7月の読書「乃南アサ」「伊坂幸太郎」

　7月の読書はノルマを達成できず、2冊だけ。

人気者の乃南アサの「５年目の魔女」は本当に怖いストーリー。
目立たない同僚で親友が突然の変身。
化粧が濃くなり、服装が派手。
あれよあれよという間に敵対関係に・・
回りとも気まずくなって、主人公は退職。
それから大変なことがあって、平穏無事な生活に慣れた５年目、
再会、またとんでもないことが始まりそうな予兆に真実が見えてくる・・
この想像するところが怖い・・
相変わらずのストーリーテーラーぶり。

伊坂幸太郎「ラッシュライフ」
初めての作者です。
「ラッシュライフ」って？で購入。
泥棒さん、リストラされたサラリーマン、親父に自殺された息子、不倫の中年がそれぞれ殺人を目論む。
泥棒さんが一番「まっとう」そう。
その人達が、あるときに絡むストーリー。
面白そうだけど、ちょっとねえ・・
ラッシュライフはサラリーマンが、ラッシュの人込みを見て、
またラッシュアワーに紛れる生活に戻りたいと言うみたい。

乃南アサの後だけに、不満が残りました。

8月は前の直木賞作家の本を2冊目の前にして、
なかなか読む時間がなく、楽しみやら、残念やら・・