シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2019年6月8日 オンダビリア後編

2019-07-28 10:08:55 | 旅行
国境の町、オンダビリアから見ることができる爽快な景色。美しいアクアブルーの川はビダソア川、対岸はフランスのエンダイヤです。


豊かな緑の中に赤い屋根をもつ白壁の家、キラキラ光る川面、遠くのバスクの山並みと贅沢な景色。。


ラ・リューヌ山の尖ったシルエットが美しい。


ビダソア川河口、海に向け鋭く突き出す埠頭。


マリーナとなっているようで白いヨットがずらり。


小さなボートがポツンと漂う風景に心が癒されます。


この景色を満喫できる場所がパラドールのテラス!この次は絶対ここに泊まる!


さて、賑やかなアルマ広場を後にします。


ビダソア川と背後に広がる海の美しい景色に見とれていると、、


仮装した方々がまたまた登場!写真撮っていたら陽気にポーズ決めてくれました!妙にかっこいい(笑)にしてもスペイン風ってかんじより北欧バイキング風に見えちゃう。


キプスコア広場(たぶん)。こちらもアルマ広場同様賑やかですが、家々は白と焦げ茶系にまとめられシックな雰囲気。


若干和風味があり親しみを感じてしまう家々。


こちらはちょっと童話にでてきそうな門。


サイドの家も素敵。茶色の木組みに白い凸凹した壁がいい仕事してます。


わかりやすい床屋さんの看板。


果物屋さん。高級果実に見える陳列ですがお買い得品達でした(笑)


今回、ガイドしてくれたのは大山さんは、私たちの教本、石原さとみさんのバスク旅番組とほぼ同時期に放送された檀れいさんのバスク旅番組でガイドされていた方!実はこちらもかなり参考にしていたので胸熱です。バスク人気質などのお話を道々聞けて興味深かったです。少人数のツアーならではの充実感♪


さて、いろいろなショップやバルが並ぶサン・ペドロ通りへ。


よく手入れされた木々とカラフルにバルコニーや窓枠を塗られた家々が並ぶ明るい雰囲気。


このエリアは元々は漁師さんが多く住んでいて、漁船の塗装で余ったペンキで家の塗装をしたそう。そういえばゲタリアでもこのバルコニーに塗られている鮮やかな緑や赤の漁船をたくさん見かけたな。


バスク風をモダン化したような素敵な建物。


さていよいよツアー最後、ワイナリーのレストランが工事中で試飲できなかった代わりにバルでチャコリ+ピンチョスをいただきます。案内してもらったのはオンダビリアでも人気のパル、グラン・ソル。


人気店だけあって、外も中も大混雑です。


カウンターにはもちろん美味しそうなビンチョスがずらり、ここから1品選ぶのは至難の業(笑)


5人分ピンチョスが並ぶと華やか。私が迷いに迷って選んだのは右手前の光沢のあるサーモンクリームを絞ったピンチョス、チャコリにぴったりでした。


4時間のツアーでしたが密度が本当に濃く、4つの記事に分けて書く程でした。1時間1記事(笑)。尚、バスクを再訪するときは絶対あのパラドールのテラスでチャコリを飲みながらこの景色を楽しみます!

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2019年6月8日 オンダビリア前編

2019-07-27 12:35:57 | 旅行
スペインとフランスの国境の町、オンダビリア。カラフルな可愛い町がお祭りの日により華やかになっていました。


城壁に残るオンダビリア、この立派なサンタマリア門から中心部に向かいます。


ちなみに門の前にはこんなイギリスの近衛兵さんみたいな方(帽子が)が町を守っていました。背景の水色の家がスノッブで素敵。


細い坂道を歩きます。


カラフルな旗が飾られています。何故かなと考えていると、、


なにやら怪しい身長2メートル超えの老カップルが、、


中世の衣装を身に着け、憎らしい表情をおどけながら振りまきます。にしても、どうやって身長を高くしてるのかな、すごい上げ底の靴?竹馬?


