シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2015年6月12日午前1 アテネ

2015-09-27 12:15:40 | 旅行
とうとうギリシャ旅行最後の日、23時20分パリ発羽田行きの飛行機に乗るまでしっかり楽しみます。まずはまだ出来ていないアテネ観光に出かけます。途中ホテルの前の通りで綺麗なニャンコに遭遇!さすが大都会アテネの猫、垢ぬけてます。


ギリシャ神話にでてきそうな気品のある横顔。


かなりお澄まししていますが居る場所は何故か車の上。後ろの木がちょっと保護色になってしまっていますが。


続いてこちらの車の上にも。


こちらのニャンコは可愛らしいアンコ型。控え目な視線に心鷲掴みにされちゃいます。にしてもアテネ猫界では車上ブームなんでしょうか。。


さて、はじめに行くのはやはりアクロポリス!古代ギリシャのロマンを求めて(盛り過ぎ、、)目指します。ホテルからは徒歩5分ぐらい。


途中見かけて教会。ギリシャの教会は本当に濃い水色が美しい、サントリーニ島のドームを思い出します。


入り口はこんな感じ。朝早いせいかすんなり入れます。


まずはイロド・アティコス音楽堂。161年に建築され今も演劇やオペラが上演されているそうです。いい感じに朽ちていて素敵です。


見とれていると背後から軍隊の方々が大きな銃をもって通ります。さすがに世界遺産で出会うのははじめて。やっぱり治安が悪くなっているのかな。雰囲気は平和そのものなんですが。


ここはちょっと自信がないのですがブーレの門。防御のために3世紀に建てられたそうです。


さていよいよ丘の頂上へ向かいます。左の手前にあるのがアグリッパの台座。こちらは紀元前2世紀のものだそうです。ここにはアウグストゥス帝の婿、アグリッパの像が置かれていたそうです。どんな大きな像だったのでしょう。


長い階段を上って巨大なプロプレア門へ。写っている人のサイズと比較すると柱の高さの凄さがわかるかと。


門の表側です。ここには奉納品や絵画などの財宝の置かれていたそうです。


そしてここから広がるアクロポリスの丘の上なのですが、、一瞬工事現場かとおもう状況(笑)


その中でも威風堂々なパルテノン神殿。修復中でもその神々しさは何の影響も受けません。


パルテノン神殿の(もしかしたら工事状況のですが)説明看板です。紀元前432年に15年の歳月を費やして完成されたそうです。この時代に15年で完成できた当時の技術力もすごい。そして神殿内には女神アテナの巨大な像が設置されていたそうです。


青空に巨大な姿が映えます。柱の高さは10メートルだそうです。


その上に破風と呼ばれる三角屋根があり大きな彫刻が置かれていいたそうです。どんなに素晴らしかったのやら。


修復のためのトロッコ線路が引かれてました。ちなみに内部にもプレハブが建てられていました。修復作業が終わった頃もう一度来たい。。


アクロポリスとは「高い丘の上の都市」という意味だそう。確かにパルテノン神殿の裏からはアテネの市街と海まで見渡せました。


ここはたぶんローマとアウグストゥス神殿(もしくはゼウス・ポリウスの祭壇)の跡地です。あまりの暑さにここでちょっと休憩。


続いてエレクティオン神殿へ。1987年に復元されたイオニア式の神殿です。


パルテノン神殿に比べると華奢で繊細な感じ。柱の頂上の飾りが華やか。


この神殿は見る角度によって全然違う表情になります。南側には張り出したポーチがありそこには古代ギリシャ美術の傑作と名高い6体の彫像があります。ここにあるのはレプリカで実物はアクロポリス博物館と大英博物館にあるそうです。


ちょっとわかりにくいのですが、このツアーのガイドとお客さんが囲いのついたタブレットで説明しているのが興味深かったです。たしかにこの日射しの強さじゃ端末見えないですものね。みんないろいろ工夫してます。


さて、アクロポリスを堪能したので出口に向かいます。途中プロプレア門へ向かう階段が人で凄いことになってました。早めにきてよかった。


尚、このあたりからは隣にある古代アゴラがよく見渡せます。


うっそうとした緑のアゴラの丘に建つのはヘファイストスの神殿。建築されたのはパルテノン神殿とほぼ同時の紀元前5世紀頃ですが、ギリシャ国内で最も原型が残っている神殿だそうです。


