シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2016年8月21日 ボルツァーノから羽田へ 

2016-09-25 18:32:20 | 日記
旅の最後はボルツァーノの早朝散歩。雲が漂う急斜面の葡萄畑の中に美しい建物が点在する幻想的な景色に出会いました。


とうとう旅の最終日の朝、まだまだ旅が続くためゆっくりお休み中のYちゃんをお部屋に残し朝食へ。相変わらずぱっとしない天気ですがせっかくなのでテラスで。やっぱり気持ち良し。飾ってある紫陽花が素敵です。


朝食ビュッフェをよく見るとプルセッコあり、、まぁ日曜日だしということで朝から若干?飲んじゃいました。


せっかくなのでホテルのご紹介。まずはクリーム色のお城のような正統派ホテルの外観。ちなみに朝食は緑の屋根の下で食べました。


重厚なバーラウンジ。暖炉もあるトラディショナルな居心地のよい空間。


続いては最初の晩のディナーをしたレストランのあるお庭、かなり緑がうっそうとしてます。小径の入り口には白い象。若干のアジアンテイストを取り入れてるのかなぐらいですが、、


続いて現れるのはこの象さん達。ホテルのオーナーは結構アジア好きなのか。それとも星の王子さまが好きなのかな、、


しかし、、これはやり過ぎ。。怖いです。


そしてシュールな赤いモニュメントらしきもの。造りかけ!?


そして芝生の中に唐突に飾ってある写真、、もはやカオス。。せっかくの正統派エレガンスホテルが、、誰かオーナーを止めてほしい(オーナーの趣味の結果かどうかは定かではありませんが、、それしか考えられない。。)


ちなみにこれがエレベータ。時々見かけるドアを開けるタイプですがここまでエレベータ感を隠しているのもすごいです。


ホテル探検の後は町へ散策にでかけます。ホテルから広場へ抜けるためにはこのちょっと不思議な場所を通ります。下はスーパー、ビルの上部にはお洒落バーがあるようです。


昨日、夕飯をとったテラスレストランのある広場、ボルツァーノの中心的な場所です。背景の山々は雲の中、、


広場沿いのカフェテラスは朝食を食べる人で賑わってます。


プレッツェルがいっぱいぶら下がっている朝市のお店。ドイツに近い感じです。


優雅な絵が掛けられた素敵な建物。出窓がロマンチック。


町のはずれに凱旋門がありました。


花壇がとてもきれいだったので凱旋門と記念撮影。


さてここから川沿いの気持ちいい遊歩道をしばしお散歩。


山間の小川な雰囲気。α波いっぱい出てそうです。


緑がちょっと薄い感じがヨーロッパぽいんですよね。。霞んだ丘を背景にかかっている橋がいい感じです。


渋い木製の遊戯場。若干朽ちた感がいい味だしてます。


遊歩道の先には葡萄畑で覆われた丘が続きます。お城のような建物(教会!?)も点在してロマンチックな景色。くるんとカーブした街灯もいい仕事してます(笑)


そして更に歩くロンロコ城が見えてきました。とこの頂上にあるのがロンロコ城。雲の上!晴れてたらあそこから景色を見に行きたかったんですが。


結構歩き過ぎたのでUターン、再び町へ戻ります。ドイツの風の小さなお家を屋根にちょこんと載せている感じの建物。


ボルツァーノの街角可愛い写真3連発を。まずはアイスクリーム屋さん。テーブルにかけてあるクロスもきちんと可愛い!


次は大きなリアル植木鉢。ちなみに後ろの大行列はミイラ展示を見る方々だったみたいです。行きに既に並んでいる人々を見かけていたから相当人気のよう。


ドラム缶を赤く塗ってつくったテーブルがキュートな軽食スタンド。


でもやっぱりそんな可愛いグッズが束になっても敵わないのが町に馴染むワンコたち。散歩している大きめワンコにいっぱいすれ違いました。みんなお利口。


アーティスティックなカフェ。


広場まで戻ってきました。だいぶ明るくなってきて青空もちらちらのぞいているのですが晴れきらず。


朝に比べだいぶ賑わってきました。可愛らしいメリーゴーランドも稼働中。


さて、一度11時にお部屋でYちゃんと合流してホテルのチェックアウト。その後私はホテルのサンデーブランチへ。ホテルでサンデーブランチやりますっていうポスターをみたときかなりテンションあがったのですが、、


