シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2017年9月19日午後 ブリュッセルからパリへ

2017-10-29 21:24:45 | 旅行
ベルギー最後のランチはラディソン・ブルー・ロイヤルホテルにあるミシュラン2つ星レストラン、SEA GRILLヘ。


レストランは広々として落ち着いた雰囲気。予約したのが12時と早かったせいか一番のりです(みんな遅ランチですからね)。左側のベテランスタッフたちはずーっとなにやら熱心にミーティングしていました^^;


まずは石にささった可愛いらしいアミューズから。


前菜・メイン1品づつ選べ、お料理にあったワインがつくランチコースをお願いしました。パリの2つ星レストランだとランチでも滅茶苦茶高くて無理ですがブリュッセルだとランチならどうにか。
2つ目のアミュースは白いクリームに包まれた、、


海の美味しいものがぎっしり。白い部分は写真だと濃そうに見えますが軽いクリーミーさで優しい味でした。


海藻バターにオリーブオイルセット?がお洒落。写ってませんが熱々のパンも美味しかった、、でもパンは食べ過ぎないように気を付けないと。


和食っぽいものでてきました。


こちらのスープはだしもきいていて美味しかったんですが、鰯(かな?)が私には魚臭くすぎて苦手な感じでした。。


前菜に選んだのはホタテのカルパッチョ。


フルーツと合わせてイロドリもきれい!新鮮なホタテでペロリといけちゃいました。


メインは鯛のポワレ。ふっくらした白身は鮮やかなグリーンのジェノベーゼソースと相性ぴったり。このナスっぽい輪切りのものはムール貝、切り方が斬新^^;


Mちゃんのメインは香ばしく焼いたお魚とバルサミコソース。付け合わせはEDAMAME!


メインのお魚料理には軽めの赤ワインを合わせてくれました。これまた相性ばっちり。


ここまで料理数は多いですが比較的まだお腹には余裕がある感じ。これは最後まで楽勝でいけそう!?デザートは鮮やかな紅いベリーソースに浮かぶフロマージュのスイーツ。


このレストランはテーブル間が広いせいかビジネスユースの方が多く(日本人の省庁の方も)自腹で食べているのは私たちぐらいかしらなんぞ思ってしまいました。あっでも静かにゆったり食べれて全然問題ない感じ、自腹の価値ありです。
さてデザート2品目が登場!桃のカルパッチョと桃のアイス。桃やアイス、メレンゲの丸っこいフォルムや色合いが優しい感じのお皿。


デザートワインとともに。幸せ♪


コースはここまで。でもやっぱりコーヒーが飲みたくて頼むとマカロンなどのプチフールがお供に。


そして温かいシュークリームやチョコレート菓子と続々と登場。。ここでお腹がはち切れそうに、、やっぱり侮れない。。


お料理や食器に和テイストがちょこちょこ入った満足度の高いシーフードランチでした!プレフィックス&ワインセットっていうのは私的には一番楽しい!
満腹で苦しいお腹を抱えながら?ホテルへ戻って預けていたスーツケースを受け取ります。


アゴラホテル外観。意外と素敵に見える(笑)


さて、スーツケースをコロコロして駅に向かうのですが、石畳の道はスーツケースには優しくなく、、しかもパリへの列車に乗るためにはブリュッセル中央駅から1つ目の南駅で乗り換えなければならず、、ついついホテルのそばにいたタクシーに乗っちゃいました。ということでブリュッセル南駅。


16時13分発パリ北行きのタリスに乗ります。満員でした。


17時35分にパリ北駅に到着。パリとブリュッセル間は1時間ちょっと、ほんと近いです。ここからオペラ座近くのホテル・オルセ・オペラ・ベストウェスタン・プレミア・コレクション(長い)まではまたまたタクシーで。12~3ユーロだったかと。このホテルを選択したのはオペラ座に近いという利便性と、「スーツケースを2つ広げられる広さの部屋」としては周辺のホテルより安かったため。サイトでみたとき内装が赤い絨毯系の古めな感じが気になったのですが実際のお部屋は茶系で落ち着いた感じにまとめてあってほっとします。。ちなみに今回のツインルームもベットは小さめでくっついちゃってますが、2人とも横になると速攻で寝落ちしてしまうタイプなのでまったく気になりませんでした(笑)