こちらは11世紀に建てられたアギイ・アポストリ教会。11世紀というと新しく感じてしまうのがアテネの凄いところです。独特なフォルムと色合いが素敵です。


アクロポリスの最後はディオニソスの劇場。この辺りはさっきの人混みが嘘のような静けさです。古代に浸れる穴場です。


舞台正面にあるレリーフは古代の歴史を語ってくれるよう。


最後はアクロポリス所属のニャンコ達で。まずはいにしえの石に佇む黒猫さん。


ふさふさコージャスニャンコにはサラミをあげて仲良しになり(つもり)、いいカットいただきました。



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2015年6月11日午後2 アテネ

2015-09-26 11:47:03 | 旅行
バスはアテネに戻ってきました。大勢の人が旗を手にデモ行進しているところに遭遇。


観光客でにぎやかな島や北部の穏やかな村々を巡っていて忘れてしまいそうになるのですが、これがギリシャの現実。


バスから見る通り沿いには落書きがいっぱいでちょっと荒んだ感じも。


金網とかシャッター下りた店も多い感じでした。まだ平日の18時前なのだけど。


ビルもなんか殺風景。


街角も。。


でも、アテネ一日目のブログに書きましたがこれがアテネすべてかというとまったくそういうものを感じさせないエリアもあります。再度泊まるDivani Palace Acropolisホテルのあたりもそうです。さて、長いバス旅を終えホテルに到着。親切なガイドさんに別れを告げ、密度の濃い1泊2日のメテオラツアーは無事終了しました。今回チェックインしたお部屋。


ホテル到着後一息つかずタクシーに乗ってリカヴィトスの丘へ、アテネを見渡せるビューポイントへ夕陽を見に行きます。もちろんお目当ては夕陽なのですが、こういうときに渋滞、、とりあえず間に合うか?ぐらいの状況でケーブルカーに乗り込みます。


景色が見えるのかなとおもって一番後ろを陣取ったのですがずーっとトンネルの中を走ります^^;


ただ広告や観光案内の映像がトンネル内にすごい速い動きで映しだされるので退屈しません。写真ではわかりにくいのですがキレイで楽しめました。


標高273Mの展望台に到着。眼下に広がる街並みの大きさにひたすら驚き。アテネって本当に大都市だったんんだ!田舎慣れした眼には驚愕な光景です。


夕陽を見る人気スポットだけあって勿論凄い人です。


とりあえず微妙に沈む!?夕陽に間に合いました。



こちら側に見えるのはアクロポリスの丘とピレウスの海です。思ったより海近いです。


パルテノン神殿をズームで。丘の上に建つ姿、美しいです。


更に左側には緑の向こうにゼウス神殿が見えます。


夕焼けはこれをMAXに終了。今回のギリシャ旅行はいまひとつ夕焼け運には恵まれませんでした。っていっても十分美しいんですが。


すこしずつ灯りがともり始めました。


パルテノン神殿もライトアップされます。。


せっかくの場所なのでスパークリングワインで乾杯。


だいぶ暗くなってきて美しい夜景となってきました。


暗闇に浮かぶパルテノン神殿、ますます他を寄せ付けない神々しさです


ここのカフェレストランはなかなかお洒落な感じでした。但しオペレーションは、、かなりまたされるので注意。


ここからの帰りの足が心配でしたがケーブルカーの前に客待ちのタクシーがいました。ちなみにケーブルカー乗り場あたりは坂上なので民家が多い感じでしたが、すぐ坂下はお洒落なお店もある落ち着いた治安良さそうなエリアでした。そしてホテル近くのレストランのありそうな場所に連れて行ってもらったのですが、この一軒しかみあたらない。オープンテラスで雰囲気は悪くないのですが団体客用!?って感じ。


ただあまり遅くまでうろつくのもと思ってここでディナーすることにします。安定のギリシャ家庭料理の茄子バージョンです。お店の人はとってもフレンドリーで良かったです。


が、、ホテルへ向かう道にこじゃれたレストランが並ぶ通りが、、しかもアクロポリスがみえるテラスレストランも、、最後の夜にやっちゃいましたorz...やっぱり下調べは大切です。
なんかモヤモヤするので気分直しに屋上レストランへ(Kちゃん、Fちゃんは部屋で荷造り)。白ワイン一杯でいろいろおつまみついてきました(笑)


ライトアップされたパルデノン神殿も見ながら最後の夜ののんびり過ごすのでした。。
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2015年6月11日午後1 メテオラ3

2015-09-23 11:10:55 | 旅行
次に訪れたのはモコモコした奇岩に張り付くようなヴァルラーム修道院です。


ここではなかなか上り甲斐のある岩壁を削ってできている階段を上ります。暑さもあり必死です(笑)。どうにか上の写真の上部に見える建物まで到着!


