goo blog サービス終了のお知らせ 

シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

旅行記一覧

2025-10-10 19:43:47 | 旅行
旅行記トップ

年におおよそ1度の最大イベントである旅行の様子を綴ります。。

2025年7月 メルボルン【更新中】
2024年9月 ユトレヒトとコートダジュール
2023年9月 ポルトガル
2019年6月 スペインバスクとフレンチバスク
2018年10月 【番外編4&特別篇】ヘルシンキとちょっぴりフランクフルト
2018年6月 シチリア西部とパリ
2017年9月 ベルギーとパリ
2016年12月 【番外編3】アヴィニヨンとマルセイユ
2016年8月 ヴェネツィアとドロミテ
2015年12月 【番外編2】バルセロナとリヨン
2015年6月 ギリシャ
2014年12月 【番外編】バルセロナとパリ
2014年7月 アムステルダムとミディ・ピレネー、そしてボルドー
2013年7月 プロヴァンスとパリ、そしてモンサンミッシェル
2012年6月 トスカーナと東リヴィエラ、そしてピエモンテ
2011年9月 アルザスとブルゴーニュ
2010年8月 北欧
2009年8月 スイスpartⅡ
2008年6月 シチリアとモンタルチーノ
2007年8月 スイスpartⅠ
2006年9月 クロアチアと南イタリア
2005年12月 バルセロナとアンダルシア【ちょっと中断です!】
2004年11月 ポルトガル【ちかじかアップ予定】
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年7月12日午前 ブライトンビーチ

2025-08-31 12:34:50 | 旅行
色とりどりのベイジングボックスと呼ばれるカラフルな小屋が並ぶフォトジェニックポイント、ブライトン・ビーチを訪れます。


“晴れたら行こう”と決めていたブライトン・ビーチ。朝の曇天が嘘のように青空が広がったので出発することにします。
ここで旅初の公共交通機関を利用。ちなみに何度か本ブログに登場してきたようにシティ内のトラムは無料エリアがあるのですが、結局一度も乗らずに歩き倒して終了(笑)。次回の宿題です。
フリンダース・ストリート駅では、交通ICカードの myki(マイキー) を購入。自販機のメニューで少し迷ったものの、“myki money” を選び、10ドルほどチャージしました。
10時37分発のサンドリンガム行き電車に乗り込み、いよいよブライトン・ビーチへ。


明るい清潔な車内です。土曜日のせいかまぁまぁ混んでます。


30分ほどでブライトン・ビーチ駅に到着。


まず目に入るのが赤レンガの可愛らしい駅舎。派手さはないのに、どこか絵になる佇まいで、海辺の町の玄関口にぴったりな雰囲気です。ただここで写真を夢中で撮っていたらハイな男性2人に絡まれてちょっと怖かった...そこまで悪い人でなかったみたいですぐ離れられましたが、メルボルンで唯一のヒヤッとした瞬間でした。気を引き締めなければ。。ということでちゃんとした写真を撮れなかったorz...


線路を渡ってとりあえず海のありそうな方向へ。ベイジングボックスが描かれた標識が設置されてます。


海辺にでる階段へ。ベイジングボックスへ向かう方向もここにもあった標識のおかげでわかりやすかった♪


穏やかな砂浜が気持ちいい!ワンコも楽しそうにお散歩してます。


このワンコは泳いじゃってる(笑) 冬の海、冷たくないのかな。


静かな砂浜を仲良く並んで散歩するカップルとワンコ。背景には白いヨットが並ぶハーバー、そしてどこまでも広がる青い海。シンプルな風景なのに、なんだか心が温かくなるようなワンシーン、お気に入りの一枚です。


砂浜を歩いているこんなアートも。このレンガの壁に描かれた壁画は「St Kilda & Brighton Railway Mural」かつてこのエリアを走っていた鉄道の歴史を描いたものだそうで、なかなかの存在感でした。


そしてカモメさん。見つめる先を見てみると、、


ん!?


