日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

サルガド写真展「アフリカ」

2009-12-11 | 趣味・遊び
3チャンネルの日曜美術館で取り上げていたセバスチャン・サルガド展
招待券を貰っていたが、開催期限が迫った昨日見てきた。
恵比寿ガーデンプレイス
月曜日に行ったものの、休刊日で断念
建物の写真を撮りつつ、入口でチケットを出す筈が
「ない!」
出かける寸前に取り出してそのまま机の上に置きっぱなしだった。
なんという不運続き・・



仕方なく新たに購入
「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン」展を合わせるとお安くなります。
で、2枚1300円を購入
(そそっかしいと余分な費用がかかる)



友人に「素晴らしかったよ!テレビも見て」と言われていた。
絵画や彫刻は見に行くが写真展は初めて。。
残りの日が少ないためか、テレビのためか、かなりの人の入り
いかにも現役カメラマンの雰囲気の奇麗でない中年の人
いかにも写真学校在学中という雰囲気のオシャレな若者
カメラが趣味の中高年の男女などなど・・

内戦で難民となった人の群れや虚脱した人のポートレート
光と水蒸気の織りなす光景をを見事にとらえた写真
テレビで「避難する人達と一緒に行動し、貴重な一瞬をとらえた」と話していた。

干ばつで砂漠になった湖のあとや砂丘
その中で食べ物を探す人達

どちらも安楽(?)な日本からは想像を絶する生死を掛けた日常
それでも、一人ひとりが気高く・美しく、上品
こんな人達が殺戮をしたなんて・・
こんな人達を奴隷として売買したなんて・・

静かに怒りながら見て回った。

その後の木村伊兵衛写す、ヨーロッパの人のいやらしさ
カメラマンの意図だろうか?
写された人間性がでてしまうのだろうか?

アフリカはまだまだゴタゴタしているところがあるが
誇り高い人々の地・・
そんな感想を持った写真展でした。

さて手元の1枚、これから貰ってくれる人が居るだろうか??
コメント
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