日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

三日間陶芸教室の窯出し\0

2005-08-29 | その他
 昨日は遠出をしました。
東武東上線「ふじみ野駅」友人の陶房の見学と暑気払い。
仲間数人が陶芸教室に3日だけ参加して作品作り。
私は見学と冷やかし役。
芸大出の陶房主は小柄な女性。
昨年から住いの庭先にログハウス風の陶房を作り、
プロとして作品づくりの傍ら、教室を開いています。
「やってみたい」という仲間数人で2回目の体験だそうです。
私は設備や釉薬、道具の見学が目的。
黒姫山荘の陶芸の参考にしたい目論み。

大きな電気窯は新しいらしく断熱材がしっかりくっついています。
黒姫の趣味の窯は、古いせいか断熱材はなし、耐火レンガと鉄板だけの仕様。
熱効率が悪い・と常々感じていました。
しかし本には「むっくり焼く」など急いで温度を上げないような記述。
「良いのかなあ~」と思っていましたが、今からどうにか出来るかしら?
感激したのは「ゼーゲルコーン」始めて見ました。
窯の中の温度を測る陶土の三角錐。
色によって1250度、 1280度三角錐が倒れて温度を正確に知ることが出来ます。
「もう使い人は少なくなりました」1個千円以上とか。

出来た作品は一目で「初心者」(ごめんなさい)
しかし釉薬と土はすてきです。
黒い釉薬は赤みが入って深い色合い。
白はホッコリ色っぽい。
土も釉薬も自分で配合してる、やはりプロは違う。
仲間内の批評は「煮物どんぶりに丁度良い」と褒め言葉から始まり、
「薄焼のピザの皮みたい」「大きな土鍋は一人暮らしは寂しくない?」
(この土鍋はとても良い仕上がり、ひび割れて水が漏らなければ最高!
残念!!)
などいつものきつい言葉が出てきます。
作者は喜んだり反省したり。
「また通う!」反省の人は意欲満々。

私の作品は黒姫で窯出しを見ずにほっとき放し。
一時も早く見たくなりました。
コメント
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