日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

近所のビルの解体工事

2007-08-24 | 仕事・建物
近くでビルの解体工事が始まって1月以上が過ぎた。
四角いコンクリートのショールーム
屋上が駐車場になっていて
夜にはヘッドライトの明かりが部屋の中まで差し込んで
UFOかと驚いたものだ。



何台もの重機が稼働し続けて
離れている私のところまで音が響いた。
近所の人はさぞかし苦痛を強いられた事だろう。

その騒動もまもなく終わりそうだ。
解体作業は終了し、今は鉄筋コンクリートの
鉄筋とコンクリートの分別仕分け中
鉄筋は再生工場で溶かして再利用し
コンクリートは現場で破砕し道路の舗装の下に使われる。

建築現場のリサイクル率は家庭ゴミよりはるかに進んでいる。
コンクリートや木材は90%以上にもなる。
廃材の法規制が厳しくなったのと
廃材の最終処分場(埋め立て)費用が高騰していると言う事情がある。
(処理場が遠くなったり、場所が無くなったりしている)

住宅の現場でも解体作業中に分類分別してトラックに積み込んだ様は
「お見事!」声を掛けたいぐらいに奇麗になっている。

この現場も8月中には全てを終え、新しいビルの工事が始まる事だろう。

人家なくなった現場のゲートの間からこっそり写真を撮り
空を見上げるとうっすら染まった雲が浮かんでいた。

コメント
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