15世紀に建てられたゴシック様式のサンタマリア教会。1660年、フェリペ4世の娘、マリー・テレーズとフランス国王ルイ14世じゃここで結婚式を挙げたそうです。


町の中心のアルマ広場、この日はお祭りのため沢山のお店がでて賑やか。旗がいっぱい飾ってあったり、不思議な巨人カップルが歩いていたのはこのお祭りだったためでした。


素敵な建物が多いオンダビリアの中でも私が一番素敵とおもったのがこの石造りの壁に赤い窓枠が似合いすぎる建物。住みたい!そしてちょうどその前にはこの建物に似合うお洒落なパン屋さん。パンの焼いている様子を描いた布がまた可愛い。


キャンディー屋さんはガールズに人気!


バスク地方の民族衣装が起源と云われるベレー帽の男性が売っているのは、、


なんと楽器!木の棒で板を叩いてで奏でます。小さい男の子が教わりながら真剣に演奏してました。


こちらではダイナミックにお肉焼いてます!


側にはふわふわな羊さんたち、あれ、↑、この羊さんたちじゃないよね(汗)


赤や緑の窓枠の典型的なバスク地方の家々が並ぶ前には木製のキッチングッズ屋さん。


そして、この広場でひと際存在感を放っているのが10世紀に建てられたスペイン王、カルロス5世のお城。石造りの要塞のようなこの建物は今はパラドール(ホテル)として利用されています。


内部は巨大な吹き抜けに。石の壁の厚さが半端ありません。。


歴史を感じさせる重厚な家具も展示されていました。王様が使ったのかな。。


パラドールの裏に回ると素晴らしい景色が待っているのでした。To Be Continued^^;

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2019年6月8日 チャコリテリア周辺

2019-07-22 20:16:21 | 旅行
チャコリテリアへ行く前に寄った眺望のよい場所、荒れた海を背景にした馬たちの姿が印象的でした。


パサヘス出発後、スケジュールにはなかった、廃墟のように一面だけ残された石積みの壁がある見晴らしの良い場所に寄ってもらいました。


ここは標高547メートルのハイスキベル山。稜線はスペインとフランスの国境となっているそう。


ここからはピレネー山脈から続くバスクの山並みと麓の町々を見渡せます。


本当に緑が豊か。改めて美味しいものがたくさんある理由がわかる気がします。もちろん海も近いですし!


尖がっている山がたぶんラ・リューヌ山。


気温が上がってきたせいかだいぶ靄っていますが、蛇行しているアクア色の川がキラキラ輝いて綺麗でした。


さらに高い場所にはぽつんと砦が。去年行ったシチリアにも同じ形の砦があったことを思い出します。


この方向からはビスケー湾が望めるのですが、相変わらずかなり波立っています。


そんな荒波を背景に馬たちがのんびり牧草を食べていました。そんな馬たちの姿はなんともいえず力強く心に残る光景でした。


青空に廃墟、似合います。。車でなければ来れないような場所だったこといい、自分で旅行を計画するときノーマークだった美しいパサレス村を訪問できたことといい、まだスケジュールの半ばですが、このツアーに申し込んで良かった!!と思ってしまうのでした。


そしていよいよチャコリテリアへ。訪れたのは「イルスタ」というオンダビリア唯一のワイナリーです。


バスクの山並みを望む斜面に葡萄畑が広がってます。


この斜面は南向き、海から吹く北風にあたることがないので、糖度の高い葡萄が育つそう。


その葡萄から作られるこのワイナリーのチャコリは他のチャコリに比べると酸味が少ないまろやかな味になっているのだとか。


まだ葡萄は小さすぎて、ちゃんと写らず(笑)


青空に向かって広がる葡萄畑。


しばらく美しい葡萄畑の景色を堪能します。


これで終了かなと思っていたんですが、とりあえずワイナリーの建物のほうへ。


壁に葡萄型に埋め込まれた樽の底が可愛い


ワイナリーの見学や試飲はやっていないのですが、どうやらショップは利用できるとのこと。嬉しい!


ここは完成したてなのかな?とても綺麗な室内です。


蔵もちょっと覘くことができました。


このチャコリテリアでは白ワインであるチャコリを2ライン、その他にロゼ、スパークリングと4種類のワインを生産しています。


その中からお土産に選んだのは、チャコリには珍しいちょっと熟成したワイン。最後の2本よと云われ買っちゃいました。。飲むのが楽しみ。


今度、サン・セバスチャンに来るときは絶対再訪したいです。レストランもできるようなので思いっ切りこのチャコリテリアのチャコリを飲むぞ~(笑)


美しい葡萄畑を後にしてオンダビリアへ向かいます。

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2019年6月8日 パサヘス

2019-07-21 10:49:00 | 旅行
サン・セバスチャンにほど近い小さな港町パサヘス、深い緑色の川沿いに並ぶ素朴な家々の景色は美しい絵葉書のようです。


昨晩も早寝&爆睡したおかげで爽快な目覚め。早速バルコニーから天気を確認すると、、晴れてる!期待していなかっただけにもうそれだけで幸福感♪(にしても海外天気予報ってどうしてこんなに当たらないんだか、、)今日も海が綺麗!尚、緑のだらんとしたひもは工事のためカバーをつけられた電線、既に見慣れて気にならない(笑)


まずは朝食。バイキング提供ではなくメニューから頼む方式。


私がオーダーしたのはトマト&オリーブオイルトースト。センス良く登場。


こちらはMちゃんの頼んだピーナッツバター&バナナトースト。インスタ映えします(笑)


バイキングでなくて寂しいなぁと思っていたのですが、こんなカフェ風朝食なら悪くないかも。


明日の朝食の参考にカウンターに並んでいるものチェック(笑)ガラスドームに入った美味しそうなチーズケーキのお隣はオムレツ。


フロントとダイニングはお洒落な棚で区切られています。こじんまりとしたホテルならではの圧迫感のない空間にする工夫、参考になります。グリーンの使い方も素敵だし、、


こんな風にお洒落な表紙の本を飾るのいいな。


今日は、昨日に引き続きディスカバリーバスクさんにお願いした「日本人ガイドと行くオンダビリアとチャコリテリア(→バスクの白ワイン、チャコリをつくるワイナリーのこと)」、4時間のショートトリップに参加します。「はじめに」に書いたとおり、残念ながらチャコリテリアは工事中とのことで訪問できないのですが葡萄畑には寄ってもらえるそう。10時にホテルまで車で迎えにきてもらいます。その後、もう1組の参加者を迎えに駅近くのホテルへ。男性の2人組、出張のついでの小旅行かなとおもっていたら、本格的?な旅行のようでした。男性の友人同士の旅、しかも50代ぐらいの方たちだったので珍しいなぁと思ったのですが、いい具合の距離感を保ったお二人でなかなかいいなぁと感じました。
まずは車を15分ほど走らせて到着したのは港町パサレス、まったく予備知識なく訪れたのでいきなり目の前に広がる美しい景色に驚かされます。


川の向こうの景色は少し靄がかかってちょっと幻想的。


深緑の川と同じ色の樹々に覆われた山に挟まれた家々が浮き上がってくる錯覚に。飛び出す絵本のよう。


向こう岸に渡るためボートに乗り込みます。


満員の乗客を乗せ、ボートはゆっくり川を進みます。


寄り添うように建つ家々はそれぞれ個性的なんですが不思議と一体感があります。


小高い場所にある可愛らしい教会に見守られながら、、


対岸に到着。ちなみに出発した側の岸は近代的でまったく違う景色。


船着き場からしばらく村を歩きます。石造りの建物がいい雰囲気。


やがて向こう岸から見てすっかり心を奪われた家々が立ち並ぶ場所へ。


絵本のように見えた家々は思った以上に大きくしっかりした造りの印象。家と家の境目の空間がほとんどなく、1軒の家が半分違う色で塗られていたりして1つの壁に見える不思議な感覚に陥ります。