一瞬ペンギン!?と思ってしまったのですが、どうやら鳥さん。(あっペンギンも鳥さん仲間ですが^^;)


海鵜なのかな。綺麗でしばらく魅入っちゃいました。


そして青い空と海をバックに木のてっぺんにいるのは、、


威風堂々とした雀さん。強そう(笑) オーストラリアはアートもリアルも鳥さんがいっぱいで鳥好きとしてはたまらない国です。


なんと海の先に摩天楼が。


メルボルンでしょうか。蜃気楼のようで幻想的。


ブライトンビーチ駅からのんびり歩くこと30分ぐらい、とうとうベイジングボックスの立つエリアへ!


手前はぽつりぽつりと建っていますが、奥に向かってはかなり連なってます。


圧倒的に逆光なのが残念。今回のメルボルン旅は最後までデフォルト逆光;;


青い空と鮮やかな色でペイントされた小屋のコントラストは本当に見事。


勿論サイドもちゃんと塗られています。このサックスブルーの小屋は爽やかで海辺にぴったり。


ベイジングボックスは1860年代頃に、海水浴客が人目を気にせず水着に着替えるための更衣室として使われ始めたそう。


現在では、個人が所有しており、荷物置き場や休憩場所として使われています。増築は許可されておらず、電気や水道も通ってないそう。なかなか過酷(笑)


メルボルンの活気あるビーチ文化を象徴する存在として、多くの観光客を集めています。


ということで、この日も観光客はいっぱいでした。アジア系の人が多く、1枚のカットを撮るのにえらく時間がかかり(何枚も微妙にポーズを変えて撮るので。アジア人特有あるある)、撮りたいところで撮るのなかなか苦労しました...


負けずに?撮ったインパクトの強いベイジングボックスのカットを。まずは人生楽しく送っていそうなこちら。淡い色調もいい感じ。


イルカが飛び出てきそう!


なんと北斎さん。


オーストラリアらしくカンガルーたち。夕焼けや山や湖、地面を表現した優しい色合いの背景も素敵。柄物?のベイジングボックスの中ではマイ最優秀賞。


カラーバリエーションで勝負するベイジングボックス達。グラデーションが可愛い。


この辺りも連なってる感があって良きです。


ベイジングボックス越しの海と空。いろいろな青色のパレット・カット。


さて、ベイジングボックスを満喫したのでそろそろメルボルンへ戻ります。


最後にベイジングボックスの後姿越しの海と空カット。ブライトンビーチはこのベイジングボックスのフォトジェニックさも魅力ですが、ブライトン・ビーチ駅から歩く砂浜も穏やかな魅力がありお薦めです。


帰りはブライトン・ビーチ駅の一駅手前、ミドル・ブライトン駅へ。駅までの道には大きな樹々が影を落とし、ゆったりとした空気が流れていました。


道沿いにはレンガ造りの重厚なお屋敷や、


白く瀟洒な邸宅が立ち並び、眺めながら歩くだけでも楽しい時間でした。


お店が並ぶ駅前のメイン通り。土曜日だけあってなかなかの賑わい。


ミドル・ブライトン駅に到着。


踏切が可愛かったのでパシャリ。


12時24分発フリンダース・ストリート行きにのります。ブライトンビーチには駅からの往復時間を含めるて2時間ちょっとの充実な滞在でした。便もいいし、メルボルンのショートトリップとしては最高の場所かも。


プラットフォームにもベイジングボックスいました(笑)


駅に沿ったビルの落書き、なかなかなアーティスティック。


フリンダース・ストリート駅に到着。自動改札でMykiカードをタッチすると、ピッという警告音とともに扉が閉まってしまいました。料金不足かなと少し慌てていると、ちょうど通りかかった係員さんに“ジャパニーズ?”と声をかけられ、イエスと答えるとそのまま通してくれることに。やはり残額が少し足りなかったようですが、おおらかな対応に感謝です。
この記事最後は、やっぱりベイジングボックスとブライトンビーチで。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年7月12日 ノースメルボルンでの朝散策

2025-08-24 19:20:10 | 旅行
今日も素敵カフェからスタートです。


朝食のためこの日もまだ薄暗い街を歩いていたら、空にふんわり気球たち!