期待していたビュッフェ式ではなくスタッフにサーブしてもらうタイプ。しかもみんなコールドミートで機内食的な感じ、、しかもスタッフが感じ悪くテンションダダ下がり。。


と文句をいいつつ意外と美味しかったイカスミのリゾットとグリル野菜。温かかったらなぁ。ちなみに飲み物はしっかり別料金。朝スパークリング飲んでてよかった。


ブランチの会場はお庭のカフェテラス。雰囲気は良しです。


いちをデザートも。


シュークリームと苺のタルトをお願いしたら、パンナコッタは!?と感じ悪いと思っていたスタッフに急にフレンドリーに云われ、、なんだ感じ良くできるんじゃない!ってことでいただだきました。甘さ控えめで美味しかったです。


さていよいよ本当に出発です。私は12時31分発の列車でヴェローナへ、Yちゃんは34分発でミュンヘンへ向かうのでここでお別れです。Yちゃんはこれからミュンヘンからロマンチック街道を経てフランクフルトへの旅、本当はついて行きたい、、


ドロミテの岩山が本当は丘の後ろに見えたはずなんですが、、またいつか再訪してドロミテの岩山堪能したいです。


そしてヴェローナでヴェネツィア行きへ乗り換え。電子案内板になかなかヴェネツィア行きの表示がされなかったので急にホームが変更になってたらどうしようってドキドキでした。しかも若干到着が遅れるし。。


ヴェネツィア行きの列車は一等車を利用。飲み物サービスや電源もあってやっぱり快適です。


ヴェネツィア・メストレ駅に到着。とにかく滅茶苦茶暑い!まとわりつくような湿度と猛烈な日射しとのダブルパンチで目まいがするぐらい。ここから空港までバスで行く予定でしたが、バス停にいってみると到着まで結構時間があります。しかもあんまり雰囲気がよいとはいえず(治安が悪いとまでは云わないけれど)、、すると目についてしまうタクシー乗場(笑)、値段を聞くと35ユーロ、迷ったんですが(若干、バス車内も混んでて暑かったら大変だし、、)乗っちゃいました。。やっぱり快適、スムーズに空港に到着です。
空港ではまず免税手続き。久々の免税手続き、どうやるんだっけと思いながらだったのですが、お店でもらった封筒に必要事項を書いて空港の案内係の人に窓口の場所を聞いて行ってみると(出発ロビーにあります)空いていてすぐハンコをもらえ後はポストへ投函するだけ。ちゃんとお金返ってくるといいなぁ(笑、、少額なんですけど)
後はスーツケースを預けます。オンラインチェックインは済ませているのでスマフォで電子チケットを表示するだけ(印刷しなかったのは初めてだったんですがまったく問題なし)
さてゲートにはいる行列に並んでいるとヴェネツィア空港の大型ビジョンに見覚えのある人が、、カロリーナ・コストナー(ソチフィギュア女子銅メダリスト)♪アイスショーの宣伝のようです。


スケオタ(レベルは低め)の私はつい写真を撮ってしまったのでした。やっぱり母国ではスターなんだなぁ。


最後に美しい写真に見送られてヴェネツィアを後にするのでした。。


18時5分発のパリ行きは満席。ツナとトマトのサンドウィッチ、意外といけました。


予定通りパリに到着ですがここからが心配。実はこの日、東京になんと3つ台風が来ているらしく、これから乗る飛行機がちゃんと羽田からパリに戻ってこれるのか、そして羽田に出発できるのかひやひやです。早速40分遅れが判明。それぐらいならとおもってお買い物、免税のためスマホでチケットを見せるとエラー、、なんと電子チケットにCANCELという赤い表示が!!運行自体が中止になったのかと青ざめます。。が、これはもともと23時25分発の飛行機が日付をまたいだ24時5分発になったためだったようです。本当に心臓に悪いです。無事チケットを再ダウンロードして出発待ちをします。
去年12月に寄った素敵なバーところで時間をつぶそうと思っていたらコンビニ+イートインコーナーみたいになっていましたorz。。とはいえ暇と空腹のため、ワインとパスタを購入、パスタはセルフでチンして(まさにコンビニ)いただきます。


やっと搭乗できてなんかほっとします。機内食はカレー。次回はやっぱり有料の選べるミートにしようかな。。


そして映画→睡眠→映画→睡眠、ときどき宇多田ヒカルさん(エールフランスの音楽メニュー)であっという間に朝食タイム。羽田に無事到着。夜とは言え、湿度高くて暑かった。ミュンヘンに行っちゃいたかったなぁ(笑)


ということで私の夏、終わっちゃいました。。最後にもう一度ボルツァーノの教会の写真を。


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2016年8月20日午後 サンタ・マッダレーナ村、オルティゼイ村