家々と川の間は小さな広場のようになっています。土曜日の朝のためか人も少なく静かですが、ランチ時にはパラソルが開いて賑やかになりそう。


この洗濯物の干されている景色、好きです(笑)


真正面から。逆光だったのがちょっと残念ですが、この家々が創る景色の美しさは伝わるかな。


この広場のあたりは歴史を感じさせる建物が並んでいますが周辺は港湾設備など近代的な建物が並んでいます。ここだけポツンと時の流れにとり残されているような素敵な場所でした。


さて、広場を後にして再び村の通りへ。家の壁に組み込まれたプレートになぜか惹かれました。なんだろ、象形文字かなぁとよく見るとバスク模様を見つけてなぜか嬉しくなります。


「レ・ミゼラブル」の作者、ヴィクトル・ユーゴーが住んでいた家がありました。この美しい村に魅せられ数年間、この家で生活したそう。


内部を見学することもできます。美しい川を見ながらピアノを楽しんでいたのかな。


しばらく通りを歩きます。石壁の沿った石の階段とグリーンが良い雰囲気なので思わず1枚。


青い縁取りが可愛らしい家、バルコニーの柵にかけられた黄緑色の植木鉢がさらにキュート。


明るい石の壁に白い太めの窓枠、黒い華奢な柵が素敵な組み合わせのお家。


同じ石の壁でもこちらは焦げ茶の枠でシックな感じ。


この家の窓に掲げられているピンクの旗は、


地元のボートチームの応援のためだそうです。川には一生懸命練習しているチームが。本番のレースではかなり盛り上がるんだろうな。


ネットを使っての素敵ハウス的な演出かとおもうんですが、、微妙。


先ほどボートから見た教会。遠目には可愛らしく見えましたが近くで見ると歴史を感じさせる重厚な雰囲気。


この辺りに来ると雰囲気はガラッと変わります。スタイリッシュな船着き場。


遠くには荷を上げるクレーンもたくさん。この辺りはたくさんの車を乗せた大型船が着港するそう。ここで車と合流し、次の目的地に向かいます。


最後にもう一度、美しいパサヘスの家並みを。


スマホバージョン。


川を渡った時のボートを本当の最後に(笑)

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2019年6月7日 サン・セバスチャン ~バル巡り

2019-07-18 22:35:35 | 旅行
ホテルから歩いてすぐに建つバロック様式のサンタ・マリア教会。時計の下の彫像は町の守護聖人、聖サン・セバスチャン、しっかり町を守ってます。


バルの本場、サン・セバスチャンでのバル巡りの初日は、専門家にしっかり案内してもらおうとDiscovery Basqueさんの「日本語ガイドつきピンチョスツアー」を申し込みました。3軒のバルに案内してもらい、各バルでピンチョス2品+ドリンク1杯いただく2時間ほどのツアーです。


Discovery Basqueさんにお願いしたのは、「はじめに」の記事にも書きましたが、ツアーの説明写真にあったガイドの沼山さんがスペインの太陽みたいな印象で是非案内してもらいたいな!と思ったからです。当初、別の予定が既に入っていて他のガイドさんでの案内していただく予定だったのが、幸運にも直前に案内していただけることになりました♪
私たちのホテルから行くとバル通りの入り口にあるのがこのサンタ・マリア教会。周りにはいつも人がいっぱいです。聖サン・セバスチャン像の下の青のモチーフと細かく彫られたレリーフが美しく圧倒な存在感を醸し出します。


教会を起点とした旧市街の細い通り沿いにはバルがいっぱい。まだまだ明るいですが18時を過ぎて人が多くなってきました。


美味しそうな生ハムがぶら下がっているバル、期待が高まります(笑)


ツアー開始の19時半から。まだ時間があるので町をぶらぶらすることに。上品な黄色い壁の建物に囲まれた憲法広場。ここは昔は闘牛場として使われていたそうです。


ウルメア川にかかるスリオラ橋、なかなか個性的なデザインです。


河口にはビスケー湾が広がります。この日はとても波が荒く、川の上流へ思いっ切り逆流、アマゾン川でいうポロロッカ的な感じでした(ちょい盛り過ぎかな^^;)。右側にあるスタイリッシュな建物はクルサール国際会議場。ここで会議する出張なんてあったら仕事、頑張れるのになぁ(笑)


スリオラ橋の上流に架かるのはサンタ・カタリーナ橋。


こちらはオーソドックスな石の橋、豊かな緑と川の美しい景色に溶け込んでます。遠くにバスクの山々が連なり絵のような景色。


荘厳なビクトリア・エウヘニア劇場。


さて、そろそろ19時半、ガイドの沼山さんとはツーリストオフィスで待ち合わせ。まだ来てない、、思ったのですがふと逆側にも入り口があることを発見!慌てて逆サイドに行ってみたらいらっしゃてました^^;(勿論そちらが正面)。沼山さんは写真の印象通り、明るく溌剌したスペインのような(私の勝手なイメージ)女性です!


「どういうお店行きたいですか?」と聞かれたので「私たち2人だけだと難易度の高い、ピンチョスを注文するお店に行きたいです!」ほとんどのバルはカウンターにピンチョスがずらりと並んでいて指差しするだけで頼むことができるのですが、お店によっては黒板に書かれたお薦めメニューから注文して作り立てのピンチョスいただくこともできるのです。
「あったりまえじゃないですか、カウンターで指差して注文するガイドいらずのお店なんて案内しませんよっ」茶目っ気たっぷりに答えてくれます。
ということで?1軒目はCasa Urolaカサ・ウローラへ。美味しそうな生ハムが並んだ落ち着いた感じの店内。


沼山さんは流暢なスペイン語でカウンターの中のお店の人といろいろ会話しつつ、私たちの好みを聞きながらオーダーしてくれます。かっこいい(笑)
やっぱり旬なものを食べたいということでお願いしたホワイトアスパラガス。お洒落な盛り付けで登場です。アリオリっぽいマヨネーズと滅茶苦茶合います。勿論、バスクの白ワイン、チャコリともぴったり。


自己紹介を兼ねて?石原さとみちゃんのバスク旅番組をなぞる旅をしているんです!なんて話をしたら、なんとその旅番組のコーディネーターが沼山さんだった!運命の出会いとしか思えない(笑)いろいろなエピソードを教えてもらい盛り上がります!
2品目にシーフードサラダ。アスパラがだぶりましたが問題なしです。地味なルックスですが着実に美味しい一品♪


そしてこちらは沼山さんイチオシのホタテのピンチョス。


ミルクベースのスープの中にホタテさんやナッツを砕いたようなもの、オリーブオイル、そしてその上になんと韓国海苔!創作系ピンチョスにテンション上がります(笑)。ほんのりニンニク風味もきいていて美味しくないわけがなくスープまで完食。


そしてフィナーレに華やかなロブスターのマリネサラダ。


ビンチョスなので基本小ぶりではあるのですがなかなかのボリューム、ロブスター様でボリュームを出すってよく考えると凄い(笑)。ピンチョスというとバルセロナのショッピングセンターでもかなりお世話になりましたが、こちらのピンチョスとは全く別物(一番最後の写真、これはこれで素朴で美味しいのだけど^^;)1品1品がもの凄く凝って完成度が高かったです。


気づくと店内は人でいっぱいになってきました。早めに来店したおかげでテーブルでゆっくり美味しいピンチョスとチャコリを堪能することができました。


さて2軒目に向かいます。「何か食べたいものあります?」に「リゾット!」。雑誌のバル紹介ページにリゾットの写真が載っていて絶対食べたい!と思っていたのですが、さすがにカウンターには置いてなく注文して頼むビンチョスのよう、この機会にお願いして食べねばです。すると「この前、アンコウのリゾット美味しかったな、まだあるかな!?」アンコウのリゾット!?ガイドブックに載っていたものはチーズリゾットとかきのこのリゾットとか比較的ありふれたものだったので「アンコウのリゾット食べたいですっ」と食い気味にお願いします。まだやってるかなと覗いたバルがここTxalupa。


