シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2012年6月5日夕方 ポンテシエーベ ~アグリツーリズモ~

2012-08-25 10:07:17 | 旅行
このアグリのもう1つのシンボルの風車。薄暮の中、素敵過ぎるシルエットです。。


さて、オリーブ畑でまったりした後は、ディナーに備えて一旦部屋へ戻ります。
黒ワンコだけでなく黒ニャンコもいました。微妙な距離感をもつ2人です。。にしても黒い子は写真撮るのが難しい!


薄暮の中、広大な敷地の一番端にあるレストラン(12,3分ぐらい歩きます、、)、ムリーニへ向かいます。相変わらずお伴してくれる黒ワンコ、、と、途中ですれ違ったトラックが1台止まります。どうやら黒ワンコの飼い主さんだったようで、黒ワンコはお家に帰るぞ的なことを言われ、トラックの荷台へ。黒ワンコの名前はゾーイとのことでした。


ここは地元の人も通う伝統的なフィレンツェ料理を食べられる人気レストランだそうです。


この絶景の見えるテラスで食べたかったのですが、まだテラスでは食べないシーズンとのことで残念ながら部屋の中へ。


レストランの中は、超ウッディーで素朴な感じ。


景色も堪能できました。


さて、ここで食べるのは、前菜、パスタ、メインなのですが、決められているメニューは伝えられるもの伝えられるもの私の苦手なものばかり、、ゴルゴンゾーラとか猪とか、、可愛い女性の店員さんが粘り強くじゃあこれは?これは?と対応してくれます。偏食で申し訳ないです。。前菜はトマトのブルスケッタに落ち着きました。トマトが濃甘で美味しい!


Kちゃんはこのゴルゴンゾーラの食べ物(それ以上はよくわからなかった、、)。チーズ濃厚な食べ物だったらしくまた胃に悲劇がもたらされることに、、この旅で判明したのですが、Kちゃんは乳製品に弱かったらしいです、、


パスタは挽肉とかなり太めの平麺。コシがあって美味しかったです。


山々に霞がかかってロマンチック。こんなところでディナー食べられるなんてやっぱり至福、、


とメインのチキンサラダがでてくるまでは思っていました。。サラダというネーミングに軽めなんじゃないかとタカをくくっていたのですがこちらもかなりのボリュームで、、ちょっと拷問。。あっ美味しんですよ。付け合わせの野菜なんかも。


とうとう陽が落ちます。


ワインがなくなったところでもう食べるのを断念。ワインはここのワイナリーの白ワイン。すっきり美味しかったです。考えるところがあって若干チキンをこっそり持って帰ります。
#こういう時のために旅行中はコンビニ袋を常に持っている私。


そしてさらに巨大なティラミスが、、もうごめんなさいです。。


さてやっと店を脱出。部屋までの散歩が心地よい。でも街灯がないので、これ以上暗かったら帰れないかも、、とりあえずあまりの満腹さに部屋にあるワインにも手が出ず爆睡したのでした。。


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2012年6月5日午後 ポンテシエーベ ~ アグリツーリズモ ~

2012-08-17 08:56:39 | 旅行
アグリツーリズモは、アグリクルトゥーラ(英語ではアグリカルチャー)とツーリズモ(英語ではツーリズム)が一つになった言葉です。この名前が表しているように、農家が営む宿泊施設を意味したものです。【引用:アグリプランさん このサイトでアグリ宿泊を申し込みました!】 そして今回泊ったのはこちらのアグリ
 アグリーツリズモといえばスローライフ、ゆっくり田舎を楽しむということで、おすすめは3泊4日~だったのですが、そこまでのんびりできる自信もなく(海外旅行では、どうしてもアクセクしたくなってしまいます^^;)2泊3日に。オプションについては、ワイナリーツアーは勿論申し込み、、そして何故か「らしくもない」お料理教室まで申し込んでしまいました。 
 前置きが長くなりましたが、ポンシエーベの駅には16時に到着。駅にはアグリにまで連れていってくれる運転手さんが待っていてくれ、楽ちんです。車は小高い丘をどんどん登り、あっという間にポンシエーベの町が小さくなっていきます。丘の斜面は一面葡萄畑やオリーブ畑、お天気も良くて気持ちのいいドライブです。
 さて、アグリ到着。まずレセプションで地図をもらったり、イベントの場所や時間など簡単な説明を受けます。スタッフに日本語を話せる人がいるとあったので油断していたのですが、英語での説明、まぁどうにか切り抜けます。その後、いよいよ宿泊する建物へ。普段はレセプションがある母屋の建物に宿泊することが多いようなのですが、あいにく団体がはいっていたためちょっと離れた(といっても歩いて5分もかかります、、)の建物に宿泊します。
 ちょっとわかりにくいのですが、写真の真ん中あたり、この葡萄畑にぼつんと建っているクリーム色の建物がそうです。