洗面所の広さにもほっとします(普通なんですが前のホテルがものすごく小さかったので)。あっエレベータが普通の大きさで普通の速さってことにもほっとしました(笑)


暗くならないうちに今日済ませてしまいたいお買い物へ。途中ヴァンドーム広場。この辺りパリのブランド店や高級ホテルが並び、歩く人たちもセレブっぽいエリア、そのハイソ感にパリ3度目のMちゃんがびっくり。そういえばいつも下町やレアなとこばっかり訪問してて一番のパリらしいとこ案内していなかった(笑)ごめんなさい。


ヴァンドーム広場からほど近い食材のセレクトショップ、ダ・ローザへ。お目当てはこのソーテルヌのレーズンチョコ。さんざんベルギーでチョコレート買いまくったのにまだ!?と思われるかもしれませんがこれは全く別物。とあるワインバーで食べて以来の大ファン。極甘ワインであるソーテルヌにしっかり漬かったブドウがチョコレートにコーディングされていてワインのお供にぴったりなんです。併設の雰囲気の良いカフェバーで生ハムとワインを楽しむ方々を見ると、脳は飲みたい!!と思うのですがどうにも胃が許してくれず、このレーズンチョコだけ買ってお店を後にします。


ちなみに胃が欲したのがこっち(笑)。うどんが食べたい!!って感じ。海外行ってなんで和食?って思ってた時代(相当むかし、、)が懐かしいです。。今回は泊数が少なかったのでカップヌードルは不要だろうと持ってこなかったのですが(お味噌汁はブルージュですでに飲んでた)無性に食べたくなってしまいます。ホテルの周辺は日本食レストランが多いエリアだったのですが、お寿司&天ぷらばかりだったので同じくこのエリアに結構ある日本食材屋さんへ。本当は赤いきつね食べたかったんですがカップヌードルであったのはこの韓国製のおうどん。やっぱりコクが赤いきつねにはかなわないかな。。


おうどんで最後なのもなんなので帰りの暗くなったヴァンドーム広場を。明日晴れるとよいなと思いつつ速攻で爆睡してしまうのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年9月19日午前 ブリュッセル

2017-10-28 21:03:13 | 旅行
朝から気持ちのいい青空が広がるベルギー最終日です。


今日のメインイベントであるランチに備え、朝食は昨晩買ったパンとコーヒーで軽く済ませ、早速ブリュッセル街歩き。


まだ朝早いせいか静かなグランプラスでゲントで飲んでしまった?ガールスバーグに思わぬ再会。


まずは昨晩のビアカフェで美味しかったセロリソルトを求めスーパーへ。2軒目で無事ゲットします。途中のお肉屋さん。いろいろ映り込んでしまっていますが、ぶら下がるザ・お肉があまりに見事だったのでブログに採用^^;


そしてこちらはお魚屋さん、サント・カトリーヌ広場にあるメール・デュ・ノール。


ここはお魚屋さんというだけでなく、、


お惣菜も売っていて、更にスタンディングバーとなっているんです。人気なので行きたかったんだけどお腹が足りなかった(笑)


スタンディングバーのテーブルはサント・カトリーヌ広場にも進出していますので?この白く優雅な教会を見ながら食べられます。


隣に写っている美しいバロックの塔は洪水で崩壊してしまった元の聖カトリーヌ教会の一部だそう。教会全体はどんな姿だったのかとしばし思いを馳せます。。


広場近くの水辺は、かつて船で運ばれてきた物資を陸揚げする港だったとのこと。尚、謎の彫刻あり(笑)


10時を過ぎたのでお目当てのダルシーのチョコが売っているこの店へ。このお店には日本人の店員さんがいるとガイドブックにあったのでゆっくり相談しながらチョコレート1つ1つ選ぼうとおもっていたのですが店員さんはどうみてもベルギーの女性、しょうがないか、、と思っていたらなんと流暢な日本語で応対してくれるではないですか!?びっくり。おかげで好みのチョコレートをセレクトして買うことができました!BS40という別ブランドのチョコも試食させてもらったところ美味しくてこちらもいっぱい買ってしまいました。もうこれでチョコは買わないぞ!!と思うのでした。。