2016-09-19 09:12:59 | 旅行
サンタ・マッダレーナ村の静かな教会の風景、、のはずだったのですが、、


さて、ガルデーナ峠の景色を堪能した後はオルティゼイに寄りサンタ・マッダレーナ村へ行く予定でしたが、そのルートが通行止め(土砂崩れが合った模様)になっていたため、ぐるっとまわってエルベ峠から直接サンタ・マッダレーナ村へ向かいます。エルベ峠のドライブは青空の下、うねるような牧草地と可愛らしい山小屋が点在する南チロルの美しい景色が続き、私はかなり楽しんでいたのですが、とにかくカーヴが多く、Yちゃんはとうとう車酔い。パウロさんからガムのような酔い止めをもらいます。丁寧な運転をはじめパウロさんは気配りは本当に感謝でした。
峠を越えた頃から急激に曇りはじめてしまいました。


魔法が解けてしまった感じ。。


そして待望のサンタ・マッダレーナ村に到着です。ドロミテの最大の目的だったわけですが、、


残念ながら美しい背景となる岩山は雲に隠れてシルエットのみでした。。


パウロさんは3カ所の写真ポイントを案内してくれました。写真だとどれも同じように見えちゃうんですけど微妙に距離が違うんです(笑)


緑の濃淡と静寂中、本当に美しい教会の風景でした。本当は晴れた景色を見たくて旅行の計画をたてるときに複数回行くことも考えたぐらいなのですが、今回奇跡的に(朝を考えると)ドロミテの岩山達を見ることができたせいか、意外と?この景色でも満足できちゃったのでした。


この村のもう1つの美しい教会へ向かいます。静寂の中にポツンと存在する教会を想い描いたのになんと消防車が!!


何事?火事?と近づくと、この教会の規模にしてはあまりにもいっぱいすぎる消防車、、さすがにこんなにはいらないよね、、


では牧草地でなにかの起きているの!?と思ったら、、


教会の裏でなんと楽しく野外パーティ中でした。何かのイベントだったよう。みんな陽気で消防車で帰る方々は手を振ってくれました。おおらか(笑)


さてあらためて教会、正面から見るとこんな絵本に登場しそうな姿。


横からみると針葉樹を背景にすっとした清らかな姿でまったく印象が違います。教会に向かう草地の中の轍も含めて切り取りたくなるような心に沁みる景色でした。


車に戻る途中見つけた可愛らしい景色。自転車を分解して壁にお花とともにセンスよく飾ってあります。右側の白壁の家の薄いピンクの窓枠や柵のお花と絶妙なバランス、大人可愛い。


サンタ・マッダレーナ村を満喫したあとパウロさんからの提案、このままボルツァーノへ戻るか、今来た道をちょっと戻ってオルティゼイ村へ寄って帰るか、そのときにはYちゃんもすっかり車酔いも解消していたので、いっぱい運転しているパウロさんにはちょっと申し訳ない気もしたのですが、オルティゼイへ寄っていただくことにします。到着した頃にはとうとう雨が降って降ってきてしまいました。


オルティゼイ村はドロミテの名所へのバスが多く発着しハイキングの本拠地として人気の場所です。実は勝手にもっと素朴な感じの場所かなぁと思っていたのですがカラフルな可愛らしい家並みです。


エレガントな避暑地風です。


ここでお土産を購入。右は今年のクリスマスにドアにかけよう♪とおもったオーナメント、左はドライブ中、パウロさんがくれて美味しかったキャンディー。もともとはスイスの会社のものですがこの種類はこのあたりの名物植物?を使ったものだとか。


広場に面した立派なクリームイエローの建物。後ろの玉ねぎ屋根の塔が良いアクセントです。


何気なく植えらている楚々としたお花が素敵で写真撮っちゃいました。これでドロミテツアーは完了、ボルツァーノに戻ります。


予定の17時半を30分ぐらい遅い18時頃ボルツァーノに到着。素晴らしいドロミテツアーでした。本当にいろいろ相談にのってくれたオイデンツアーさん、そしてパウロさんありがとうございました!
まだ明るかったのでちょっとお買い物。


チーズやハム、ワインを売っているお店で、


ドロミテパッケージの可愛らしいチョコレートをゲット。他にも赤いベリーを散りばめたものとかありました(撮影前にお土産で配ってしまった^^;)


この旅最後のディナーは広場に面したカフェテラスで。


袋に入ったパンがお洒落。


久々にかっつりお肉が食べたくなったのでタリアータ頼んじゃいました。ワインはイタリアのメルロー。


パルミジャーノチーズとルッコラ、ほど良い焼き加減の柔らか牛肉で美味しかった!