部屋はカントリー調。センスも良く癒されます。オリーブ製のシャンプー等アメニティグッズも充実してました。


冷蔵庫の上にはここのワイナリーのワインも♪テンション上がります。


宿泊する建物の前のアプローチは糸杉の素敵な並木道!


早速、アグリ探検へ。懐っこい黒ワンコがお伴してくれます。(私たちの泊る建物の敷地には従業員一家のお家があり、たぶんそこのワンコ。)


高度が高いせいか、暑かったフィレンツェが嘘のように涼しく快適。葡萄畑越しに見る山々も美しいです。


アグリの看板。そうそう、アグリの名前はラヴァッキオです。この看板の左に書かれている木が、


こちらの木。樹齢250年の巨大なレバノン杉。ここのシンボル的な存在だそうです。


こちらの廃墟は16世紀のお屋敷だとか。歴史もある土地柄なんですね。


木にぶら下がるブランコ。児童映画の世界?です。。


こちらは売店。ワインが売ってます。(人はいなかった、、)


ここで飼われているシェパードくん。黒ワンコが挑発するので吠えまくられました。


ここで引き換えして母屋のほうへ。ここは丘のてっぺんなので本当に見晴らしがいいです。


葡萄畑越しにも。お天気が良くて気持ちよく本当に歩いているだけで幸せな気分に。


そして更に幸せなエリアなのがここ。オリーブの木々の中にチェアが置いてあります。


なんと、ハンモックも!人生初ハンモックがこんな極楽な場所でできるなんて。


チェアに寝そべって青空とオリーブを堪能。聞こえる音といえば鳥の声。。ほんのちょっとですがスローライフの良さがわかって気がします。


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2012年6月5日午前 フィレンツェ~トルナブォーニ通り、中央市場周辺~

2012-08-14 19:37:29 | 旅行
今日の午前中はフィレンツェ名所巡りです。尚、教会名が間違っている可能性も、、
まずは、朝一番で、パラティーナ美術館のあるピッティ宮殿へKちゃんを送り届けます。さすが宮殿というだけあって大きい!ただ早朝過ぎたせいか人がいなく静かです。


Kちゃんと別れて近くにあるサント・スピリト教会へ。もっこりしたファザードが可愛らしい感じ。ところがここはなんとあのレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロも称賛しているという教会なのだそうです。残念ながら私にはそこまでのすごさはわかりませんが、その時代からあったっていうことがスゴイです。。


トリニタ橋からのヴェッキオ橋。朝日が眩しい!


向かいの橋。なんとなくフィレンツェらしい?一枚です。


橋を渡るとすぐ立派なフェラガモのお店。ここからはじまるトルナブォーニ通りはブランド店がいっぱい!まだ朝早かったためお店は空いてなかったですが、もともと用事もないため(笑)問題なしです。


通り沿いにあるサンタトリニタ教会。


内部はシンプルな静かな空間です。


ディオール(確か、、)のウィンドゥにディスプレイされていたバックが可愛かったので思わず一枚。


大きくていかつい感じのサン・ガエターノ教会。


そして駅の近くのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。800年以上も前、当時の修道僧たちが薬草を栽培して薬剤を調合していたため世界最古の薬局といわれるそうです。ドゥオーモ系デザイン?で可愛らしい。写真だとおもちゃのようですが、かなり大きく立派です。


教会の前は広々した広場。結構団体さんも来てました。


正面以外は普通な感じ(笑)


さて、次は中央市場近くのサン・ロレンツォ教会。素朴な外側に反して、内部は豪華らしいのですがここはスルー。


しかし、教会の前のワンコにはスルーできず。。誰を待っているのかな、、


教会から中央市場まではずらりと露店の並ぶ革市場になっていました。だいぶ暑くなっていたので、ちょっとむっとするような皮の匂い、、まったく購入意欲がわきません。


中央市場入口です。市場ってなんとなくこんな外見なのですね。コルマールの市場を彷彿させます(なんとなくですが)。この市場には2Fがあって日常品なんかも売っているとガイドブックはあったのですが、1Fの主に食料品店しか営業していませんでした。


イタリアの市場っぽく生ハムがずらり。


お惣菜も美味しそう。市場で試食の声をかけてくれたのはなんと日本人の女性。試食して美味しかったジェノベーゼソースとカラスミ(やっぱり安い!)、ピスタチオを購入。なんでも市場だけで10人ぐらいの日本陣が働いているそうです。フィレンツェは皮製品や美術の勉強のために留学している日本人も多いそうです。みんなすごいなぁ。


昨日市川さんに美味しいとは教えてもらっていたドゥオーモの近くのジェラード屋GROMで一休み。他の店とは一線を画すような?洗練されたお店です。


この昔ながらのバニラとピスタチオは絶品でした。
#あまりの美味しさに再訪したのですが、そのとき食べたアーモンドのグラニータはいまひとつ、どうやら当たり外れがありそうです。オーソドックスなのがよさそう。。


そろそろKちゃんとのホテルでの待ち合わせ時間。最後にホテル近くのサンタ・クローチェ教会に立ち寄ります。ここが今回私がフィレンツェで一番美しいと思った建物でした。ちょうどイベントがあるのか前の広場には舞台や観客席のセッティング中でした。


ランチにはディナーに備え?エノテカで軽めに済ますことにします。午前中ちょっと立ち寄って雰囲気良さそうだったGROMの斜め前のエノテカ・アレッシィで。ここは勿論ワインも売っています。イタリア全土のワインが品数豊富に売っていましたが、ブルネロに関しては圧倒的にモンタルチーノのほうが安かった!やっぱり観光地値段なんでしょうか。
店内はいかにも「エノテカ」という感じなのですが、マダムがちょっと魔女入っていたのと、店員の女の子がパンクはいっていたのでぎょっとしたのですが、2人ともとてもいい感じでした!女の子は外見とギャップのあるかなり可愛い感じでした。


ソアヴェ(白ワイン)とトマト・モツァレラのサラダとパン。オリーブオイルが美味しいです!
2杯目はやっぱりプルネロ(赤ワイン)。ブルネロをグラスで飲めるの自体嬉しいことなのですが、さらに量も多め、値段も安めで大満足(あっ味も)。パンがなくなったことに気付いたマダムは「あらあらなくなっちゃったのね!」とフォカッチャを急いで持ってきてくれました!


帰り際にもちゃんといただいたワインを揃えてくれました♪


さて、ホテルに戻ってチェックアウトし、タクシーでフィレンツェ中央駅へ。ここから20分ほど列車に乗りアグリツーリズモのあるポンテシエーベへ向かいます。

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2012年6月4日午後 オルッチャ渓谷~モンタルチーノ~

2012-08-12 10:54:57 | 旅行
プルネロの中で私が一番好きなのはカーゼ・バッセのソルデラ。その憧れの畑です!


さて、ちょっと遡って、ピエンツァでのランチから。
まずは前菜の生ハムやサラミ、ペコリーノチーズの盛り合わせ。これだけでかなり満腹になります。このサラミは絶品でした。ペコリーノチーズ、私は美味しくいただきましたが、Kちゃんはこれで胃をやられたそう、、


次にパスタ。こちらはKちゃんの食べたピチという「うどん」のようなこしのある太麺のパスタ。私はほうれん草のラビオリ。美味しいのですが両方ともかなりのボリューム。


力尽きた頃にデザート。こちらはKちゃんの頼んだビスコッティとそれをつけるアルコール度数のかなり高めのデザートワイン。ビスコッティといえばコーヒーと思っていたのですがこういう組み合わせもあるのですね。このビスコッティは本当に美味しかった!


さて、食後はカーゼ・バッセの葡萄畑へ。本当はワイナリー見学をしたかったのですが、見学を受け付けていなかったため葡萄畑だけ見に行かせてもらいました。カーゼ・バッセのソルデラは2008年モンタルチーノのエノテカではじめて飲んだのですが、そのエレガンスな柔らかい味わいは衝撃的でした。今までブルネロというと力強いイメージだったのでその違いにびっくり、ブルネロ奥深しです。それ以来ソルデラの大ファンなのですが、なにぶん高くてなかなか味わえません。。


ビオロジックで有名な葡萄畑。あんまり手入れしてないように見えてしまいますが(笑)、勿論しっかり管理されているのでしょうね。。カーゼ・バッセはちょっと変わり者の頑固な職人をイメージしていたのですが、市川さんによるとどちらかというとワインの価値をうまく高めるビジネスマンな面ももっているそうです。悪いことではないのですが、ちょっとショック。


白いバラを使ったソルデラのようにエレガンスなアーチ。


さて、続いてモンタルチーノへ。まずは町の散策。前回は城壁の周辺しか回らなったのですが、今回は村のはずれのほうまで散策。ここはより大人っぽい石造りの美しい街並みです。本当に中世に迷い込んだようです、車がなければ(笑)


村の一番高台にある雰囲気のあるマドンナ・デル・ソッコルソ教会。玉ネギのような塔の屋根が可愛らしい。


教会の裏には広々とした田園風景を楽しむことができます。


さて町の中心地へ。ここで市川さんにワイン屋さんに連れってもらいます。2008年にRちゃんに作ってもらったブルネロ資料をみながらのお買いもの。まずはソルデラをゲット。日本より全然安いです♪。にしても、やっぱりイタリア語の話せる方とお買いものするのは心強いです。日本への輸送も手配し2006年もの厳選?6本をお買い上げ。アドレナリンでまくりの充実時間でした。。


美しい市庁舎。この頃になってだいぶ晴れてきました。もう少し早かったら、、


聖エジディオ教会。モンタルチーノにおけるシエナ人による最古の建造物だそうです。重厚な感じです。


懐かしい城壁の中のエノテカの看板(詳しくはこちらへ


時間がなかったのですが城壁の中もちらりと。


モンタルチーノの村は前回来た時より大きく感じました。落ち着いた石造りの町並みの中におしゃれなカフェやお店があってもっとじっくり滞在したいとおもいました。いつかまたモンタルチーノ、オルッチャ渓谷は絶対戻ってきたいです。そのときはまた市川さんにお世話になりたい。。
・・・この日の夕飯は、、ランチの消化がまったくしきれず「抜き」とさせていただいました。。
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2012年6月4日午前2 オルッチャ渓谷~ピエンツァ~

2012-08-11 12:31:42 | 旅行
サン・クイリコ・ドルチャから少し行ったところの絵のように美しい風景。なだらかな緑の丘と多くの山々の中に礼拝堂がぽつんと佇んでいます。


この門は先にあるアグリーズモに続く道だそうです。


糸杉とちょっと霞がかった景色が幻想的。勿論晴れていたらベストなんですけど(かなりひきづってます。。)


この礼拝堂はもともとは先ほど行ったサン・クイリコ・ドルチャにあったものを建て替えのときに移したものだそうです。ここは本当にずっと見ていたいぐら美しく穏やかな風景でした。。


さて、次にピエンツァを訪問。こちらは2008年に続いて2度目の訪問です。懐かしい!


何気ない広場も心惹かれます。


すごい可愛らしいイラストの掲示板。小学校のものでしょうか。


教会の裏側から続く道はオルッチャ渓谷を見渡せる絶景のポイント。


どこまでも続く緑が美しいです。


そして、糸杉がいい感じ。


みんなこんな感じで景色を堪能しています。


この道とメイン通りをつなぐ4つの小道には、「幸運通り」「愛の通り」「キスの通り」、そして「暗闇の通り」と名付けられています。とりあえず「愛の通り」を通っておきました。


石造りの家々の素敵な通りですが、そこはイタリア、ちゃんと洗濯物が干してあります。


壁に唐突につけた棚のディスプレイ。可愛いのですがある意味斬新。


しばし散策。花が美しく飾られたメイン通り。可愛いお店がいっぱいです。


ピエンツァの名物ペコリーノ・チーズのお店もかなりあり若干きつめの匂い。。


こちらのペコリーノ・チーズは巨大でかなりの迫力。


こちらはかわいらしい八百屋さん。


ピエンツァの村は小さく端から端まですぐ歩いて回れました。


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