さて、ブリュッセルといったらやっぱり見に行かなければいけないもの、世界3大がっかりの小便小僧のジュリアンくんです。ちなみに他のがっかり、シンガポールのマーライオンはクリア済みですが、デンマークの人魚姫は出張中(上海万博に出張中だった)とかなりがっかりな未クリア経験をもつがっかりな私です。。


がっかりと云われながらもかなりの人気なのでこの花と柵越しのベストショットは人が絶えることがなくうまく撮れませんでした。また世界中から衣装が送られてくるとのことで祝日やイベント時は洋服を着ていることもあるそうです(装着スケジュール提示アリ)。


向かいのお店のウィンドウにはなんとチョコレート製のジュリアンくん!


でもその足元の生クリーム山盛りワッフルのインパクトのほうが強かった(笑)


ジュリアンくんからほど近くのビルには大きなイラストが!


ブリュッセル名物?タンタンくんです。タンタンくんの作者エルジェさんはブリュッセル生まれということでブリュッセルの街に大きな漫画壁画があるのです。このスノーウィ(わんこ)やハドック船長と一緒に非常階段を下りるこの絵が描かれているこのビルが一番有名な場所なよう。


他にもこんな漫画アートと出会えました。


一気に歩いてグラン・サブロン広場へ向かいます。


この辺りはグランプラス周辺とはまた違ったお洒落な雰囲気です。レンガで可愛らしい柄が作られているお店。


スタイリッシュなカフェもありました。


こちらがグラン・サブロン広場。古い建物があるものこの辺りまででちょっと行くと背後にあるようなビル街になります。


広場に面した赤い縞々の建物はディナンにも在ったビールメーカー、レフのビアカフェ。


この広場の近くにあるのがMちゃんのお目当てのヴィタメール。もう買わないぞと思っていたのにシャンパンチョコやマロングラッセを買ってしまいました。。


チェックアウトの時間になってしまったので一旦ホテルへ戻りチョコレートをスーツケースに詰めチェックアウトをします。最後まで感じのよいスタッフさん達のおかげで気持ちよく過ごせました!
ランチまで時間があったのでブリュッセルの街をもうひと回り。こちらは立派な証券取引所。


その正面にあるマリオットホテルの1Fにマック、MMコンビな感じがなんとなく面白かったので撮影してしまいました。


火災があるようには思えなかったのですが取引所の横に消防車が停まってました。各国の消防車やパトカーを見るの意外と好きです^^


横断歩道の前にはこんなマークが。わんこの一旦停止場所!?


チョコレート、レース、ジュリアンくん(小便小僧)以外に目立ったお土産物がこれ、なんだろう!?と帰国して調べてみたら万博博覧会のモニュメントだったらしいです。実物は見逃がしてしまった。。あとタンタンくんのお土産物屋さんもあったんですが意外と高かった、、


最後にもう一度グランプラスへ。


お昼近くなって人も増えてきました。


おりこうわんこ。


グランプラスの建物、よく見ると「パン屋の家」には弓を射る人がいたり、


左から2番目の「射手の家」の頂上に黄金のフェニックスが羽ばたいたり、そのお隣の「樽屋の家」には地球儀、一番右側の家は油商の家でホタテの貝のようなものがあったりとディティールを見るのも楽しいです。


最後の最後にグランプラスを堪能したあとランチを予約したレストランへ向かいます!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年9月18日夜 ブリュッセル

2017-10-24 07:34:20 | 旅行
ベルギー最後の夜はやっぱりグランプラスの夜景を。


さて、ツアーを終えてホテルへ一旦もどります。これがホテルのカードキー。お隣のカフェの広告ですが、こんな美味しそうなカードキーは初めて。ちなみに左側の四角いのがブリュッセルワッフル、軽い食感で優しい甘さのワッフルです。右側の楕円のほうがリエージュワッフル、パールシュガーが入った弾力性のある生地が特徴だそうです。


ホテルのベッドルーム。ツインベッドがギリ入る大きさ。


壁飾りのようですが実は実用性のある鏡。絶妙な高さで結構朝のメイクに役に立ちました。というのもここの洗面台が滅茶苦茶狭かったので^^;


ベッドルームの手前にテーブルのある小さな部屋があります。テレビの組み込まれた赤いパネルの裏は電気ポットなどが置かれた棚があり、機能的かつすっきり見えるように工夫されてます。尚、冷蔵庫はありませんでした。


壁に飾ってある赤いポピーがセンス良しです。料金は安いですが清潔で必要なものも揃っていてそこそこスタイリッシュでなかなか良い部屋でした(洗面所を除く)。ちなみにブッキングコムにないと書かれていたエアコンも設置されてました。


部屋写真のおまけ:新しい旅友(スーツケース)といっぱい買ってしまったチョコレート達。


さて、ピエールさんにベルギービールのことをいろいろ教えてもらったのので早速実践!ビアカフェへ。ここブリュッセルにはたくさんのビアカフェがありますが、ピエールさんお薦めしてくれたア・ラ・ベカスへ行くことにします。場所はグランプラスのすぐ近く、入口の床に描かれた金の鳥さんに出迎えてもらい、鳥好きな私としてはテンション上がります。


壁にも鳥さん。連れて帰りたいぐらい好みのタイプ(笑)。入口の階段状の屋根も可愛い!


店内は中世の居酒屋の雰囲気。19時前と時間が早いせいか空いてますが、、実は写っていないところに陽気な団体さんがいて賑やかでした。


右端に半分しか映っていませんが店員さんは修道僧のような恰好、ますます中世っぽい感じ。


ビール樽の上にも鳥さん。


さて頼んだビールはピエールさんお薦めのトラピストビール、醸造所をもつトラピスト派修道院で作られるベルギー伝統のビールです。現在は6か所の修道院で造られいるそう。数あるトラピストビールの中でMちゃんの頼んだオルヴァル(左側)。コクのあるトラピストビールでも最高峰とも称えられるビール、フルーティで苦みもあります。私は、黄金色のウェストマール・トリプルを。マイルドで泡もきめ細かくビールがそんなに得意でない私でも美味しく頂けました。それぞれ銘柄毎のグラスもあるのが素晴らしい。


おつまみは同じく修道院で造っているチーズとピクルス。ビールの横にいるセロリソルトをチーズにかけると一層美味しい!あまりの美味しさにこれと同じセロリソルト、お土産に買っちゃいました。


さて、スーパーで明日の朝食用のパンを購入した後、グランプラスへ戻ります。


さすがに月曜日のせいか昨晩のような大混雑はなくほどよい人出。


昨晩のようなイベントのテントもなく視界良好です。


さて、ランチが重かったのでがっつり夕飯は無理そう、、ということでワッフルを夕飯代わりに食べることにします。もちろんカードキーで洗脳された?ホテルの隣のカフェで。かなりのボリュームなのでMちゃんとシェア、ブリュッセルワッフルにバナナとバニラアイスをオーダーします。みんな同系色でインスタ映えしなかった(ブログだけど)orz... 思った以上に軽めのワッフルで意外とあっさり食べれました。尚、周りをみてもシェアする人多かったです。


さて、もう一度グランプラスの夜景を見に行きます。


やっぱり荘厳です。


よく世界一の××って形容詞使われますが、ゴーシャスな夜景ジャンルではグランプラスは私ランクではやっぱり世界一かな。


シンプルなライトアップが豪華さを引き立てるんです。不思議なほど。


あっという間のベルギーでの4日間過ぎちゃいました。明日はランチを食べたらパリへ出発、旅も終盤です;;


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年9月18日 アルデンヌ古城

2017-10-23 09:04:33 | 旅行
ピエールさんが案内してくれた行程表にはない場所。アルデンヌ地方を巡ったこの1日で一番印象に残る景色でした。


本当はデュルビュイが最後の訪問地だったのですが、デュルビュイへ向かう途中「お城の中見たい?」とピエールさんに聞かれます。「本当はお休みなんだけど、モターヴ城の人達は優しいなので電話で頼めば見せてくれるかも」。お休みなのに見れるとか、3割引きとか特別感?に弱い私、「はい!お願いします」。あっ勿論、ガイドブックで下調べしたとき本当に素敵な内装のお城だなって思ってたのもあります、はい。


既に記憶が曖昧なんですが、確かいろいろな形の石をうまく組み合わせて頑丈に造られているお家。クスコの12角の石的な。背景の方角の雨雲がおどろおどろしい写真にさせてしまってますが素敵なお屋敷です。


門のすぐそばにある同じ建て方の蔵もかなり立派です。


お屋敷の向かいには緑の囲まれ、ゆっくりした波紋を湛えた大きな池が。


そして見た途端に心を奪われたのが、池の隣のちょっと小高い場所に建つこの教会。


濃いグレーの石で縁取られ、風見鶏を冠した教会は緑深いアルデンヌの丘陵の景色に本当に溶け込んでいました。。あれ、風見鶏?たぶん教会だったと思うんですが(怪)


静寂の中、時折響く鴨さんの声。池のキラキラが一層美しい風景に。


本当にこの景色は切り取って持って帰りたいぐらい素敵でした。


さて、車は訪問の了承をいただけたモターヴ城に到着です。


お城にはいるといきなり豪華な紋章柄の天井に圧倒されます。そして3人の年配のスタッフの方に温かく迎えてもらいます。本当におっとりとした優しそうな方々です。


最初にペン型スピーカーを渡されます。これをに最初のボードにある日の丸マークにタッチさせます。


こちらがペン型スピーカー実物。これを展示場所に設置されているボードにタッチさせると選んだ言語、私たちの場合はもちろん日本語で説明が流れます。なかなかの優れもの。


最初のお部屋はコブラン織りのタペストリーの飾られた豪華なお部屋。


ピンク色がロマンチックなダイニング。


休館日の見学なので貸し切り状態。いつものすっ飛ばし見学でなく^^;じっくり説明を聞きながら見学します(笑)


階段の上には眩いばかりのシャンデリア。


地下にはこの木製のらせん階段で。


こちらワイン蔵。ビール王国ベルギーでもやっぱりワインは大切なんですね。フランス統治の名残かな。


銅のフライパンが並ぶ可愛らしいキッチン。調理台も広くて使いやすそう。


お料理に合わせた様々なオーブンも完備。


日本語の説明のおかげで密度の濃い見学ができました。ちなみにこの噴水を作る時の大変な苦労の説明も聞いたので行きはなんとも思わなかった噴水を帰りはしっかり撮らせていただきました。


さて、本当にすべて訪問を終え、アルデンヌの緑のゆるやかな丘を走りながらブリュッセルへ戻ります。
途中、ピエールさんからベルギービールのお話(こちらの詳細は次の記事に)やオランダとベルギーに違い、フランドル地方など北部と今回行った南部との経済・文化的な違いなどのお話を聞かせてもらいます。せっかく異国で旅しているのだから現地のことを現地の人とお話するべきなんですが言語力の壁で簡単な挨拶ぐらいしかできない、なので今回自力で行くのに難しい場所を訪れることにプラスして現地の方のお話からベルギーを知ることができた今回のツアー、利用してよかったと改めて感じるのでした。特に印象的な話は、テロがあったためかベルギーに来る日本人が減ったこと、その延長戦上で移民2世のお話、しっかりとしたルーツを持たない彼らにはよりどころになる過去もなく厳しい経済環境のなかで未来も見えない状況にあるということ。そんな閉ざされた状況にいると勿論限られた人ではあるけれど宗教や偏った思想によりどころを求めてしまう人もどうしてもでてきてしまうのかな。いろいろ考えさせられてしまいました。良くも悪くも日本人としてのアイデンティティを知らずに身に付けている自分は恵まれているんだな。。
さて、あっという間にブリュッセルに到着、ピエールさんに感謝を伝えお別れします。
もう一度アルデンヌの美しい風景を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年9月18日 デュルビュイ

2017-10-21 23:41:15 | 旅行
人口わずか500人ほどの世界で一番小さな町といわれているデュルビュイ、アルデンヌ丘陵を流れるウルト川沿いにある絵本のような町です。