店内へ続くアプローチは三方に青いタイルが貼られ海っぽいです。カウンターには人がいっぱい、私たちだけだったら怯んで店内に入れないレベルですが、、


そこは沼山さん、しっかりカウンター前の場所を確保してくれます。さすがです。更に、忙しく働く店員さんに大きな声でテキパキ頼む姿が頼もしい(笑)。
カウンターのピンチョスの置き方、それぞれのお店で工夫があって見るだけでもかなり楽しい♪ここでは私は赤ワイン、Mちゃんはチャコリ。Mちゃんのこの旅での飲み物は基本チャコリ、極めていました(笑)


まずはガシリア地方産のマテ貝!アチアチで、アクセントにパセリ、噛むと貝汁ジュワッ。貝好きには堪らない1品です。


そして熱々のクロケッタス(ミニクリームコロッケ)。いろいろなお店のクロケッタスを食べてきましたが、このお店のはかなりのハイレベル。そして奥は赤身の牛さん。やっぱり赤ワインにはこれがないと(笑)


そしてこちらが夢のアンコウのリゾット。弾力のある白身を揚げてチーズ風味のリゾットにまぶしているという滅茶苦茶美味しいものでした!もう一度食べたい。小っちゃいグリンピースも美味しかった(バスク地方特産の涙豆ではない)


バルには沼山さんのお友達、毎日このバルに通っているという陽気に酔っぱらったおじさまもいて面白かったです!
ただ、痛恨だったのはランチ食べ過ぎたこと(ヒラメの炭火焼き)ここで満腹になってきてしまいました。。


さて次のお店へ。外はまだまだ明るいです。ちなみに6月ですがこんなダウンベスト着てる人もいるぐらいの気候でした。


さて3軒目はガンダリアス。どんなガイドブックにも、そしてどんな旅番組にも登場する有名バルです。


ここではお腹一杯になり過ぎているのでビンチョス1品にドリンク2杯にしてもらいました。フレキシブルな対応助かります(笑)ピンチョスは、、


これも雑誌で見ていて食べたいとおもっていたマッシュルームの3段重ねのピンチョス!パンに生ハム、その上のマッシュルームにはチーズクリームがかかってます。素晴らしいビジュアル(笑)


ここでお喋りタイム。なんと沼山さんはお母さんなんだとか。まったく生活感がない(勿論良い意味で^^)。いろいろな旅案内のエピソードなど面白いお話聞かせてもらいました!秋まで忙しい毎日が続くそうなんですがとにかくエネルギッシュ!こちらまで元気をもらえちゃいました。美味しかったし、楽しかったし、本当にお願いして良かったです。こんなバル巡り、自分達だけでは不可能!このツアーは絶対お薦めです。


沼山さんと別れて、腹ごなしのためお散歩することに。


やっとあたりは薄暗くなり、明かりも灯りはじめました。


湾には相変わらず沢山のボートが停泊しています。人が乗っているかは謎、、でも船上は気持ちいいいだろうなぁ。


湾に沿って歩きます。更に冷んやりしてきました。蒸し暑い東京とは全く別世界♪


三日月が綺麗なのでちょっと斜めに撮っちゃいました(写真左上)。明日は右下に写る丘、モンテ・イゲルドへケーブルカーに乗っていく予定です。


さて、そろそろホテルへ戻ります。ライトアップされているのはホテルの裏の丘、モンテ・ウルグルの頂きに建つキリスト像。


市庁舎は黄金色に照らされ、一層煌びやか。


サン・セバスチャンの美味しい1日が終わります。。

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