前に近所に鼠被害が発生し、近所と同じ業者が駆除をし
その際地震に弱い家といわれて、耐震工事をした。
屋根裏に重りを載せて「地震に強くします」と言われたとか・・
最近のテレビで耐震は「屋根を軽くする」見て俄に心配になったようだ。
屋根を重くするのは「耐風性」・・こりゃ詐欺か？

早速屋根裏を覗くと
そこはリフォーム詐欺のテレビ画面そのまま、
L金物にボルトの山が暗やみで光る。



思わず笑ってしまった（失礼）
金物位置に決めごとは見られず、むやみやたらに付けたようだ。
小屋裏の束や金物の相手方の母屋は耐震で重要な役割はしない。
柱と梁・土台を繋ぐならいざ知らず、こんな方法はド素人に間違いない。
期待した「重り」の姿はみられなかった。

床下を覗くと、付けやすいところに素人目に受けそうな金物
注脚を全く意識しない能天気な場所に光る。
効果ありは床下換気扇くらい。

「いくら払ったの？」
「数回に分けたから分からない」知りたくないようだ。

耐震壁を増やした大工さんだってまゆつば物だ
壁をやたらに増やせばいいものではないし
壁だけより土台＋柱＋梁の緊密な関係を無視してはならないが
そこまでの工事跡は見られない。



「どうしょう？、取ったほうがいいかしら？」
幸い「立ち一発」で調べたが建物の歪みは気にするほど無い
「役にも害にもならないから、ほっておきましょう」
「雨漏りは、大風と大雨の突発事態、この先たびたび起こりはしない」

そこで持論のうんちく
「詐欺に遭わないための原則＝
　声をかけてきた人の話に乗らない、必要ならこちらから声をかける。」
（困りごとは、信用の置ける人に相談するか、自分で調べた相手に依頼する）

それにしても工事現場では「口先・指先」で仕事をするのが設計者
この日は重い脚立を運び、天井裏をのぞき、床に這いつくばって床下を見た。
その揚げ句、通風を阻害していた床下収納庫を撤去、滅多に無い肉体労働だった。

せめて、今後は間違いの無い家のメンテナンスをしてもらいたいものだ。

国際福祉機器展・最新機器

久しぶりにビックサイト・国際展示場に出かけた。
遠回りでもユリカモメに乗るのが楽しみの一つ
お天気も良く穏やかな東京湾の風景が見られた。



今回の目的は最新移乗機器を見る事
合わせて話題の人工筋肉用具の見学
も一つ、出展社セミナーを２カ所聴講する事

会場にはいるといきなり４センチもの厚さのカタログをもらった。
「重いから後で」「カタログはいつまであるか分かりません」
で、荷物を持ち歩く羽目になった。

セミナー会場の移動リフトは小回りがきくようになっていたし
利用する人も楽そうで色がおしゃれ。
しかし近くで見るとかなりの大きさ、やはり住宅では使えそうもない。

次は興味の対象人工筋肉と補助具
神奈川工科大学のパワーアシストスーツ
介護する人に装着すると、本人より重い人でも楽々抱き上げる事が出来る。
日立のエアマッスルは圧縮空気で弱い力を増幅する
これでは映画のアクションシーンがムキムキマンでなくとも成立しそうだ。
開発メーカーによる実力バトル、想像するだにワクワク見て見たい！
理科大学ではロボットの表情を人に近くし、
言葉を理解してお返事が出来る賢い受付嬢を出店。
大学で研究開発をしている事に将来の福祉業界に明るさを感じた。
歩く事が出来ない子供に装具を付け、翌日には自分で歩けるようになる
・ ・等々
ハイテク化は体の不足している能力を補う方向にも導いていた。



会場は車椅子の密度が高い。
展示の車椅子以上にユニークな車が目に付いた。
広い通路でシャア～～ッと行きすぎ、人々を振り向かせた
あの車椅子は乗用車以上の価格がしそうだった。



貰ったカタログを下げて歩くのはとてもきつい
もう一つのセミナーを残したまま帰途についた。

トンボの記念撮影

今日の天気予報は見事ハズレ、
曇り晴れのはずがカラリとした気持ちの良い一日だった。
それにもかかわらず単調なデスクワーク、
パソコンを見つめる目とマウスを操作する人さし指がチリチリしている。

数日前の肌寒い朝、廊下の床にトンボが一匹じっとしている
踏みつけられないように手摺りにたけて、暫くして戻るとまだ同じ場所にいた。
なら・捕まえて晴れの記念撮影。



本人（虫）の承諾ナシだが、フラッシュをたいてもビクともしない。

目をグリグリ、足で頭をなで回す。
ヒョッとするとお腹が空いているのかも・・
大根の葉を水につけてそばに寄せてもいやがらない。
餌は何だろう？
ネットで調べると、ヤゴのうちは川虫
成虫になると「トンボ」を食す。
これは共食いではないか・・
種類が違うトンボなのが？同じ仲間も食べちゃうのか？
その他「はえ」や「か」やはり同じ空飛ぶ昆虫
かなり、危険な暮らしぶりと言えそうだった。
名前はどうにもこうにも特定出来ない。
「赤とんぼ」でもなし「糸トンボ」でもなし、ましてやオニヤンマでなし
昆虫図鑑・トンボ

仕事をしている横でおとなしくしていたが
やにわ・力強くホバリングを始めた。
飛び立たずに羽根を激しく動かし
しばらくすると浮上、天井の蛍光灯に張り付いた。
火傷をしないように蛍光灯を消し、窓を開けると元気に飛び出していった。

寒さで弱っていたのかも知れない、
今ごろは元気か？寿命を全うしたか？
はたまたオニヤンマのお腹に納まったか？
今日は赤とんぼが飛んでいたっけ

「犯人に告ぐ」文庫本と映画

一昨年から読み出した雫井脩介の4冊目の本
単行本では早くから目にしていたが、文庫本化されるのを待っていた。
読み進むが集中出来ずに2割り方進んだところで
ふと表紙を見ると（下）巻から読むと言う大失態。

失敗を元に戻すと集中出来、上下一気読みになった。



ノンキャリアの枠にはまり切らない神奈川県警の刑事
子供の誘拐事件を担当し、こちらも大失態。
足柄に飛ばされる事9年、同じく幼児誘拐殺人の事件発生
手詰まりの県警に呼ばれて再度登場となった。

ここからが「劇場型捜査」が始まり
私的感情から足を引っ張るキャリア管理官
刑事退職後のコメンテータやテレビキャスターなどがからむ。

今月27日から映画も上映される事になった。
映画「犯人に告ぐ」公式ホームページ
主人公刑事が豊川悦司、ヤングマンと呼ばれるカッコいい役柄
どうかな？と思いつつ予告編を見ると、結構いいみたいだ。
足引きの管理官が小澤征悦
イメージでは能天気・小賢しい・白い顔・華奢だが
能天気は想像出来てもかなりの落差、どう演じているのだろうか？
それにからむ片岡礼子演じる女性ニュースキャスター
この人物に興味津々だが、悲惨な結末はストーリーには含まれていなかった。

上映される前から話題性が大きいが、たぶん映画館には行きそうもない。
テレビ化されるまで待とう・・

しかし、雫井作品では「虚貌」の方が好きだな～～

「やさしさが走る街・・」変！

土曜日の品川駅港南口のコンコース



垂れ幕を見た途端「変じゃないの？？」
【やさしさが 走るこの街 この道路】
やはりオカシイ！！
町中の垂れ幕ならイザ知らず・ここは人通りの多い場所。
「やさしさ」とは言え、走ってはいけない場所
子供の頃「廊下を走っては生けません！」学校で立たされたりした。
ましてや「この道路」では、はた迷惑な・・
せめて「やさしさが 広がるこの街・・」くらいにして欲しい。
幸い品川は大人の街・走る人影はなかったが・・

１人憤慨しながら目的のビルへ向かった。



品川の再開発ビル群、ペデストリアンデッキの「スカイウエイ」は2階に当たる。
海側と駅側の品川グランドコモンズの間の地上は緑あふれるポケットパークになっている。
木立の間は散策が出来る気持ち良さそうな場所
品川インターシティーのビル群はガラス張り



反対側の建物がクッキリ、姿見状態だった。
雨混じりの空のせいか、
没個性的な姿ではないがここまで謙虚（？）にならなくても・・
勝手な受け取り方をしてしまった。

再開発前に来た時は広くて何も無い場所だったが
晴れた日にも是非来て見たい。
走らずに・・ね。

侘助もどきハイビスカス

昨日から急に冷え込んだ。
「今日も暑い！」なんて書き込んでから、
たった3日で寒くなってしまった。

ベランダのハイビスカスが咲き切れずに「侘助」もどき
気温が上がると大きな花を目一杯広げて華やかなはずが
ためらっているのか・寒さに凍えているのか？
筒状のまま広がらない。



だけど暑いさ中は一日でしぼむ花が
涼しくなると2日にわたり咲き続ける。
明日も咲いていそうだ。

長い間使ってきたテンプレートを夏には涼しげな砂浜に変えた。
10月の今日からは「灯火親しむ」つもりで「スウィート・キャンドル」にした。
サイトの中からセレクトしただけながら、気分は変わる。
いかがでしょう？
しかし、同じ画面で見ていると前月もその前の月も
新しいのに「刷新」されてしまい
古いテンプレートは表示されない。
ちょっと寂しい気がする。