村の入り口にあるル・サングリエ・デ・ザルデンヌ。美食で知られるデュルビュイの中でも最も美味しいジビエ料理のレストランとして有名、皇太子夫妻も訪れたそうです。私がデュルビュイを知ったきっかけとなった紀行番組にも登場していた格式あるレストランホテルです。


石畳の道沿いに石造りの家が並びます。緑が多いので瑞々しい感じ。


ここの緑ははやり過ぎかな、、窓がなくなりそう(笑)


参考にしたブログでは小さな町だけど人が多いと書かれているものが多かったのですが、月曜日のせいか意外なほど人がいなくて静か。


右下の黄色い看板にはレストランホテルがずらり。歩いて10分ほどの小さな町に驚くほど多くのレストランがあります。


ということでまずはランチ!なんといってもデュルビュイでランチするために作ってもらった旅行程ですから(笑)。雰囲気の良さそうなレストランはたくさんありますが、ジビエが食べられなかったりいろいろ制約?のある私なので日本でチェックしたレストラン、La Canetteを探します。


La Canetteを発見!ところが、、


残念ながらお休み。外観の可愛らしい雰囲気と、FaceBookで調べた今月のメニューに大好きなキノコ料理があったのでものすごく楽しみにしてたんです;;この日は月曜日だったので若干心配はしていたんですが、もうシーズンオフなのかな。


このテラスの素敵なレストランもお休みのよう。


とりあえずピエールさんがおすすめしてくれたレストラン達をチェック。そのうちの一軒Le Saint-Amourのメニューにキノコ料理を発見!ここに決定します。ちなみにピエールさんはお弁当持参とのことで別行動。


素朴な外観とまったく違うモダンで華やかな内部にびっくり。窓際のテーブルに座ります。


アミューズにフォアグラとキッシュ。フォアグラ(→食べれない^^;)はMちゃんにお願いしちゃいました。


お店を決めた時には「シャンピニオンのステーキ」にするつもり満々だったんですが、メニューをみると「シャンピニオンとアルザス牛のステーキ」というものもあり、、こちらにしてしまいました。


あまりの大きさにやっちゃったorz...と思いましたが、すごいジューシーな赤身で荒塩を振りかけて食べると感動するぐらい美味しかった!断面図を写真に撮らなかったのが一生の不覚です(笑)あっキノコももちろん美味しかったです。赤ワインと美味しく頂きました。


トリップアドバイザーの評価はそんなに高くないけど私には満足度かなり高かったです。メニューにもよるのかな。


ピエールさんとの待ち合わせ時間までにはまだ時間があったのでしばし散策。


ススキ系の箒のような植物が秋っぽいです。


蔦が紅葉していて素敵な雰囲気。


この時間になると人が若干増えてきました。テラスで食べてる人達も。(日本人的には無理な気温、そして遅いランチ、、)


町にはレストランだけでなくベルギーには欠かせない?チョコレート屋さんも勿論あります。


そして店内を覗く豚さんが有名なお肉屋さん。一瞬可愛いとおもいますがよく考えるとシュール。。


お天気も良くなって青空の下、気持ち良しです。


なんとなくフォトジェニック。


道端に造ってある花壇もいい感じです。


町外れの丸い窓が可愛らしい教会がありました。


そして素敵なお城を発見。デュルビュイ城です。


デュルビュイ城をうまく撮ろうと四苦八苦しているところでピエールさんと合流。もっとよい写真ポイントあるよと。


ということで気持ちいよい流れのウルト川とデュルビュイ城。


お城にズーム。小さな町にぴったりのメルヘンなお城。


車に乗って次の写真ポイントへ。


幾何学模様の丁寧に手入れされたお庭越しにデュルビュイの家並みが見えます。


ちょっとズームで。


その昔、ここデュルビュイまで鉄道を引く計画があったそうです。


ところがここに住んでいた領主の奥様が騒がしくなるからって反対してなくなったそうです。駅ができていたらどんな町になっていたのかな。


不便だからこその素敵な町なのかもです。


さて最後にデュルビュイの写真で気に入った何気ない一枚を。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする