日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

偶然「半落ち」

2005-03-28 | その他
 2月25日のこのブログにトラックバックが入りました。
この日は前の日に見た映画「火火ーひび」のことを書いていました。
PARTY!!「心中にに愛があれば」のブログで詳しく書いて下さっていました。
この映画のもう一つのテーマ「骨髄移植」の日本骨髄バンクのアドレスも掲載されています。
たまたま、昨日の日曜日に先週放映された「半落ち」をビデオで見ていました。
この映画のキーポイントも「骨髄移植」だったので、何という偶然でしょう。

この中で驚いたことがありました。
骨髄移植のドナー登録は49歳まで、全く知りませんでした。
主人公は47歳、年齢制限がなければ成立しない成り行きです。
献血は65歳まで、女性の体重制限は50キロ以上。
骨髄移植の女性の体重は40キロ以上。
私は年齢でとっくに駄目、「火火」を見てドナー登録しようかと少し考えましたが、しょせん無理な話でした。

「半落ち」は評判の通りのすばらしい出来。
今話題のアルツハイマーを副題に妻殺しの刑事の物語ですが、「妻が妻らしくなくなる前に・・」には絶対に納得が行きません。
妻がどんなになろうとも「妻は妻」自分が分からなくなる間の葛藤は致し方ありませんが、「幸せな空気」を作ることが家族の役目だと確信します。
周りにいる家族の顔や何もかも分からなくなっても、もめ事のない柔らかな空気が感じ取れれば幸せに過ごせるはずです。
簡単なことではありませんが、今介護施設の目指している方向ではないでしょうか?

軽く書くつもりが、つい深みにはまってしまいました。

半落ちでは一寸引っ掛かるものがありましたが、泣けました。
いい映画です。
コメント
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