炎の明かりがぼんやりと光っていて幻想的。メルボルンでの気球ツアーは、世界的にも珍しい“都市の上を飛ぶ”体験。しかも高層ビルのすぐそばをかすめていくのだとか。「ソロ活女子」の恵さんも体験していて、私も本当は挑戦してみたかったんですが、お値段はひとり約5万円超orz...今回は見送ったものの、こうして実際に飛んでいる姿を目にすると乗りたい気持ちがむくむく。次回のメルボルン旅行に向けて、積み立て始めようかな。


今日訪れるカフェはシティの北側にあり、ホテルから歩いて30分強。途中、フラッグスタッフ・ガーデンズで、なんと大勢でボクシングの早朝トレーニングをしている場面に遭遇!思わず足を止めるほどの人数でなかなかの熱気。オーストラリアでこんな風にボクシングをしている人たちを見るとは想像していなかったので、ちょっと意外で新鮮な驚きでした。


更に北に進むとシティ中心部の高層ビルはいなくなり、雰囲気ががらりと変わります。レンガ造りの低層建築や、古い時代の面影を残す大きな邸宅風の建物が並び、まるで昔のアメリカ南部(私の勝手なイメージ^^;)のような、どこかノスタルジックな景色。


このあたりは、かつて19世紀のゴールドラッシュで栄えた時代に発展した住宅街や倉庫が多く残る地域で現在はリノベーションされ、ギャラリーやショップに利用されている建物が多いとのこと。このスノッブな白い壁を持つ建物も、


もともとは 「North Melbourne Town Hall(ノースメルボルン市庁舎)」 として1870年代に建てられたビクトリア様式の建物。行政の機能が移ったあとに文化拠点として再活用され、現在はパフォーミングアーツや展示、イベントを行う「Arts House」として運営されているそう。めちゃくちゃお洒落に文化発信してそう!


そして、パラソルが立つ青い建物が今日のカフェ、Aucotion Rooms。こちらもその名のとおり、もともと19世紀にオークションハウスとして使われていた建物をリノベーションしたカフェ。


入口には鉄でつくられた「Auction Rooms」のロゴサイン。これは当時のオークションハウスから引き継いだものではなく、カフェとしてリノベーションされた際に新しくデザインされたものだそう。それでも無骨で重厚感のある鉄の質感が、建物の歴史と絶妙に合っていて、まるで昔からここにあった風情。


店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、高い天井からランダムに吊り下げられた細長い照明。縦のラインが強調され、吹き抜けのように広がる空間をスタイリッシュながら温もりのある感じに灯しています。色落ちしたレンガと木製家具の組み合わせも絶妙...


テーブルからは大きなガラス窓越しに枝だけになった街路樹や歴史を感じさせる建物が見え贅沢な気分。


この窓上部のステンドグラスが色合い、柄ともに素敵。


店員さんが笑顔でテキパキ応対してくれて気持ちいいい!グレージュのお皿と可愛いロゴのナプキンで朝ごはんへの期待値も上がります!


注文した後、店内を探索。店内の奥のスペースにつづくドアをくぐると、、


天井まで届く大きな木が中心に立ち、その幹に沿うように小さなライトが優しく巻かれてます。朽ちたレンガの壁やヴィンテージ感のある扉が背景になりまさにFIGAROに載ってしそうな景色...


大きなガラスの天井、そして壁にからまる紅葉した蔦。


このテーブルで飲むフラットホワイト、また別の味わいになりそう。次に来たときはここに座ります!
にしても、このブロックの補修?を水色のペンキでしてしまうハイセンス...


