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シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2025年7月10日夜 フィリップ島ツアー ~ペンギンパレード~

2025-08-03 21:26:29 | 日記
まんまるの白い月を見ながら、荒波を超えて帰ってくるフェアリーペンギン達をじっと待ちます。


さて、ちょっと遡って、、ペンギン・パレードの会場に到着すると、駐車場はすでに観光バスや車でいっぱい。人気の高さに、こちらの気持ちも自然と高まります。
エントランスには、昨晩何羽のペンギンが戻ってきたのか、その上陸時刻とともに掲示されていて、これから始まる“帰宅ラッシュ”への期待が膨らみます。


ビジターセンターではまず可愛い衣装を纏ったペンギン達が迎えてくれます。


コンクリートと木材を組み合わせた内装は、スタイリッシュでありながらどこか温もりも感じられる雰囲気。そこにお土産物屋さん、レストラン、トイレなどが揃っていて観覧前後に立ち寄れるようになっています。
ガイドさんからは、「ペンギン・パレードを見たあと、このレストランで各自夕食をとってからメルボルンへ戻ります」と、集合場所と時間についての案内が。英語のツアーだと、「何時って言ってたっけ…?」「置いて行かれないかな?」とちょっとドキドキする場面もありますが、日本語ガイドさんだとやっぱり安心感があります。


ビジターセンターを出ると、海辺の観覧席までは「ボードウォーク」と呼ばれる通路を歩いて向かいます。


これが思ったよりも距離があって、ちょっとしたお散歩気分(笑)。海風が冷たいので、冬場はしっかり防寒しておくのがおすすめ。ちなみに私はセーターとダウン、暖パンと完全装備です。
観覧席には「一般席」と「ペンギン・プラス席」の2種類があり、私はもちろん!?よりペンギンに近い場所で見られるという「ペンギン・プラス」を選びました。途中で通路が分かれていて、遠くに伸びているルートが一般席へと続く道。


ペンギン・プラスの観覧席に到着すると、すでにかなりの席が埋まっていて、ちょっと出遅れたかも…という雰囲気。
でもガイドさんからは、「波打ち際から登場するペンギンたちをしっかり見たいなら、むしろ上段の席の方が全体を見渡せておすすめ」さらに、「ペンギンたちは上陸したあと、さっき歩いてきたウッドデッキ沿いを巣に向かって歩いていくので、その様子を上から眺めるのも見どころですよ」と教えてもらっていたので、迷わず一番上の見晴らしの良さそうな席へ(実際は、その一番上の席のどこにするか相当迷ったんですが^^;)
すでに空いている席はわずかで、Mちゃんとは少し離れてしまいそうだったのですが、近くにいた親切な方が席を替わってくださって、無事に隣同士で座ることができました。ありがとう、ナイスガイ!(早乙女恵さん風)


ここに向かうまでにまた雨に降られたりしていたのですが、月が見えてきました!


ちなみにかなり離れた場所の席が一般席です。ペンギンさんがどこから上陸するのかはわからないけれどちょっと距離がありそう。。


お得意の?ズームで。一般席もなかなかの混雑!


暗くなるまでにはもう少し時間がありそうなので、荒々しい海岸線を眺めながら過ごします。


こんな厳しい自然環境の中でも、フェアリーペンギンたちは毎日、夜明けとともに巣を出て、海へと餌を探しに出かけるのだそう。1日に15〜20km、時には50km以上も泳いで、小魚やイカ、オキアミなどを追い求めているとか。たった30cmほどの小さな体に、どれだけのエネルギーが詰まっているんだろう。


その厳しい環境を生きる強さを思うと、「暑いから出勤したくない、在宅一択」なんて言っていた自分をちょっと反省します。。


そんなことを考えながらペンギン達の上陸を待っていると空はようやく夕闇に包まれはじめ、あたりはうっすらと蒼く沈んでいきます。


“マジックアワー”というにはちょっと地味かもですが、海から空にかけてのグラデーションはなんとも美しい空間。「そろそろかな?」と気持ちはソワソワ。


月を見上げながら、「今日はけっこう雨に降られたけど、車の中だったし、なにより肝心なときに晴れてよかったよね〜」なんてMちゃんと語り合っていた、そのとき。
なんと突然、空に雲がわっと広がり……あっという間に雨。いや、雨というか、ほぼ土砂降り。
その間わずか2〜3分。まさに“奇跡のスコール”。笑うしかありません。
慌ててダウンの上からレインコートを装着。ほんと、このツアーに参加するならレインコートはマストアイテムです(冗談抜きで)。それから、私はアイスショー観戦用の薄いクッションも持参していたのですが、これが予想以上に大活躍。冷たいベンチから身を守ってくれるお薦めアイテムです。


雨は5分ほどで止み、辺りはすっかり夜のとばりに包まれていました。
そしてそのとき――まさに真正面の海面に、何かがうごめく気配。目を凝らすと、フェアリーペンギンの小さな群れが、波間から次々と姿を現したのです。


数十匹のペンギンたちが、よちよちと小走りで岩場を駆け抜けていく姿は、


もう、たまらなく可愛い!うまく撮れた写真が少ないのが悔やまれますが、ピンボケ写真で少しでも雰囲気を感じていただけたら^^;


ペンギンたちは「ラフティング」と呼ばれる小さなグループで行動していて、こうして集団で帰巣することで、外敵から身を守っているのだそう。


特に、海からふいに現れるあの瞬間の神秘さといったら。写真には収めきれなかったけれど、そのぶんしっかりと目と心に焼きつけました。


5〜6グループの“ラフト”を見送ったあと、ボードウォークへと移動。ペンギンたちはその下にある巣に向かって、健気に走り続けます。


ボードウォークにはほんのりと灯りが灯っていて、


白くつるんとしたお腹やちょこちょこ動く姿がよく見えて、もうずっと見ていたい感じ。


途中で立ち止まってしまう子、


ひとり違う方向に行っちゃうマイペースな子、


ちょっとだけ目の前でポーズを決めてくれるサービス精神旺盛な子まで。


ふっくらとしたお腹に、黄色く引き締まった小さな嘴――どの子も本当に愛らしくて、見れば見るほど愛着が湧いてきちゃいます。


名残惜しい後姿。


待っていた時間よりも、ペンギンと過ごせる時間はずっと短いけれど、それでも忘れられない、感動に満ちたひとときでした。


ビジターセンターに戻るとき、なにか視線を感じます。ゴミ箱から顔を出すポッサム!暖かいものね。


ビジターセンターでまずトイレ、アイスショー並みの行列でした(知ってる人にしか伝わらない^^;)夕飯はチキン・シュニッツェルとシーザーサラダ。チキン・シュニッツェルは昨日のランチからはまってます(笑) ペンギンの絵葉書を買って帰途につきます。


帰りは爆睡してしまい、あっという間にメルボルンに戻ってきました。
ホテルに戻って一息、夜景をみていると


向かいのカジノに火柱が!なかなか最近みないバブリーな演出^^; ブラボーです。


改めてペンギンの姿を思い返します。健気ながら厳しい環境を生き抜くあの強さ、見習わなきゃです。
このペンギンツアーはメルボルンに行ったらぜひぜひ体験してください!尚、ちょっと高くなりますが「ペンギンプラス席」(絶対的に近い!)あと、「レインコート」(油断大敵)は必須です!あとあと写真NGと聞いていましたが、フラッシュさえたかなければ大丈夫でした(フラッシュが光ると係員さんが飛んできます!)とにかく今回参加したツアーは本当に満足度高かったです。


4泊6日の旅なのでもう半分終わってしまいました。。明日はワイナリーツアー、まだまだ楽しみます!

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2025年7月10日午前 シティ・アーケード巡り

2025-07-30 23:38:38 | 日記
今日はいよいよ憧れのペンギンパレードの日!ツアーは午後からなので、午前中は歴史ある美しいアーケードを堪能します。


まずは朝食。いつもはホテルの朝食を満喫するのですが、ここはカフェ天国メルボルン、朝食はお洒落なカフェでいただくことに。今日のお目当ては人気カフェHardware Society。ところが開店時間に行ったのですがまだ準備中、、しかもそれを伝える店員の対応が非常に感じ悪く、、この店はパスして次の候補、Brother baba budanへ向かいます。
ここは店内の天井に椅子が吊り下がっている、個性的なインテリアが特徴のカフェ!


実はちょっと狙いすぎている印象があっていまひとつかなとも思っていたのですが、実際に行ってみると落ち着いた雰囲気、スタッフも感じが良くてとても居心地のよいカフェでした!
メルボルンの人気コーヒー専門店である「Seven Seeds」のシティ店ということでコーヒーを求める人が次から次へと来店。テイクアウトの人のほうが多かったかな。


こちらが注文した「フラット・ホワイト」。あのソロ活の恵さんも驚いたように、メルボルンではコーヒーの飲み方が多彩。「フラット・ホワイト」は、エスプレッソにスチームミルクを注ぎ、表面を滑らかに仕上げた一杯。カフェラテよりも泡が少なく、エスプレッソの風味が際立ちます。慣れないオーストラリア流の呼び方での注文は少し緊張しましたが、その味わいは期待以上でした!


チーズとトマトを挟んだクロワッサンと。ランチに備え軽めの朝食です。


店内にはお店のグッズも売ってました。日本語でブラザー・ババ・ブータンと書かれたパーカーも可愛かったのですが、とりあえずお土産用にドリップバッグのコーヒーを購入。


このブラザー・ババ・ブーダンという不思議な名前は、17世紀にイエメンから 7粒のコーヒー豆 を密かに持ち帰り、コーヒー文化の世界的に広めたババ・ブダンさんに由来しているのだとか。


満足度の高い朝食を終え店を後にします。窓に書かれたロゴも可愛かった!


嘴と目の周りが黄色い鳥さん。可愛かったので写真に残しておきたかったのですが、すばしっこくてなかなかうまく撮れず;;


何故かがま口のモニュメントが。なかなかの大きさです。


少し歩いてロイヤル・アーケードへ。ここは1869年に建てられたメルボルンで最も古く、国内で最も長いショッピング・アーケード、30を超える店舗が入っています、このアーケードのシンボルは神話上の人物、ゴグさんとマゴグさんの像が両脇に立つからくり時計。黒白のチェッカー柄の床に映え煌びやかな空間。


朝早くから営業しているKoko Black 、人気のメルボルン発祥のチョコレート屋さんです。ポップなミントグリーンの看板が良い感じ、窓に描かれたカンガルーも可愛い!


ここではココナッツや蜂蜜のチョコレートを購入。ミントグリーンやオレンジのパッケージが可愛いくて良きです。


続いてすぐ近くにあるブロックアーケードへ


1892年にオープンした100年以上の歴史をもつこちらもビクトリア朝のアーケード。


ミラノのガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世を模して設計されてたとのことで、美しいモザイクのタイルや


ガラスの天井が印象的。


ロイヤルマーケットに負けず劣らずフォトジェニック!


数あるお店の中で一番テンションが上がってしまったのがPaper Republic。素敵な壁紙やカードがいっぱい。


それだけでなく石鹸や文房具などの可愛いものも。ただしメイド・イン・オーストラリア以外のものもいっぱいあるのでお土産として買うときには要注意(笑) あとグリーティングカードもかなり可愛いいものがいっぱいですが1,000円ぐらいするので、こちらも要注意。


その中から、このグリーティングカードとミニ便箋セット、アポリジニ風ノートを購入(あと石鹸とフェルト造花も)


それから吊るされている中から一目惚れしたお洒落なセーターを着たこの子を。


なかなかインパクトのあるショーウィンドウのお店は、


オーストラリア最古級の家族経営チョコレートブランド、Haigh's Chocolates
ポップな感じのKOKO BLACKに対し、こちらは老舗の高級チョコレートという感じ。


こちらではチョコバーやトリュフを購入。自分用に買った左端のマシュマロやチェリーの入ったチョコレートは美味しくてすぐ平らげてしまいました(カロリーはどれぐらいだったのか、、考えると恐ろしい)


続いてはポットから漂う心地良い香りに惹かれてEssensorieへ。植物由来エッセンシャルオイルを使ったナチュラルな香りを楽しむメルボルン発のアーティスティックなブティックです。


こちらではレモンの香りのルームフレグランスとマンダリンの香りのハンドクリームを購入。店員さんが本当に可愛らしくて楽しく買い物できます。


アーケード三昧の最後はショーウィンドウにケーキをずらりと並べているお店、 「The Tea Rooms 1892」でハイティーを!


店内はヴィクトリアンスタイルの深い緑の壁紙やエッチングガラスの鏡で彩られた格調ある空間(若干落ち着かない感もありますが^^;)。かつて130年以上続いた名門“Hopetoun Tea Rooms”の跡地であり、内装や雰囲気を踏襲する形で新たに営業されているため、賛否両論の声もあるよう。現在、Hopetoun Tea Rooms は別の場所(Bourke Street)で新たに営業していますが、このアーケードに残るあのクラシカルな空間をどうしても味わいたいと思い、こちらのハイティーを予約しました。


まずはダージリンを。カップとソーサーがクラシックで素敵。


そしてチャイナボーンの3段トレイのハイティー登場。ハイティーよく予約するくせに、この瞬間は毎回後悔しちゃうんですよね。絶対食べきれないorz...毎回懲りない私です。


一番下の段はお食事系。キッシュやサンドイッチ。ローストビーフのサンドイッチはなかなかの絶品でした。


2段目はスイーツ。マカロンやシュークリーム、ケーキなど、、半分でよいかな、、(笑)シュークリームのクリームがまったく甘くないのが新鮮でした。上のフルーツと合わせるとすごく美味しくこれはこれでありでした。


一番上の段はフルーツ、助かります。


周りを観察するとやっぱりみんな間食できず。ただお店の人も慣れたものですぐにテイクアウト用に包んでくれます。そしてここでスコーン登場。スコーン好きの私としては、美味しいのですがもうちょっとパサパサした感じを求めたいところ。そしてもちろん食べきれず、お持ち帰りに。


一旦お土産を置きにホテルへ戻ります。


さぁ、いよいよペンギンパレードを見に行きます!






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2018年11月1日午後1  男子公式練習

2018-12-30 18:06:22 | 日記
公式練習初日のランスルーはショートプログラム、「秋によせて」でした。


ホテルから5分ぐらいのところにあるトラムの乗り場、Kauppakorkeakouluから2番線に10分位乗るとヘルシンキアイスホールのほぼ目の前に到着。フィギュアの会場は不便なところにあることが多いので(日本も含め)かなり優秀!


ワクワクしながら会場にはいります。売店がいくつか空いていましたが大会グッズは見当たらず。トイレはある程度ある(ここ大事!)。リンクのまわりは赤基調。段差があってどこからでも見やすそう。日本の会場って不思議なほど段差が小さいんですよね、何故でしょ。これ位段差があればな。
今回の大会は練習から指定席で見るシステム。おかげでオータムクラシックにように早朝から並ばなくてもよいし、座席取りのための荷物置きにイライラすることもありません。ということで自分の指定席へ。座席はやっぱりジャッジ側の最前列!もちろんジャッジ席があるので真ん前というわけではありませんがやっぱりリンクが近い!


須崎・木原組が練習していました。今回はゆったり見ることに集中しようと思い、写真撮るのやめようと思ってたぐらいなので、、いつも以上にひどい写真ばかり(結局撮ってはいる)。しかもリサイズしているのでボケボケ。でもテキストだけだと寂しいので雰囲気を伝えるために載せます.(`・ω・´)心の目で見ていただければです。。Twitterに載せてるような綺麗な写真撮る方達は凄いなぁ、、


いよいよ男子の練習時間。今回の大会スケジュール、男子はSPが土曜日、日曜日にFPとエキシというちょっと変則的なもの。試合2日前の木曜日の練習は出席するのかどうか、、ドキドキして待っていると、、登場してくれました。


とりあえず、、カッコいいです。。顔が自然とにやけます。


真剣なこんな感じの顔で前をしゅーっと通り過ぎていきます。スピード凄い、、やっぱりこのスピードを感じれるのが現地観戦の醍醐味。他の選手もいるんですが、やっぱり目が釘付け。。


いよいよランスルー。羽生くんのこの日はショートの秋によせて。もう立ち姿だけで美しい。


4Sの後の振付変わった!オータムの練習をライストで見たとき、両手をだらんとしてイーグルをしているのを流しているのかなぁと思って見ていたら、、本番でもそのままで振付だったんだと衝撃を受けたんですが^^;今回はそこに手をかざす振付がついて私的にはすごーく好みになりました!腕の動き1つで印象が全然変わるのが凄い。


ついでにいうと、、「秋によせて」はじめ聴いたときはひと昔前のイージーリスニング的な印象で正直うーんと思ってたんですが、生でみたらとっても心にしみて、、美しくて切なくてそれでいて軽やかな演技と相まって本当に本当に良かったです。やっぱりヘルシンキに来て良かった、悩んだこととか罪悪感とか吹き飛ぶ感じでした。。


さて、今回の席は、ジャッジ側ではあるのですが選手の出入口は逆サイドで見えない;;オーサーさんやジスランさんがリンクで立っているところもTVカメラ越しで見ることに。。


ということでいつもの写真チャンスタイム、鼻かむときも撮影困難。


にしても後姿も凄い、、やっぱり逞しくなったなぁ。でもお顔は練習中だと相変わらず幼く見えるのが不思議。尚、お隣はジュンファンくん。滑る動作が似てて一瞬見間違えるときが何回かありました。


半袖になってオリジンのステップ!秋によせての演技のときと醸し出す雰囲気が全然違うのですぐわかります。力強くて極めてカッコいい(こればっか)。あの衣装直視できるか今から心配(ドキドキ)


唄ってる!?


今回の練習、いままで見た(バルセロナ×3、マルセイユ)と違ってとにかく笑顔が多かった!オーサーのところへ戻ったときや最後の挨拶では笑顔だったけどそれ以外はほとんどひたむきな顔だったのに(だからたまに笑顔になられたときの破壊力半端なかったけど)二連覇達成してほんとに楽しんで滑っているのかな、それだといいなぁと思うのでした。


クールダウン。練習が終わってしまうのは寂しいのですが、羽生くんのクールダウンを見るのはランスルーを見る以上に好きかも。まずは低くかがんで、


そのまま左足を伸ばして


右手を伸ばす、、これを見ているとなんかすごく癒されます。このブルーレイ販売してくれないかなぁ。ヒーリング効果抜群。


この日が一番クールダウンが丁寧で堪能させていただきました。


にしても体幹すごいなぁ。


どこ切り取っても綺麗。


大好きなスパイラル、目の前でやっていただきました。


現役続けてくれてありがとう!って改めて思います。


最後はくしゃくしゃ笑顔でご挨拶。


あっという間の夢のような40分でした。

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2018年10月出発直前

2018-12-17 23:23:48 | 日記
ヘルシンキへの出発10日前の日曜日、ある資格試験を受験し、いつになく頭を使い過ぎたせいかひどい頭痛がしたので早めに寝ていたところ23時近くに突然電話。寝ぼけながら出てみると母からでした。父が自宅で倒れ病院に運ばれたと。今年の年明けから父は脳内出血や脳梗塞を繰り返し、手術しては元気に退院をしていたので、「じゃあ朝一番で病院行くね」と返事したところ、「今すぐきて、息してないみたい」。慌てて家を出て終電に飛び乗ります。
今度は入院長引くかなぁ、ヘルシンキ行くの難しいかなぁと電車に揺られながらぼんやり考えます。24時頃、実家の最寄り駅で姉と落ち合い病院へ。受付の方に入り口近くの部屋に案内してもらったところ、そこにいたのは泣きはらしたような眼の母ともう冷たくなった父でした。
直近の病気は脳梗塞、治療をした病院からリハビリ病院に転院したのですが、不整脈がありリハビリができないということで5日前に退院したばかり。家が大好きな父は退院に大喜び、母の料理を美味しい美味しいと食べ、庭をウロウロしていると聞いたばかりだったのに。
もちろん高齢だったので、お正月を迎える度、みんな一緒に新年お祝いできるのはあと何回ぐらいなんだろうとか、海外旅行に行く前には急に行けなくなることもあるだろうと考えてはいたのですが、、このタイミングはやっぱり急過ぎでした。悲しいっていうより、実感できないというか状況を受け入れられないって感じ。
しばらく呆然としていると、病院の方から警察がくるのでお話してくださいと。

ここからは、旅行でも観戦ブログじゃなく知っておくといいかも?ブログです(笑)長いです。

病院で亡くなればお医者さんに死亡診断書を書いてもらって完了?だとおもうんですが、家で亡くなると事情が違い警察の捜査がはいることになります。父はちょうど運ばれた病院で心臓検査を受け結果待ちをしていたので死因わかるんじゃないかなぁとも思ったんですが、当直の先生は「僕、内科医なんでわかりません」と死因不詳扱い。。ということで別室に移って母、姉、私3人で事情聴取的なものを受けます。刑事さんは2時間ドラマに登場しそうな渋い人情派、ますます現実感がなくなる^^;
一通り聴取されたあと今度は家を調べさせてくださいと。いわゆる家宅捜査です。父も一旦警察署向かうことになります。解剖についても聞かれたのですが希望しませんでした(TVドラマ知識だと本当はすべきだったのかもしれないけど。LEMON♪米津玄師が頭に流れた)警察の車で自宅まで送ってもらい、そのまま人情派の刑事さんとお話します。「驚かれますよね、、仕事なのですみません、私も父を自宅で亡くしたとき大変でした」とこれまたドラマのような感じ。やがて「通帳や保険書類を預からせてください」と。ただ警察は借用書?とかくれないんですね、驚愕。あとで預けた預けないがおきるのは嫌だなと思い念のため預けるものの写真を撮らせてもらいました。ちなみに私がスマホで撮ろうとしたら、すごくきれいに通帳とかを並べてくれてさすがプロ?だなぁと感心しました。
#ちなみにこの人たち本当に警察だよね、壮大な詐欺集団だったらどうしようと若干思ったことも告白しておきます。
やがて鑑識の方(たぶん)も合流し家中の写真を撮ります。すべて終えて「今後のことは明日(今日)できるだけ早く連絡します」という言葉を残し刑事さん達が帰ったのはもう3時過ぎ。
結局一度も泣くことはなくこの日は終わっちゃいました。

翌朝、3人とも不思議なぐらい普通に朝食を食べます。食事が喉を通らないなんてことはないんだなぁと。
さて何をやらなきゃいけないのか、早速ググってみます。やらなきゃいけないことがいっぱいあるようorz...母と姉は各種事務手続き得意としていないので(わからない~といって放棄)ここは自分だけが頼りです(笑)。とりあえず、葬儀社を探さなきゃと2社ほど連絡してみます。ところが両社とも警察から御遺体が返ってきてから詰めましょうとのこと。うーん、進まない。なにもすすまないままランチタイム。そしてなかなか連絡か来ない警察に電話してみると「あっ、ちょうど連絡しようとおもってたとこなんですよ、いつでもお迎えにきてください」^^;
とりあえず葬儀社は家族葬ができる新しい式場をもつ会社にきめます。ここからスムーズに進みはじめ、私たちが警察署に到着したころにはもう葬儀会社と警察はやりとりして父を引き取ってくれてました。。
さて、警察で最終手続きをします。「世の中には一人握りなんですが保険金詐欺みたい奴がいるんでほんとすみません」と昨晩の刑事さん。刑事さんも夜通しの勤務お疲れ様です。ちなみに預けた通帳を返すときには、返却書にサインさせられました。こっちはあるんだ(笑)
その後、葬儀社と打ち合わせ。もう一気にスケジュールを決めたかったんですが、今度は役所に火葬届(だったかな)受理されてからと葬儀の内容をつめただけでこの日は完了。
葬儀社からの帰り、母がぼそりと「ヘルシンキいつ行くんだっけ?お葬式、間に合うかしら。。」
さすがに私でもお葬式>>旅行(観戦)、しかもこのころにはほぼキャンセルする気だったんですが^^;
夕飯はデパートのお惣菜とワイン(笑)、寝不足だったためか3人ともお酒がまわりが早くすぐ寝ちゃうのでした。

翌日やっとスケジュールが決まります。が、火葬場やお坊さんの予定、お目当ての家族葬のお部屋の空き状況のアンドをとると、、、なんとお通夜は亡くなって1週間後の日曜日、お葬式は月曜日。。こんなに先になるとは思わなかったorz...
あまりにもお葬式が先になってしまったので、とりあえず姉と交替で母と一緒にいることにして、私は明日水曜日から金曜日は出社して仕事を片付けちゃいます。31日(水)から休む予定にしてたので結構やらなきゃいけないこととか会議をこの週に固めていたので一通り処理でき、結果オーライでした。っていうかこわいぐらい日常に戻っちゃう私。。あまりに早い出社にみんなにはぎょっとされましたが。
その間もそろそろ旅行キャンセルしなきゃなぁとは考えます。ホテルは前日キャンセルOK、飛行機はキャンセル代3万円、チケットは良席だからもしかして引き取り手あるかも、、ただいろいろ手続きするのがメンドクサク感じ、、ズルズルしてしまいます。

お通夜やお葬式は手続きや関係者対応に追われてしまい、じっくり想うことできたのは火葬のときでした。やっとここでいなくなったことの現実を突きつけられた気がします。大切な儀式なんだな。。


一連の行事も終わり家に戻って一息ついていると、姉と姪からお土産リクエスト「マリメッコと口紅!」。母も便乗してくる。ほぼ^^;キャンセルしなきゃと考えていたのに母や姉に「行ってくれば」というより「なぜ行かないの」的に云われ、、行かないとする仕事に行くのか!?仕事はしたくないなぁ、、なんかぎりぎりまで迷って、、結局行くことにしちゃいました。そもそも父もいろんな親戚づきあいより旅行を大事にしてたし、、遺伝かな。そして行くべしと最後の背中に一押ししてくれたスケ友のKさんにも感謝です。勿論、母と姉にも。

行くとを決めたら火曜日にもうひと頑張り!早急に実施しなければいけない区役所への届けや年金手続き、保険手続き等一気に片付けます。ちなみに区役所や年金センタの方々は予想以上に親切でした。お役所仕事じゃないんですね。
あっ、あえて職場には特に言わず(笑)やっぱり普通の人は行かない、というか、きっと行く気にならないんだろうなと思うので言えなかった^^;我ながら情が厚くないというか、、感受性に問題があるというか、、
ともあれ一通り事務手続きを終え、夕方自宅に戻り速攻荷造り。そこにヘルシンキは雪が降ったという情報が!慌ててセーターを追加パッキング。本当に私行っちゃいます。

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2018年6月11日 サンビート・ロ・カーポからスコペッロ

2018-07-22 11:43:24 | 日記
午後はサンビート・ロ・カーポからスコペッロへ向かいます。 


ここはサンビート・ロ・カーポのビーチのちょっと先の絶景ポイント!「美しい」以外の言葉が見つからない。


ちょど良い感じに船が止まってくれてます。影が映って宙に浮いているよう。。


このままポストカードにして暑中見舞い出しまくりたくなる景色でした(...今現在、実行できていませんが^^;)


車をちょっと走らせ灯台へ(前記事でカッコいい女性の背景だった灯台です)。真白でスマート、これぞザ・灯台という感じ。と、ここで重大なことに気付きます。ランチのときデジカメの撮影モードを料理用に変えててそのまま写真を撮っていた!そのモードで風景をとると青味がかっちゃっうんですよ。。とりあえず灯台の写真は撮影モードを通常?に戻して無事撮影。


車に戻って撮影した写真をチェックしてみると、、美しい海の写真がやっぱり青味がかってる;;スマフォでも撮っていたのであきらめようかとも思ったのですが(記事冒頭の写真はスマフォ撮影)、、あの綺麗な海の色をデジカメで撮れてないのは悲しすぎて、、恥ずかしながらもう一度戻ってもらうことお願いしました。REIさん、Mちゃん、メンドクサイ私でごめんなさい。。
ということで再度戻って、デジカメで撮影。


まだ船もいてくれてました。浮いてる感じの写真のデジカメ版です。


1日中ここでのんびりしているのかな?優雅な休日、、


青のグラデーション、斑までが美しい海の模様。カメラとかバスクリン(入浴剤はバスクリン派^^;)のCMの場所に最適な場所でした。


最後に船のないバージョン。ほんとに去り難い場所でした。そしてカメラの撮影モード(料理以外にも逆光や夜景モード等)は変えたらすぐ戻すを実践していきたいとおもいます(猛省)


さて、車は海沿いを40分ほど走ります。また美しい別のビーチへ。


ここは細かいじゃりビーチ。サンビート・ロ・カーポより人が少なくてのんびりした雰囲気。


パラソル、、いらないかな(笑)


そしてスコペッロに到着。まずはフォトストップ。


険しい岩場の頂に立つ見張り台。


右側の見張り台はだいぶ朽ちてしまってます。にしてもこのそそり立つ岩にどうやって建てたんでしょう。。見張任務に行くのも大変、、


草花と撮ってみました。


クラシカルな帆船。ロマンチックなクルーズができそう。


さて、スコッペロの中心部へ向かいます。この階段状の白い壁、私のツボでした。


笑顔な寝顔のワンコ。どんな夢見てるのかな。


だいぶ高台なので海に望む景観が自慢なレストランがいっぱい。写真だとわかりにくいのですが、景観をアピールする看板を出しているお店が多かったです。狭い通りからでは想像しにくいのでイラストや写真看板はわかりやすい♪


中心にある小さな広場。スコペッロは特になにかあるわではないのですがREIさん曰くどこもかも映画のワンシーンのような村。


確かにゆったりとした音楽に合わせてなにげないに日常を送っている感じの主人公がのんびり歩いて登場しそう。


変に作りこんだ観光地っぽさがなく素朴なそのままな感じ。なので不似合いな派手なガチャガチャもポンと置いちゃってあったりします。


そして映画の舞台になしそうなこの村は、、もちろんフィガロカットがいっぱい。


カフェのこの角度からのカットも良い感じ。


鉢植えにシチリアのシンボル、トリナクリアの素焼陶器が飾られてます。トリナクリアは三本足という意味で、シチリア島のメッシーナ、マルサラ、パキーノの3つの岬を表していてシチリアの旗にも描かれてます。中にある顔はギリシャ神話の女神メドゥーサ!


サボテンの実。はじめて見たかも。。


広場からでると目につくひと際高い岩、ここにもやはり見張り台。のどかにみえるこの村にも別な時代があったのですね。。


日差しが強すぎるせいか人が少なく静か。


ちょっと手前には雰囲気のよい水道が。にょきっと伸びた植木が良い仕事してます。


一人佇む男性がまさに映画のワンシーン。


素朴で頑丈そうな建物と白っぽい葉っぱの木々の絶妙な組み合わせ。よく見るとここにもベンチに座る男性が。お昼寝中かな。


こぼれ落ちそうなブーゲンビリアと、、


白い壁とグリーン、赤茶の扉が南国な感じ。


壁に埋もれた壺も素敵です。


白壁に映える素敵な青系タイルアート。トリナクリアもいます。


可愛いワンコが気ままにお散歩中。


アーチ型の鉄製のホテルの看板の遠くに海が見えます。私的にベストフィガロカットin スコペッロ(笑)


このホテルも海がきれいに見えそう。泊まってみたくなっちゃいます。


坂道の先に広がるキラキラした青い海。旅人の私としてはずーっと見ていたくなりますが、、


子供たちはアイフォンに夢中。毎日見慣れていますもね。


この記事の最後はやっぱりこちらの景色で。


あああ、戻りたい。。(in 猛暑INGな東京)


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