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シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2025年7月11日 メルボルン・シティ朝

2025-08-05 12:52:19 | 旅行
メルボルン3日目。朝食はザンクロス駅のすぐそば、元々発電所だったという建物をリノベーションしたこのカフェ、ハイヤーグラウンドへ。


朝食を7時に予約したのでまだ暗い中、ホテルを出発します。工事現場の塀に描かれていたカンガルーが可愛かったのでつい一枚。センスよいです。


ライトアップされた歴史的な建物が綺麗。朝の景色っぽくないけど(笑)


お隣の建物も気品があって美しかったです。暗い朝でも安心して歩けるのがメルボルンの良いところ(油断しちゃだめですが)


お目当てのハイヤーグラウンドへ到着。昨日のお店が「営業時間内」とされていた時間にも開いていなかったので、念のためこちらは予約してみたのですが、もうスタッフの皆さんは準備万端、笑顔でお出迎え。結果的に予約は不要だったよう^^;
お店にはいるとまずはその素晴らしい内装に感動。
高く吹き抜けた天井、歴史を感じさせるレンガの壁、あたたかみのあるウッディな家具、そして奥にのぞく白く輝くキッチンの美しさ!インダストリアルな重厚感と、洗練された現代的なデザインが絶妙に調和した素敵空間です。


壁には大きな縦長の窓もあって開放感もたっぷり。白い天井と無機質な梁も良い仕事してます。


まだ空いているのをいいことに壁沿いに設けられた2階席へ。早乙女恵さんが座っていたのはこのあたりかな(推し活っぽくなってきた^^;)


心地よい音楽と鳥のさえずりの効果音に癒されるなぁとおもっていたら、、なんとリアル雀さんの鳴き声!よく見ると、窓辺や天井の梁に小さな雀さんたちがいて、リラックスした様子でさえずっています。ひどいピンボケではありますが、窓辺にとまっていた姿を一枚。本物の鳥までがくつろぎに来るとは…さすがメルボルン屈指の人気カフェ。


朝にぴったりの一杯、フラットホワイトからスタート。やっぱりこの香りと優しい口当たりは、眠気をすっと覚ましてくれます。ちなみにラテアートは、、まぁ、ちょっと微妙(笑)。


2人でシェアしたメニューはこちら。



まずはアイコニックなリコッタホットケーキ。冬仕様らしく、リコッタチーズのほかに、ロースト洋梨、ダークチョコレート、バター、メープルシロップ、カカオ、シナモンクリームまで添えられていて、見た目も贅沢。(いま改めて振り返ると、なかなかのカロリー爆弾だった^^;)
口にしてみると、日本で人気の“ふわふわ系パンケーキ”とも、ユトレヒトで食べたような“クレープタイプ”とも違ってしっかりと厚みのある昔ながらの「ホットケーキ」という感じ。でも、見た目よりも甘さは控えめで、素朴で優しい味わいがとても美味しかったです。


そしてもうひとつは、サワードウブレッドの上に綺麗に巻かれたスクランブルエッグ。甘いのとしょっぱいの、どちらも楽しめる組み合わせで大満足。1人で食べるとしたらどうするか悩みまそう(笑) ちなみにこのスクランブルエッグもなかなかのボリュームでした。


カフェ自体は、ただおしゃれなだけじゃなくて、カウンター席や電源のあるテーブル、小さな2人席から大きなグループ用のテーブルまで揃っていて、いろんな使い方ができそう。
食事系メニューも充実していて、バーガーやアルコールもあり、朝から夜まで、どんな人でもどんなシーンでも使える万能カフェだなという印象。


ふと隣を見ると、お父さんと息子の微笑ましい2人連れも。そんな光景も含めて、ここは心地いい時間が流れる場所だなと感じたのでした。朝の静かな時間だったこともあるのかな。
すっかり窓の外も明るくなってきたので、お店を後にします。


こちらが外観。まさかこの中に、あんなにお洒落で開放的な空間が広がっているなんて、ちょっと想像つかないですよね。ちゃんと調べておいてよかったです。


お隣の建物には、こんな可愛らしい鳥さんのイラストが!瞳もキラキラ…描いた人のかなりの強い鳥愛が伝わってきます。


そして向かいの建物にはシュールな壁絵と、


もはや芸術レベルの壁絵が共存してました。この細かい描写只者じゃない。。


これは、、定礎版!?とりあえず格好よかったのでパシャリ。


せっかくなのでサザンクロス駅を見に行きます。


大きな階段が印象的。残念なからこの旅ではこの駅とは縁がありませんでした。


ホテルに帰る道も建物に見とれちゃいます。黒のレンガに白い屋根や窓の縁取りがクラシカルガーリーで良き。


この重厚ながらもずんぐりな感じが愛らしい建物。


途中に歪んだ近代的な建物をはさみつつ、、


クラシックな赤レンガの建物や


装飾たっぷりな優雅な建物など目を奪われる建物が次々に。メルボルンの通りは、歩くだけで本当に楽しい!


この記事最後はやっぱりハイヤーグラウンドの全景で。
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2025年7月10日午後 フィリップ島ツアー ~ワイルドライフパーク~

2025-08-01 23:07:26 | 旅行
午後からは「フィリップ島ペンギンパレード&ワイルドライフパーク半日観光ツアー」に参加。日本語ガイド付きの安心ツアーです。
集合場所は、近くのトレジャー・コリンズ・アパートメント・ホテル前。…といっても、これがなかなかの曲者。実はこのホテル、かつて銀行だった建物を利用しているため、外観はまるでホテル感ゼロ。
しかも大きな窓に「BANK」の文字(よく見るとバーの名前なんですが)を見て、「ここで合ってる…?」と不安になりつつ、ちょっとドキドキの集合となりました(笑)。
それでも無事にピックアップしていただき、いよいよ出発。このツアー、実はなかなか催行が決まらず(最低催行人数は4名)、参加者が少ないのかと思いきや、なんと車の定員ぴったり10名。結果的にはちょうど良い人数感。ガイドさんも日本人の方で、旅の始まりからほっとする空気です。
ペンギンさんたちが海から戻ってくるのは日没後。それまでの時間、まずは車で約1時間強、フィリップ島の手前にあるグラントヴィル郊外の「マルー・コアラ&アニマルパーク」へ向かいます。
コアラさんとの感動の対面、、寝てます。


こちらの子は目あいてます!コアラってイメージよりも目が小さめなので、葉っぱ越しだと目を凝らさないとわからない(笑)


誰の手かわからないぐらい複雑にくっついてるコアラ団子。


デフォルトみんなお昼寝中。以前、ケアンズへ行ったときにコアラ抱っこしたことがあるんですけど、結構剛毛なんですよね。またいつか抱っこしたいなぁ。


ふくろうさんもお昼寝中。


エミューさんの正面顔はチャーミング。


マルー・コアラ&アニマル・パークの雰囲気はこんな感じ。こじんまりだけど解放感ある動物園。


こちらはごはんに気づいて全速力で走ってくるアルパカさん。


つぶらな瞳!


みなさん、お名前ありました。


そしてカンガルーさん。カンガルーといえば赤茶色で筋肉質、ちょっとぬめっとした印象があって、実はあまり得意ではなかったのですが…。ここのカンガルーはなんと、グレーのふわふわな毛並みをまとった、まるでモデルのような美カンガルー。今まで抱いていたイメージが見事に覆されました。


しかも柵越しではなく、間近でふれあえるスタイル。穏やかで、ごはんを食べる仕草もなんだか上品。


小さな池があり、カンガルーさんと鴨さんが共存してました。


そしてこのカンガルーさん、


お腹に赤ちゃんが!めっちゃ可愛かったです。


さて、動物園を後にしてフィリップ島へ向かいます。


短いドライブの間にも、天気はコロコロ変わります。雨が降ったかと思えば、次の瞬間には青空がのぞいたり…。
「メルボルンは1日の中に四季がある」なんて言われるのも納得です。しかも気温差もなかなかのもので、さっきまで温かったのに、急に冷たい風が吹いてきたり。


それでも、雲の合間から夕陽が顔をのぞかせています。このままペンギンパレードまで天気がもってくれるといいんですが。


フィリップ島に渡った後はチョコレート工場へ。


入口で出迎えてくれるのは、実物大(といっても30cmほど)のチョコレート製フェアリーペンギン。ちっちゃくて、とにかく可愛い!チョコレートそのものも魅力的でしたが、ひとつひとつのパッケージが大きめで、しかも個包装ではなかったので、今回は見るだけに。というのも、午前中にすでにチョコ買いすぎてしまっているし^^;


続いてサーフ・ビーチへ。


なかなかの荒波、そして強風。冬の海って感じです。


この海の向こうにはタスマニア、そして南極があるのかと思うとなんだか不思議な気持ちに。今、自分は南半球にいるんだなぁと実感していると、空に虹が!


夏(日本では冬)の時期のツアーであれば、日没までにもう少し時間があるので、さらに先の岬まで足を延ばすこともあるそう。
でも今回は、このあといよいよ、ペンギンパレードの見学へ向かいます!

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2025年7月9日 メルボルン夜

2025-07-29 23:02:21 | 旅行
メルボルン初日の夜は、クイーンビクトリアマーケットで毎週水曜に開催されるウィンターナイトマーケットへ


その前にホテルチェックインの様子から。
朝に見たときは、ちょっと地味かな?なんて思ったエントランス。でも角度を変えて見てみると、渋いブルーの壁に、煙草を吸うお洒落な男性の彫刻が浮かび上がってるのを発見。
なんだかこの人が毎回「おかえり」って言ってくれてる気がして…ホテルに戻ってくるたび、ちょっとほっとする存在になったのでした。


チェックインで15階の部屋のキーをもらうとき、「景色はいいですか?」って聞いたら「もちろん~♪」とにっこり。とにかくここのホテルのスタッフがみんな感じ良かったです。
スーツケースを受け取って部屋にはいると、まず壁いっぱいの窓に映るこの景色が飛び込んできます!


眺めのいい部屋ということで選ぶと、あれれ!?ということも多々あるのですが、こちらの部屋は100点!インテリアはシンプルかつ色味は白とグレーでまとめられて、アクセントに草餅色のクッションがあるという私好みの感じです。リファのドライヤーやポット、アイロン、ワイングラス、ピンチ付きハンガーと私の欲しいものはすべて揃ってました。ただ景色にテンションが上がりすぎて室内の写真を撮り忘れたのが痛恨...


ベットに転がりながらの夜景が楽しめる感じです~♪ちなみにこのホテルには、この景色が見れるバルコニーつきのスイートルームもあります。(しかもバスタブつき)。次にメルボルンを訪問した時は絶対その部屋に泊まろうとおもいます!


さて荷ほどきしたあと、まったりしてしまう前にウィンターナイトマーケットへ向かいます。ホテルのあるクイーンストリートを20分ほどひたすら歩くと会場のクイーンビクトリアマーケットに到着。


会場の外も既に人がたくさん!にしてもこの紫の照明、なかなか強烈。


いざ会場へ。美味しそうな香りがあちこちからしています。YouTubeで予習したよりも人がいっぱい^^;すごい熱気です。


まず目を引かれたのがぷりぷり海鮮のサンドイッチ!ボリューム凄い。


こちらは、、餃子!?


各国の料理を提供する屋台が並ぶ中で一番人気はだったのはこの大鍋を使った、


パエリア!大行列でした。


最近、日本でも人気のポテトの串刺し?はこちらでも大人気。


会場はとにかく広い!別エリアもみてみます。星を組み合わせたイルミネーションが可愛い。


フードだけでなく、雑貨屋さんや古本屋さんとかもあったりします。


メインっぽい通り、どこまでも続くイルミネーションが綺麗で、まさにクリスマス(7月だけど)。それにしてもすごい人、地元の人+メルボルン中の観光客が集まっている感じ!?
さてそろそろ私たちもなにか食べようかと。


まずはやっぱりワイン、冬にぴったりなホットワインはあったのですが、この熱気の中、飲みたいのはむしろ冷たい白ワイン。しかし、残念ながら見つけることはできず。しかもフードの屋台はどこもすごい行列。右往左往しているとだんだん夜便での移動の疲れがでてきます。ランチをしっかりと摂っていたため食欲もあまり湧かず。結局、マーケットを一通り見て回った後、早めに引き上げることに。このマーケット目当てで旅程も組んだんですが思った以上に手強かった。。ナイトマーケットに行くときは万全な体調で、しっかりお腹を空かせて行くべしです。
にしてもWelcome?サイネージに日本語がないのが寂しい。日本人少なめだったからしょうがないですね。やっぱり多いのは中国の方だった印象。


しばらく街を歩きます。この星空のようなイルミネーションが素敵でした。


メルボルンにも中華街があるのですね。
マーケットでだいぶ人酔いしてしまったので静かに飲めるところを探します。とりあえず、昼間はいれなかったEmblaに行ってみたのですが、残念ながら満席。店員さんは「1時間後ぐらいには空くと思うから電話するよ!」と云ってくれたのですが、このころ疲労がマックスになってしまい断念。


一旦ホテルの部屋に戻ってどうするか考えます。「まだ時間的には早いしワインで乾杯したいね」ということで近くにバーはないかネットで検索するのですが見つからず。(翌日歩いてみたらここにも、ここにもとホテルの周辺に素敵バーを見つけれるのでした^^;)
ということでホテルのルーフトップバー「Fleet Rooftop Bar」へ行くことに。実は明後日夜に予約しているので下見です。。
混んでいるかと思ったら平日の夜ということもあり、そんなに混んでおらずなにより落ち着いた雰囲気でほっとします。
案内された席はこの夜景が見える席。部屋とは別方向のフリンダース・ストリート駅が望めます。


まずはスパークリングワインとサワードウを。サワードゥは小麦粉やライ麦を原料とし、酵母と乳酸菌で共発酵させたパンで、メルボルンのレストランでこのパンが提供されることが多かったです。もともとカンパーニュ好きな私にとっては超好みなタイプ。隣にふんわり盛られている焦がしバターをたっぷりつけて食べるとめちゃくちゃ美味しかったです。


こちらはエスニックな味付けの肉厚なホタテ!お洒落さんです。


ライトアップされたフリンダース・ストリート駅を見ながら静かに飲む至福な時間。


こうして長くて濃いメルボルン1日目が終了するのでした。明日はペンギンパレード見学です!

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2025年7月9日 メルボルン・シティ観光2(図書館、ランチ、フェデレーションスクエア))

2025-07-28 22:34:03 | 旅行
死ぬまでに訪れたい図書館といわれるビクトリア州立図書館、私にとってメルボルンに行く決定打になった場所です。


こちらがビクトリア州立図書館の建物。入場すればすぐ、ガイドブックでおなじみの「ラトローブ読書室」が目に飛び込んでくる…と思いきや、館内は想像以上に広大で、多彩な空間が広がっています。実は別の読書室にはいって満足しそうになっていました。危ない。


無事、放射状に並ぶ机が印象的な「ラトローブ読書室」にたどり着きます。


天井はガラス張りのドーム。青空を感じられる開放的な空間です。


緑色のランプシェードは「バンカーズランプ」と呼ばれ、20世紀初頭に広く愛用されたそう。特に図書館や銀行、法廷などの格式ある場所で使われそうでこの場所にぴったり、素敵すぎるアクセントです。


ちなみに廊下には撮影する観光客がたくさん。この中で読書や勉強できる集中力、大尊敬です!恵さんじゃないけど、ここで勉強できるなら偏差値5つ位すぐにあがりそう(ちょっと違う意味だったかも^^;)


さて、エレベーターに乗って上階へ。ちなみにエレベーターに乗るのに何回か待たなければいけないぐらい混んでます(笑)
上からの眺めは本当に圧巻!そして廊下には本がずらり。150万冊もの書籍を所有しているそうです。


このちょっと張り出たバルコニーに吊り下げられたまん丸いペンダントライトも可愛い。


それぞれの階からみる景色が素晴らしくて同じような写真いっぱい撮ってしまいました。


白い壁には繊細なレリーフが施されていて本当に優雅。


書籍だけでなく美術品も保有されていて展示もされています。
たぶん美術品だと思われるインパクト強めなねずみ(たぶん)さんたち。


日本コーナーもありました。「日本と本」はオーストラリアの方が書いたのかな!?


今まで見たことのない興味深いものも。


最後に床から天井すべてが入る構図で。天窓、白い壁、茶色い床にウッディな机、緑のランプが完璧に組み合わされた空間を持つ美しい図書館でした。死ぬ前に行けてよかった!


こちらが正面入り口でした。神殿のような立派な造り、そして人と鳥さんと賑やかな場所。


午前中たっぷり歩き回ったこともあり、そろそろお腹が空いてきます。この旅最初の大切なランチは、あらかじめピックアップしていたお店の中から、メルボルンで人気のワインバー「Embla」へ。ところが!到着するとお店は真っ暗、まさかのクローズoroz...ネットではランチ営業とあったはずなのに;;さてどうするか。朝見かけたLUNEで世界一のクロワッサンを食べることも頭をかすめたのですが、やはり旅の醍醐味、ランチワインが飲みたい!ということでだいぶ歩きますが州議事堂近くの「City Wine Shop」へ向かうことに。
やっとたどり着いたお店のドアを開けると、そこには素敵な空間が広がっていました。カウンター席の前は若草色の壁が印象的に広がり、背中側にはずらりと並ぶワインボトルたち、テンションが上がります。


まずはビクトリア州産のロゼワイン。すっきりした飲み心地でどんな料理でも合いそう♪


頼んだお料理はチキン・シュニッツェルとニョッキ。


ワインバーなのでそこまでお料理期待していなかったのですが、このチキンカツは衣がチーズ風味で、肉もふんわり、めちゃくちゃ美味しかったです。付け合わせのコールスローもハーブがほどよくきいてフォークがすすみます。ニョッキも素朴で濃いトマト味ソースにモツァレラチーズたっぷりで美味しかった!


2杯目はヤラバレーのA.RODDAワイナリーのカベルネ。ベリー系の果実味のあるフレッシュな赤。もちろん美味しゅうございます。お土産にボトルで買っておけばよかったと後悔。。


Mちゃんはホットチョコレート、目の前で丁寧に作ってくれます。大人の甘さでこちらも美味しい(我慢できずに1口もらった^^;)


壁に書かれたイラストがめちゃ可愛かったです。


食後は壁画アートで有名なホージアレーンへ。


古い石畳が敷かれた小路には、壁一面にスプレーアート、ステンシル、ステッカーなど、多彩な表現がびっしり。


日々重ね書きされるそうなので一期一会。ただ、あまり私の感性的にはあまり得意分野ではなく、、ランチのワイン屋さんの壁のイラストのほうが好き私です、、


ただこのどことなくアポリジニを感じさせる絵だけは気に入りました。


そのまま通りを抜けフェデレーションスクエアへ。不規則な幾何形で構成される独創的な建築が立ち並ぶこの広場には、オーストラリア現代美術館「イアン・ポッター・センター」や映像文化の殿堂「ACMI(オーストラリア映像センター)」、先住民文化を紹介する「クーリー・ヘリテージ・トラスト」など、文化的な施設が集まっています。


フェデレーションスクエアの建築は、従来の直線的なデザインとは一線を画し、斜めのラインや三角形を多用した「デコンストラクティビズム(脱構築主義)」のスタイルが特徴、、だそうです(wikiより)でも決して落ち着かない感じでなく、むしろ心地よい空間となっているのが不思議。


今日はその中から先住民文化を伝える Koorie Heritage Trust へ。天井の素材や曲線で紡がれる独特な空間。


一番気に入った絵がこちら。明日はこのペンギンさんに会える!!


そろそろホテルのチェックインの時間なので、今日のフェデレーションスクエア観賞はここまで。Koorie Heritage Trustを出て広場にでると地面まで素敵なことに気づきます。実はここ、47万枚もの西オーストラリア産の砂岩ブロックで舗装されているのだとか。ベージュやピンクにブルーがほんのり混ざった優しい色合いが絶妙で、建物だけでなく地面までもアート!


スンとすました感じのカモメさん発見。メルボルンも海に近いんですね。


写真撮ってたら睨まれてしまいました。すみません。


壁面のサイネージでオーストラリアのアポリジニのようなストーリーが流れていました。


独特な色使いや動きについつい見入ってしまいます。名残惜しいですがフリンダース・ストリート駅の向かいという便利な場所、この旅まだまだ来る機会がありそうなので、とりあえずホテルに向かいます。


この記事の締めくくりはやっぱり美しいビクトリア州立図書館で。
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2025年7月9日 メルボルン・シティ観光(教会、カールトン庭園)

2025-07-27 15:00:20 | 旅行
歴史ある建物と高層ビルが不思議に共存する空間、それがメルボルンです。


名所巡りのスタートは、フリンダース・ストリート駅から。メルボルンの中心地ということもあって平日ですが人がたくさん!奥にそびえる白いタワーはアーツ・センター・メルボルン。


まずは駅舎の向かいにあるセント・ポール大聖堂へ。そのネオゴシック様式の荘厳なファザードが独特の存在感。この場所は1836年にメルボルンで最初の公開キリスト教礼拝が行われたで、この建物は1891年に献堂されたそう。上のフリンダース・ストリート駅舎の写真に写りこむぐらい^^;巨大で美しい3本の尖塔が印象的。


中にはいると鮮やかな色彩のステンドグラスに目が奪われます。


そして壁にはこの空間の中で異質な雰囲気を放つ美しいタイルが飾られています。帰国後調べたら、イランの教会から出土した八芒星のタイルのレプリカだそうです。教会間の伝統・つながりを示す象徴的な要素らしいです。


祭壇へと続く壁面には、珍しい青と白の縞模様が施されていて目を引きます。天井を支えるアーチもとても優雅。


振り返って入り口側。こちらのステンドグラスも圧巻。ちょうどそのとき、パイプオルガンの演奏が始まり、壮大な音色がこの広々とした空間に響き渡って圧倒されちゃいました。


こちらがオルガン奏者の方。実は私が人生で実現したい夢はパイプオルガンを演奏することなので憧れちゃいます。


ハートが可愛かったのでパチリ。クリスマスみたいな装飾でした。でも本当のメルボルンのクリスマスは真夏なんですよね。不思議な感覚。


セント・ポール大聖堂での心洗われる時間のおかけで、タクシーの件をすっかり忘れることができました(ずいぶん引きずってた^^;)


こちらはメルボルン市庁舎。こちらも19世紀に建てられたビクトリア様式の建物。ちなみに撮る写真、撮る写真逆光なのが涙。。ここから歴史的な建物と有名ブランドが並ぶコリンストリートを歩きます。