ちなみに、木とテーブルの配置はこんな感じ。にしてもどこをどう撮ってもフォトジェニック。


窓から見える景色は赤レンガや白い壁の家々。


最後にガラスの天井をもう一枚。


そろそろテーブルに戻ります。にしてもメルボルンのカフェのレベルの高さは恐るべし。


といいつカウンターも一枚。


さてコーヒーが到着。もちろんフラットホワイト、この空間で飲むと至福。


今回もMちゃんとシェア。まずは朝食ボード。ヨーグルトやゆで卵、チョリソーやポテトと朝食にぴったりなお料理たちが木製のカットボードにお洒落にセットアップ。まったく臭みのないスモークサーモンとバターの染みたパンが特に美味しかった♪


そしてフレンチトースト。まさかこんなにクリームがてんこもりとは予想にしておらず驚愕。その凄さに隣のカップルにも笑われてしまった(笑) が、食べてみると甘くなく(そういえばハイティーのシュークリームも。メルボルン標準!?)フルーツもたっぷりでぺろっと完食。


内装が素敵なだけでなく、お料理も本当に美味しくて、ちょっと町の中心とは離れて不便な場所ですが絶対にお薦めです。


最後にお土産にロゴ入りのコーヒーのタンブラーを購入。


お腹いっぱい幸せいっぱい(単純)でお店を後にします。この黄色と青のパラソルがカフェの壁とマッチして素敵なテラス席。いつもは大好きなテラス席ですが、だけどこの店に限っては絶対店内!


Arts Houseを別角度から。ここノースメルボルンはレトロな雰囲気を残す古い建物と、おしゃれにリノベされたカフェやショップが並ぶエリア。昔ながらの空気と新しいカルチャーがミックスされた独特の魅力を感じられて良い散策になりました!


ちなみにトラムもちゃん走ってますので、そんな不便な場所ではないですね、訂正^^;


お!こちらの鳥さんの壁絵もインパクトあります。


さて、次の目的地へ。途中、童話に出てきそうなお家が。


横から見える鐘がまた可愛い。


高層ビルがまた見えてきました。壁面をデコったりカラフルにしたりと個性を出しているのですが、、


微妙に垢抜けない感じが(ごめんなさい^^;)親近感を感じさせてくれてまた良しです。


こちらが本日2軒目の目的地、「Seven Seeds」。メルボルンのコーヒー文化を牽引する人気のコーヒー専門店です。深い青に塗られたレンガの壁、そこに描かれたシンプルな白いロゴが印象的。知らないとカフェとは思えない入口(笑)


中へ入ると、元倉庫を生かした天井の高い開放的な空間が広がります。無骨な感じをそのまま生かす感じがまたお洒落。


ここに来たのはBrother baba budanで飲んだここのコーヒーが美味しかったのでドリップパックを買い足したかったのと、売り切れだったタンブラーの購入。


こちらが購入品。5個入りのドリップパックとネイビーのロゴ入りタンブラー、そして先ほどのAuction roomsで購入したロゴ入りグレーブルーのタンブラー。ちなみにこのコーヒー、帰国してまずブラックで飲んだら酸味が強くて、あれ!?だったのですが、牛乳を入れたらあら不思議、滅茶苦茶美味しいコクありカフェオレになりました。


さて、朝散策の最後の目的、スーパーに向かいます。買いたいものはマヌカハニー、健康に良さそうだしお土産にいいかなと思って。目をつけていたスーパーに行こうとしたところ、あれここは、、


初日もきたクイーンズビクトリアマーケット!もしかするとここに売っているかもということでちょっと覗いてみることに。たくさんの人がいますが、ウィンターマーケットの大混雑を見た後は程よいにぎわいに感じる(笑)


新鮮な野菜がずらり。ウィンターマーケットをやっていた場所とは思えない(笑) 準備大変なんだろうな、、


色とりどりの野菜が綺麗。


きょろきょろ見ていると蜂蜜を扱うお店を発見!しかも試食させてくれます。まず、マヌカハニーの試食をお願いすると「高いし、薬っぽくて美味しくないよ」という率直すぎるひと言^^; そして一口食べて納得、確かに独特の風味…体には良さそうだけれど、味としてはなかなか個性派。


「こっちのほうが美味しいよ」と差し出してくれたのが、メルボルン産の「BACK YARD HONEY」。口に含むと優しい甘さが広がり、クセがなくすっと馴染む感じ。地元産ということもあり、迷わずこちらを購入することにしました。やっぱり美味しいが正義(笑)


あれだけの人でごった返していたウィンターマーケットと同じ場所とは思えないほど、普段のビクトリアマーケットは和やかな空気。まるで別の場所に来たみたいです。その中で唯一、ウィンターマーケットの余韻を感じさせてくれたのがこのイルミネーション。きらめく光を眺めていると、「あの熱気と賑わいはやっぱりここだったんだ」と、不思議な感覚に包まれます。


お土産もたくさん買ったので朝の散策は終了、ホテルに戻ります。なかなか充実した時間でした。
ホテルの部屋から外を眺めるとすっかり青空!


いい景色を見るとホテルでゴロゴロしたくなってしまう...気持ちを振り切り、


メルボルン最後の観光ポイント、ブライトンビーチに向けて出発します!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年7月11日午後 ビクトリア国立美術館・ヤラ川沿散策

2025-08-15 08:19:18 | 旅行
メルボルンで絶対に見たかった鳥さんたちのLEDサイネージに、ついにご対面!想像以上に愛らしく、足を止めていつまでも眺めていたくなる作品でした。


雨上がりのシティへ戻ってきました。


金曜日の15時と帰宅にはまだまだ早い時間帯ですが、フリンダースストリート駅の周辺は、人がいっぱい。


駅のファーストフードのお寿司屋さん!まだ和食は食べなくても大丈夫かな(笑)


こちらは駅のオープンカフェ。壁があまりにも可愛いので思わずパシャリ。


まずはフェデレーションスクエアでひと休み。無料で、しかも清潔なトイレは、今回の旅で何度も助けられたスポットです。


そしてお目当てのビクトリア国立美術館(NGV)へ。ヤラ川を渡ると、毎晩ホテルから眺めていた川沿いのビル群が、いつもよりぐっと背が伸びて見えます。


橋の欄干には、深い緑に塗られたクラシックな灯りが立ち、台座には金や赤で彩られた紋章が輝いていました。


しばらく歩くと白い塔が特徴的なArts Centre Melbourne Spireが。華奢な塔とおもっていたのですが真下からみるとなかなかの迫力!


奥のビルがセロハンを並べたような可愛いビルだったので記念に一枚。


ふと視線を道路に向けると、、なんとメルボルンで絶対見たかったけれど、どこにあるかわからなかったものを発見!!


それがこの鳥さん達のLEDサイネージ!まさかここで会えるとは思っていなかったので感動。


アニメーションになっていて、とことこ歩いたり、餌をつまんだり、振り返ったり。


カモメ、ハト、チドリさんなどいろいろな鳥さんがいます。


それが様々な高さや大きさで設置されているので本当の鳥さんのような躍動感があります。


一番のお気に入りの子🐥


帰国後調べたところ、この20台以上の両面型LEDスクリーンで構成される作品は「Australian Birds(オーストラリアの鳥たち)」、NGVとメルボルン市が共同で依頼したもので、現代アートとしてパブリック空間に常設されているそう。


ずっと鳥さんを見ていたくなりますが、そろそろNGVへ。
ビクトリア国立美術館(NGV)は、オーストラリア最古にして最大規模を誇る公立美術館。古代美術から現代アートまで幅広いコレクションを保有してます。しかも無料で見れます。メルボルンの無料文化、すごい。。


入口で出迎えてくれるのは、親指を高く掲げた巨大なブロンズの手。英国アーティスト、デイヴィッド・シュリグリーによるこの作品は、一見「いいね!」のサインのようでいて、実はユーモアと皮肉をたっぷり含んだ現代アートだそうです。。「いいね!」にしか見えなかった私(しかも親指長すぎとか、、)、ごめんなさい。


ロビーには、巨大な「踊るかぼちゃ」が!本当に今にも踊りだしそうな迫力。草間彌生さんも凄し。


お目当てだった天井のステンドグラスは、イベント準備中のため、残念ながら立ち入り禁止でした。ガラス越しでもその美しさは伝わってきましたが、やはり直接見たかった;;


壁の絵も素敵そうだった、、次回の楽しみにします!


NGVを出ると、先ほどの鳥さんサイネージが紫色のライトとコラボ中。


可愛い鳥さんたち、、本当に去り難しでした。。


さて、一旦ホテルに戻ることに。せっかくなのでヤラ川沿いを歩きます。


中央にあるVibeと水色のロゴがあるのが私たちの泊まっているホテル。意外と高い(笑)


川沿いは綺麗に整備され素敵な散歩道になってます。この豆電球が連なる照明好きなんですよね。。


ふと振り返ると、先ほど渡った橋、下から見るとエンジ色の部分もあり、紋章もついてる!細部まで仕事が丁寧で素敵です。


ヤラ川には個性的なデザインの橋がいくつも架かっており、見るだけでも楽しい♪ こちらは、先ほどとは真逆、モダンな白い丸いアーチが印象的な歩行者専用橋。


そしてリアル鳥さん。可愛くてずっと写真狙っている子なんですが、やっぱり生?は撮るのが難しい(笑)


ビビッドな赤と黄色が目を引く、ご当地デザインのゴミ箱。分別を示すアイコンも遊び心たっぷりで、生ごみはリンゴのかじりかけ、スナック類は袋の形…と、こちらも細部まで可愛い。


川沿いにはすてきなオープンテラスなレストランもたくさん。


こちらはヤラ川の上のお洒落なレストラン。ロマンティックなディナーができそう。


ビビットな赤い階段のオブジェ。由来は不明(笑)。メルボルンにはユニークなアートがいろいろあって楽しい!


こちらの橋の上にズラリと並ぶオブジェは、、


オーストラリアの野生動物やメルボルンの歴史をモチーフとした「ボミロとボラン」という作品で、メルボルン出身のアーティスト、スティーブン・ボリング氏によって制作されたそう。夜ライトアップしてくれているとより良いとおもいます(提案!)


ホテルに戻ってきました。喫煙男性いっぱいいた(笑)


そして下から見上げると、想像以上に上階がせり出している!その突き出した部分こそ、


今夜のディナーを予約している「Fleet Rooftop Bar」です。初日にも行っちゃいましたが^^;
部屋でちょっと休んで予約した19:30に向かいます。
案内されたのは、なんと窓際のコーナー席。眼下に広がる夜景を独り占めできる特等席で、早めに予約して大正解でした。ちなみに初日は逆サイドのフリンダースストリート駅ビューだったので、今回で両方向を制覇、コンプリートした気分。


まるで美しい夜景に包まれているようで、テンションが上がります。実際は写真の100倍は美しかったのですが…撮影スキルの課題を痛感。使い古された言葉になっちゃいますが本当に宝石箱のようでした。部屋からみる夜景も素晴らしいのですが、高さが違うとより光の粒が小さくて✨


隣の席では、思いっきりお洒落をした女子たちが金曜夜の女子会で盛り上がり、一昨日と違い、店内も華やいでいます。


私のメルボルンの夜景のお気に入りポイントは、


高層ビルの屋上に設置されたクレーンがカラフルにライトアップされていること。日本でも是非とも取り入れてほしい。。


こちらのクレーンはイタリアン!


乾杯はもちろんヤラバレーのスパークリングワイン。


ヤラバレーの景色を思い出しながら飲むのは格別。。


まずは絶対に欠かせないサワードウと焦がしバター。こちらのパンは「コブ・レーン」という有名なパン屋さんのものだそう。どうりで美味しいはず。


「スカルアイランドタイガープラウン(海老)、貝類エマルジョン、ライム(2個)」というメニュー。香ばしさがスパークリングワインにぴったり。


そしてやっぱりオージービーフ!勿論ここでヤラバレーの赤ワインにチェンジ。


嬉しい赤身、そして焼き具合も私好みの一品でした。付け合わせのシメジ、マスタードソースも美味しく至福!


この「Fleet Rooftop Bar」は「ことりっぷ」や旅ブログにも取り上げられていないのですが、景色も料理も雰囲気も二重丸、本当にお薦めです!
最終日は早朝のフライトなので、明日が実質的な最終日。まだまだメルボルン堪能します!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年7月11日 ヤラバレー ワイナリーツアー

2025-08-11 20:56:24 | 旅行
爽やかなオレンジ色が目を引く「シャンドン ガーデン スプリッツ」。ネーブルオレンジやブラッドオレンジ、ハーブやスパイスで仕立てた特製ビターズリキュールに、シャンドンのスパークリングワインをブレンド。葡萄畑を眺めながらいただく一杯は、まさに至福の時間。


今日は昨日に続き、Mr John Toursさん催行の日本語ガイドツアー「ヤラバレー3軒のワイナリーを巡る1日ツアー」へ。
ピックアップは昨日と同じトレジャーコリンズホテルで、時間は9時半。数か所のホテルを回ってお客さんを乗せていきます。こちらはハイアット前に立ち寄ったとき、お向かいにあった“世界一のクロワッサン”で有名なルーンの店先。写真では分かりにくいですが、やっぱり今日も大行列。何度もこのブログで「世界一」と紹介しておきながら結局今回の旅では食べずじまい…次に訪れるときの宿題です。


今回のツアー参加者は全部で7人。その中に若いカップルがいて、「ワイナリーなのに大丈夫かな…?」なんて一瞬思ってしまった私(ワイナリーツアー=年齢層高め、という偏見^^;)。ところが実際は、車内を明るく盛り上げてくれる現地在住のナイスガイと、会いに来た可愛らしい彼女という、とても素敵な二人。遠距離恋愛、応援してます!
車はメルボルンを出て約1時間、広がる丘陵地帯の向こうにヤラバレーの葡萄畑が見えてきます。冷涼な気候と肥沃な土壌に恵まれたこの地は、ピノ・ノワールやシャルドネの名産地として世界的に有名。そんなヤラバレーで、今回のツアー最初のワイナリー「コールドストリーム・ヒル」へ。


名前のとおり穏やかな丘の上にあるワイナリー。1985年に設立された比較的新しいワイナリーですが、設立当初から高い評価を獲得しているそうです。


明るくスタイリッシュなカウンター席で、スタッフの説明を聞きながら早速試飲スタート。背後の棚には、それぞれのワインが育った畑の土がガラス瓶に入れられていて、色や粒の違いがはっきりと分かります。


日本語でのワインの解説がありがたい(笑)です。


カウンターの後には葡萄畑を見渡せる素敵なテラスが。


そこに可愛い訪問者!


鮮やかな赤い大きめインコさん達。青が素敵なアクセント!


この日はなんと6種類ものワインを試飲させてもらえました。特に惹かれたピノ・ノワールがあったのですが、まだ1軒目ということで購入を見送り…結果、大後悔。しかもここが一番ゆったりでき、説明も丁寧で、何より好みの味だったのに。旅では「迷ったときは買い!」これはやっぱり守るべき鉄則でした。


今日周るワイナリー3軒のうち、このワイナリーの名前だけを知らず、正直なところあまり期待していなかったのですが、このワイナリーは私の好みにぴったりでした。ピノ好きなかたは絶対ここで購入しましょう!


次はあの世界的に有名なシャンパンメーカー、モエ・エ・シャンドン社が手がけるオーストラリア拠点、シャンドンへ


いきなり素敵空間が広がります。モダンとトラディショナル、いいとこどりの感じ。


レンガのアーチをくぐると白く照らされる壁に浮き上がるCHANDONの文字♪期待が膨らみます。


白とレンガのコンビの壁に葡萄(たぶん)のツタが絡まる長い廊下の先には、


金色をあしらった光沢のある黒いボトルが並び、ラグジュアリーな雰囲気。


テイスティングは開放感のある洗練されたお部屋で。大きな窓からは、どこまでも続く葡萄畑を一望できます。


既に窓沿いのテーブルは試飲する人たちで埋まっており、案内された場所は壁沿いの7人にはちょっと窮屈な感じのテーブル、、そこで私たちは迷わずテラスでの試飲を選択。ガイドさんはちょっと寒い中でのテラスの選択に若干驚いていたようですが、、(笑) 


やっぱり葡萄畑を前に、広々とした空間でいただく方が絶対に美味しいはず。全員の意見が一致し、スタッフの方もすぐにヒーターを準備してくれました。


スタッフの方もすぐにヒーターを準備してくれます。
さて、試飲一杯目は淡いオレンジ色のスパークリング、「シャンドン ガーデン スプリッツ」。ちなみに奥に写っているイケメン男性が今回のガイドのジョーさん。もちろん日本語堪能、ほどよい距離感で楽しい旅にしてくれました!


丸みのあるグラスにドライオレンジを浮かべたなんとも華やかなな一杯です。ちなみに帰国後、成城石井で同じボトルとドライフルーツを買い、さっそく“再現”したのでした(笑)


葡萄畑の最前列にズラリと並ぶカンター席も贅沢!


ということでついこんな写真撮っちゃいました(笑)


さてこのツアー、軽食もついてます。こちらはチーズやクルミ、クラッカー、葡萄パンなどが盛られたプラッター。特にこの洋梨が美味しくてびっくり。


もう一種類のプラッターには、生ハムやピクルスなどがたっぷり盛られてます。パンの下側にある赤いクリームのようなものがピリ辛でいけてました。


ワインと素敵な仲間たちって感じですね。
ワイン好きが集まるツアー、ワインを飲めば当然話もはずみ、いろいろなメルボルン情報を交換する楽しいランチタイムになりました。


続いては赤のスパークリング。日本に輸入されていないということでお土産に買っていこうとおもっていたのですが、結構甘口だったので見送りに^^;


冬のヤラバレー、葉を落とした葡萄の木々が静かに並ぶ景色は少し寂しげながら、その向こうに広がる大地の力強さを感じさせます。ちなみにこの日も晴れたり、雨降ったり、盛大に曇ったりと、1日に四季のあるメルボルンらしい天候でした。


テイスティングの後は、ワインやオリジナルグッズを扱うショップへ。スパークリングワインは瓶が重く、日本でもほぼ手に入るため、今回は記念にオレンジの香りが爽やかなアロマキャンドルと、ロゴ入りのワインストッパーを購入。


3軒目はヤラバレーを代表する歴史あるワイナリーのひとつ「Yering」。創業は19世紀半ば、オーストラリアのワイン造りの礎を築いた老舗です。


重厚な建物のレンガの壁には長い歴史と誇りを物語る(たぶん)プレート。


敷地内には丁寧に手入れされた広々としたお庭。


歴史ある建物の面影を残す高い天井と木の梁が印象的なテイスティングルーム。シンプルな造りながらも白いカウンターテーブルやワイン樽が良い雰囲気を醸し出してくれます。


そしてカウンターの中にはワインボトルがズラリ!


早速、テイスティング!


この白ワインも美味しかったのですが、


せっかくオーストラリアに来たので、シラーズを一本お土産に。実はこれまであまり得意ではなかったのですが、ここで出会ったものは、スパイシーさの中にもエレガンスが感じられる美味し一本でした。


これにてワイナリー訪問は終了。トータルどれぐらい飲んでしょう(笑)


そして最後に昨日に続き、チョコレート工場訪問。こちらも小分けのものがなく購入を見送り。カフェが併設されており、


そのカフェの前には、ヤラバレーのなだらかな丘陵地帯が広がっていました。この気持ちのいい景色をみながらしばし休憩タイム。


なんの木かな、、冬の枝だけの木も実はたまならなく好きです。広がるヤラ・ヴァレーの景色と相まって、この時期ならではの静かで落ち着いた景色に癒されます。


メンバにも恵まれ、最高に楽しかったワイナリーツアーもあっという間に終了。14時頃に出発した帰り道、当然のように車中は爆睡(飲みすぎ)、あっという間にメルボルンに到着するのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする