9月に読んだ1冊
今野敏著「茶室殺人伝説」09年講談社文庫(86年サンケイ出版刊)
売れっ子作家にして空手塾長の本
お茶室で殺人なんて!
年に数回のお茶愛好家としては聞き捨てならない題名
警察小説の著者の独断と偏見にとんだ荒唐無稽な内容にちがいない・・
と思いきや、茶道の道も進んでいたらしい・・(巻末解説による)
偏見を持ちながら読み進むと
「茶道を良く知っている」「荒唐無稽でもない」分かり始めた。
お茶の家元の稽古場に通う女性
師匠で次期家元と噂のある女性の言い争う姿を偶然に見かける伏線。
車中のお茶会で下足当番(お客さんの数を数えたり履物の管理をする)が終わろうとする頃
悲鳴とゴタゴタが起こり、茶室で死人がでた。
ただ単にお弟子の一人だった主人公の女性が、一挙に重要な役目を担う事になる。
殺人か?恨みの自殺か?
家元と家元の次男がからみ、ただ単なる殺人に終わらない謎解きが始まり
解決する頃には主人公は次期家元夫人に納まりそうな気配
お茶の流派は三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の他幾つもあるが
武道を極めていそうなのは、あの流派・・など
深読み、横道をたどりながら読んでいた。
しかし、お茶を大事にし汚す事のないストーリーだが
やはり、荒唐無稽
今はお茶はしていないのだろう・・などと結論づけた1冊でした。
今野敏著「茶室殺人伝説」09年講談社文庫(86年サンケイ出版刊)
売れっ子作家にして空手塾長の本
お茶室で殺人なんて!
年に数回のお茶愛好家としては聞き捨てならない題名
警察小説の著者の独断と偏見にとんだ荒唐無稽な内容にちがいない・・
と思いきや、茶道の道も進んでいたらしい・・(巻末解説による)
偏見を持ちながら読み進むと
「茶道を良く知っている」「荒唐無稽でもない」分かり始めた。
お茶の家元の稽古場に通う女性
師匠で次期家元と噂のある女性の言い争う姿を偶然に見かける伏線。
車中のお茶会で下足当番(お客さんの数を数えたり履物の管理をする)が終わろうとする頃
悲鳴とゴタゴタが起こり、茶室で死人がでた。
ただ単にお弟子の一人だった主人公の女性が、一挙に重要な役目を担う事になる。
殺人か?恨みの自殺か?
家元と家元の次男がからみ、ただ単なる殺人に終わらない謎解きが始まり
解決する頃には主人公は次期家元夫人に納まりそうな気配
お茶の流派は三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の他幾つもあるが
武道を極めていそうなのは、あの流派・・など
深読み、横道をたどりながら読んでいた。
しかし、お茶を大事にし汚す事のないストーリーだが
やはり、荒唐無稽
今はお茶はしていないのだろう・・などと結論づけた1冊でした。