市庁舎のお隣は神殿のようなコリンズ・ストリート・バプテスト教会。


まるで絵本から抜け出したような、スコッツ教会。名前のとおり、スコットランドから移住した信徒たちによって築かれた歴史ある教会です。


石積みな感じが好みです。


コリンストリートとラッセルストリートの交差点に立つセント・ミカエル教会。白い壁にダイヤ模様の縁取りが施された外観が、こちらもスコッツ教会に負けず劣らず絵本に出てくるような可愛らしさ。街のモダンな高層ビル群を背景とするその姿はひと際目立ってました!
にしても素敵な建物がいっぱいでなかなか先に進めない、、恐るべきコリンストリート(笑)
ちなみにここからラッセル通りにいけば「世界一のクロワッサン」で有名なLUNEがあり、計画では寄ることも考えていたのですが、まだお腹空いていたのと、噂通りかなり並んでいたので今回はパス


コリンストリートを歩き続けるととある高層ビルに見覚えのあるマークが、、


懐かしいダイナミックループ!?NTTってなにかメルボルンでしてましたっけ(笑)


さてコリンストリートからマッカーサーストリートヘ。芝生が拡がる広々とした空間に代わります。遠くに見るのがウインザーホテル、格式高そう。。


芝生には素敵なオブジェ。


女性選挙権運動100周年を記念して作られたそうです。メルボルンにはあちらこちらにこういうオブジェがあり、それを見るのも楽しかったです!


そしてこちらが絶対に訪問したかったセントパトリック教会。青灰色のバサルト石と白い石で装飾が織りなす外観は神々しい美しさ。1939年の完成まで80年以上かかったオーストラリアを代表する巨大なゴシック教会です。こちらも逆光なのが涙;;


こんな美しい青い石でできた巨大な建物を見るのは初めて。ちなみに朝日に包まれると黄金に輝くそうです。その姿も見てみたい。。


正面入口を彩る両脇の灯りは、柔らかな黄橙色の光を放っているのですが、


教会内部のステンドグラスもこの温かな黄橙の色調で統一されており、それは幻想的な美しさでした。写真だとその光のニュアンスがまったく伝わらず残念。


横から見た姿もシュッとして素敵です。この尖塔の高さはなんと105.8Mもあるそう。


逆サイドに行って、とうとう逆光じゃない写真撮影に成功(笑) 


さて、次の目的地へ。途中インパクトのある壁画が描かれた建物、美術学校のようでした。


あと気になったのが、やたらに道路にこういう記号?が細かく書きこまれている場所が多かったこと。メルボルンの工事人さん達は超几帳面!?


やがてメルボルン中心部の北東に広がるカールトン庭園に到着。26ヘクタールにも及ぶ緑豊かな都心の庭園です


緑豊かな庭園の奥にあるのが思わず「ヨーロッパかっ」と云ってしまう、、


カールトン庭園の象徴でもある ロイヤル・エキシビション・ビルディング。880年の国際博覧会のために建てられた、オーストラリア初のヨーロッパ様式を取り入れた壮麗な建築です。真っ白な外壁にブルーグレーのドームを頂き、まるで絵画のような佇まい。2004年にこの建物と庭園がオーストラリアで初のユネスコ世界遺産に登録されたそう。


この場所が、あの『ソロ活女子のススメ シーズン5』で早乙女恵さん(=江口のりこさん)が旅をスタートした場所、そのとき思わず、先ほどの「ヨーロッパかっ」とつぶやいた場所なのです。ソロ活女子は非常に大好きな番組でして、恵さんが行った『船上から見学する工場の夜景ツアー』に行ってしまう位ファンな私。今回、メルボルン行きを決めた後に、恵さんがこの街でソロ活をすることを知り小躍り状態でした。なので今回は恵さんの足取りをだいぶ辿ってます(笑) そしてことあるごとに、ソロ活のBGMである「Cloudy Sky Walking」♪と「Walking Through My Dream」♪が脳内再生されるのでした。


本日安定の逆光ですが^^;本当に美しい建物でした。


庭園の周りは高層ビル。このコンビネーションがメルボルンではお約束。


そしてこちらは歴史的建物と高層ビルのコンビネーション。メルボルン中央裁判所だった建物で今は大学の施設として使われているそうです。こんな素敵なキャンパス羨ましい。。


この記事の最後は想像以上に美しかったセントパトリック教会で。
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