日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

「犯人に告ぐ」文庫本と映画

2007-10-03 | 読書
一昨年から読み出した雫井脩介の4冊目の本
単行本では早くから目にしていたが、文庫本化されるのを待っていた。
読み進むが集中出来ずに2割り方進んだところで
ふと表紙を見ると(下)巻から読むと言う大失態。

失敗を元に戻すと集中出来、上下一気読みになった。



ノンキャリアの枠にはまり切らない神奈川県警の刑事
子供の誘拐事件を担当し、こちらも大失態。
足柄に飛ばされる事9年、同じく幼児誘拐殺人の事件発生
手詰まりの県警に呼ばれて再度登場となった。

ここからが「劇場型捜査」が始まり
私的感情から足を引っ張るキャリア管理官
刑事退職後のコメンテータやテレビキャスターなどがからむ。

今月27日から映画も上映される事になった。
映画「犯人に告ぐ」公式ホームページ
主人公刑事が豊川悦司、ヤングマンと呼ばれるカッコいい役柄
どうかな?と思いつつ予告編を見ると、結構いいみたいだ。
足引きの管理官が小澤征悦
イメージでは能天気・小賢しい・白い顔・華奢だが
能天気は想像出来てもかなりの落差、どう演じているのだろうか?
それにからむ片岡礼子演じる女性ニュースキャスター
この人物に興味津々だが、悲惨な結末はストーリーには含まれていなかった。

上映される前から話題性が大きいが、たぶん映画館には行きそうもない。
テレビ化されるまで待とう・・

しかし、雫井作品では「虚貌」の方が好きだな~~
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