南仏の田舎のような素敵な雰囲気です。


独特な天井にはめ込まれているフレスコ画。ウッディーさが修道院ぽくない感じです。


岩山なのに緑が眩しいって考えてみたらすごい。どのくらいの年月と労力をかけて育てたんでしょう。


しばし修道院の見学。修道院といえばワイン、やはり大きな樽がありました。3Mぐらいあった記憶。


そしてこのメテオラを象徴するものの見学です。


岩山の上にある修道院にはかつて階段もなかったため生活物資を運ぶ手段は滑車につるした網袋だけだったとか。メテオラの語源は「空中に吊り上げられた」という意味だそうです。修道院の入場チケットの絵がわかりやすい。


手前が滑車を引くための道具です。重いものも引き上げたのでしょうね。


滑車の下はこんな景色。。結構高いです。ここまで上ってきた私たちも偉い(笑)


ここからは景色もまた格別。もこもこ奇岩。


狭い岩の上に建つアギオス・ニコラオス修道院。緑の中から突如盛り上がった感があります。


高いところも堪能してそろそろ出口へ。途中なにげなくあった素敵な紋章。


宗教グッズいっぱいのお土産屋さんもありました。これは、、誰が買うのかなぁ、、


午後になり人もだいぶ増えてきました。なんかこの塔、若干傾いているような、、


下は大規模修復中でした。現代でも大変な工事です。


さて、岩階段を下って本当に出口へ。格式のある門です。


ツアーでまわる修道院は2つでしたが、他の4つの修道院は外観だけでも十分感動できるので結構お腹いっぱいでした。きっつい階段昇るのは、、ですし(笑)
さて、リアルお腹のほうはこちらのレストランで満たします。


ここはなんとセルフサービスです。お皿を持ってマダム達にどの料理がいいって指さしていただきます。ただみんな野菜煮込みなので素材(肉腫)がわかりにくい、、一旦間違えて羊をお願いしてしまいました。


無事?鶏さんをゲット。付け合わせの野菜とおイモ、お豆の煮込みもたっぷりです。なんともエキゾチックな感じのお料理ですがそこそこ美味しいです。


またメンチ切られてしまった、、レストランづきニャンコなのに。。


これでメテオラともさようなら。またバスに乗ってアテネへ向かいます。


こちらは途中のドライブインの陳列ケース。甘そうなお菓子が並んでます。トルコで見たお菓子に似てます。


こちらはお惣菜。ランチのときと同様エキゾチック料理です。


最後にもう一度、アギオス・ニコラオス修道院。ブログを書く時、地球の歩き方をみながら名前間違えないようにしたのですが、多少間違っている箇所もあるかもです。先にお詫びしておきます^^;


サントリーニ島から出発してデルフィ、メテオラ。短い間にいっぱい移動していっぱい異なる景色に感動した約2日間でした。



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2015年6月11日午前2 メテオラ2

2015-09-22 08:25:28 | 旅行
最初の訪問先はアギオス・ステファノス修道院でした。


平原を背景にして、、


岩と一体化しているような存在です。なんかこのまま浮いていってしまいそうな現実感のない風景です。


アギオス・ステファノス修道院はメテオラの修道院の中でも唯一階段を一切上らずにアクセスできるところだそうです。ツアーの優しい心遣い感謝です。入り口近くの駐車場でバスを降り、あとは平坦な道を歩きます。


でもまずはニャンコの撮影。なんか睨まれている?


こちらにもガン飛ばされます。若干ガラのよろしくないニャンコ達です。


めげずに?修道院へ向かいます。途中の道からの絶景。


立派な壁をもつこの修道院のルーツは12世紀から修道士が住み始めたことだそう、その後、14世紀に正式に修道院が設立されたそうです。19世紀に荒廃したらしいですが、1961年に女子修道院として再開されました。


静かで手入れがいきとどいた建物です。穏やかな気持ちになります。


内部には素晴らしい宗教美術品やイコンがありました(撮影不可)。ガイドさんも熱心に説明してくれるのですが、いまひとつ興味が湧かず周りをきょろきょろ、廊下に大きな馬蹄型がぶら下がっていました。ラッキーチャームですものね(たしか)。


そして裏庭へ。美しい薔薇が咲き誇っていました。


ギリシャの旗も誇らしげに翻ってます。


ここから見る橙屋根と緑いっぱいのカランバカの町はミニチュアのよう。


こちらの白い十字架が神聖な雰囲気です。


そんな美しい裏庭にいるニャンコ、この内猫は外猫さん達と違って愛想良しでした。


岩山と岩山の割れ目がすごいことになってます。落ちたら戻ってこれない、、


すっかり堪能してバスに戻ります。いろんな国から修道女さんも来ているようでした。


さきほどの鋭いまなざしの外猫さんも石を枕に気持ち良さそうに寝てました。


アギオス・ステファノス修道院を後にしてバスは絶景ポイントへ。


独特な奇岩に手が届くよう。


アギオス・ステファノス修道院が別角度から見れます。断崖ギリギリに沿って建っているのが改めてわかります。やっぱり一体化してます。


岩山の頂にあるのがメテオラ最大規模の修道院であるメガロ・メテオロン修道院。左手前にあるのはアギオス・ニコラオス修道院です(たぶん)。


さて次の修道院へ向かいます。途中バスの窓から見えた岩山に浮いたようなルサヌー修道院です。


おまけに恒例のベストショットコーナー、スマホで写したアギオス・ステファノス修道院です。

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2015年6月11日午前1 メテオラ1

2015-09-20 22:50:34 | 旅行
アギア・トリアダ修道院、ここが私にとっては「メテオラ」とイメージしていたまさにその場所でした。ピンダロス山脈の裾野に広がるテッサリア平原に400mもの高さの岩山達が突然そそり立つ場所、その1つの頂に造られた孤高の修道院です。


他の修道院へは岩山沿いに行けるのでほぼ入り口まで車で行けるのですが、ここは見てのとおりの地形なので訪れるには1925年に造られた130段もの階段を登らなければいけません。今回は残念ながらツアーなので訪れることはできませんでした。(ツアーでなくても行かなかったかな^^;)


さて、ちょっと遡って朝食タイムから。このホテルはどこも明るくウッディーで気持ちよい感じです。みんなメテオラ観光に行くので(たぶん)朝早いです。


朝食は、、こんな感じです。昨晩ぐらいギリシャ色があると嬉しかったんですが。


出発時間まで時間があったのでホテルの周りのお散歩。気持ちの良いお天気です。


朝日を浴びた岩山が神々しい!


さていよいよ出発!メテオラには6つの修道院があり、ツアーではそのうち2か所を訪問します。どこの修道院へ行くのかなとおもっていたらまずはお土産物屋さんでした(笑)。キリスト教関連のお土産屋さんでイコン(キリスト教にまつわる図像を描いたもの)が充実していました。が、キリスト教でない私は、、以下のものを購入。なかなか素敵な十字架グッズが揃ってました。


心地よい音と可愛らしいフォームにひとめぼれして黄緑色の鐘も購入してしまいました。


お土産屋さんからの絶景。さぁいよいよメテオラへ出発!


出発してすぐにバスからこの景色が!興奮して窓越しにバチバチ写真撮りまくっていました、バス中の人が(笑)


勿論ちゃんとバス・ストップして写真タイムつくってくるわけで、焦って窓越しの青ずんだ写真とる必要はないんですが(笑)


背景に広がるカランバカの家々の小ささが高さを教えてくれます。自然は凄いし、そこに建物を建てる昔の人も凄いです。


岩山だけでも美しいです。


遠くのほうに山脈が。結構ギリシャの内陸部は険しい地形です。


さて、そろそろ次の修道院に向かいます。そしてまたバスの中から思わず撮影。別角度だったので。


おまけ。スマフォ撮影版。


同じく。ほんとうに目に焼きつく景色でした。


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