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日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

柳家小三治・独演会

2009-04-03 | 趣味・遊び
昨夜は溝ノ口の落語に行った。
友人が切符を手配してくれていたが、
柳家小三治は落語家で切符の取りにくい筆頭らしい。



子供の頃から落語が好きで、よくラジオを聞いていたし、
新宿の末廣亭に通っていた頃もあったが
ホール寄席は初めてだ。

溝ノ口のすぐ正面の最上階「高津市民館大ホール」で開催された。



舞台の上には緋毛氈にまっ赤な座布団、と金屏風
これだけでワクワク、面白い事が起きそうな気分になる。
前座は三之助さん、こなれた感じで友人は感心しきり。
黒紋付きの師匠は、ゴクゴク何気ない雰囲気で
ごく普通の喋り口だが、次第に舞台設定に載らされて笑いの波
師匠は「落語は笑わないのもあります」とおっしゃるが
人情ばなしでも感動や共感のお返事は「笑い声」になりそう。
シン・としているより観客とてなにかで反応したくなる。

二部は師匠の「朗読」
落語会で「朗読?」だが、師匠からお願いしたようだ。
600人もはいる会場が、壇上と私、皆がそのような気分にさせられる。
これこそ名人のなせる技
気取らず・気張らず、お隣のご隠居さん
そんな雰囲気にさせられる事こそが名人なんだろう。

・・でも朗読よりやはり「落語」がいい!!



会場の入口には世話人さんの筆による看板
こちらも、素敵でした(ぼけて失礼)
誘ってくれてありがとう。
コメント (2)
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