薄暗くなった広場に灯がともりはじめロマンティックな雰囲気に。


ひと際美しい大聖堂を見ながらディナーを終えるのでした。


最後にドロミテに行きたいとおもうきっかけになったサンタ・マッダレーナ村の教会と


お気に入りのカットを。明日はもう日本へ飛び立ちます。。



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2016年8月20日午前 コスタルンガ峠~ポルドイ峠~ガルデーナ峠

2016-09-17 08:55:09 | 旅行
とうとうドロミテの岩山達がその雄大な姿を見せてくれました!


この旅では見れないんじゃないかと思っていたドロミテの姿、、感激です。でもちょっと現実感がなくハリボテみたい、、とりあえず巨大でした。。


遡って、、カレンツァ湖から走る間でどんどんお天気は好転してきます。途中いくつものケーブルカーを目にします。ドロミテはケーブルカーの宝庫なのです!私向きな場所で嬉しい♪


まもなく2番目の訪問地、コスタルンガ峠(たぶん)に到着です。


岩山って美しいなぁって素直な感想。見れないともっていたから尚更。


太陽が眩しい!周りを山々に囲まれて峠の下の感じ?です。


おもむろに双眼鏡を取りだすパウロさん、見てみてって双眼鏡を貸してくれます。


なんと岩山に張り付くように人が登っている!!信じられない。。写真には残念ながら映りませんでした。。


見あきることのない美しい景色ですが次のポイントへ移動します。


次から次へと車窓に現れる絶景に眼を奪われながらポルドイ峠に到着。ここからサッス・ ポルドイ(2950m)にケーブルカーで登ります。セッラ山群が見渡せる絶景ポイントです。


早速ケーブルカーへ。あのテーブル状の岩山へ向かいます。


今走ってきたつづら折りの道路、すごいヘアピン(笑)


上っていくにつれ、どんどん現実感のない景色に。沸き立つ雲が更にドラマティックな感じにしてくれます。って雲!?ちょっと怪しくなってきた、、


そそり立つ断崖が眼の前に。かなりの迫力です。


そして頂上に到着です。


一瞬雪!?と思ってしまいましたが白い軽い石のような砂利でした。


頂上といってもテーブル状な山頂なので山頂感がありません。隣のやっぱりテーブル状の山頂との間に強烈な谷間があるですが、、


ちなみに割れ目の先にははこんな絶景。教科書にのりそうなまさに「谷」です。


くちばしの黄色い山カラスさん達。


ここから縦走するとまた違うケーブルカーの乗れるみたいです。登山準備中の方々。


景色を堪能した後は、頂上のカフェテラスでランチタイム、キノコたっぷりのラザニアと白ワインです。意外に美味しかった!


さてランチを終えもうしばらく写真タイム。奥の台地とはもの凄い断崖があるとは思えない。。飛び移れそう(笑)


雲とセッラ山群の壮大な奇景。


見降ろすと緑の中に道路が浮き上がるように見えます。


だいぶ雲が降りてきてしまいました。。


ほんの少しのならだかな緑の場所はまだ陽を浴びています。目まぐるしく雲は動きます。


パノラマ写真との記念撮影。だいたいのところは見れたのかな。大満足です。


さてそろそろパウロさんの待つ麓へ戻るため再びケーブルカーへ。


ケーブルカーからとうとう断崖にへばり付くような登山者の皆様を撮影に成功!にしても何故こんなところを登るのか、ケーブルカーでも登れるのに(笑←絶対ケーブルカー派)見てるだけでも怖いです。


ロード・オブ・ザ・リング、ここで撮ってもよかったんじゃないかな。。


さて麓に到着。さっきまであの天辺にいたの不思議な感じです。


ポルドイ峠版スマフォでのベストショット。


沸き立つ雲と陰の織りなすダイナミックな風景を最後に。


続いて車は南チロル風景の広がる中、ガルデーナ峠へ走ります。なだらかに波打つ美しい緑の草地に可愛らしい家々が点在してまさにチロルな感じです。


ガルデーナ峠に到着。ここからは美しい緑の草地と岩山のコントラストが素晴らしい絶景を見ることができます。ポルドイ峠からの荒荒しい風景とは一変。


冬はスキー場となる一帯、雪対策のせいか傾斜の強い屋根をもつ山小屋風の家々が多いです。


ズームすると本当に険しい岩山であることがわかります。


更に家々をズーム、尖がったロマンチックな教会も見えます。


本当にこんなに晴れてくれるなんて今朝は想像もできませんでした。本当に奇跡。。


丸みを帯びていて優しい感じのお隣の岩山も見れて本当よかった、、


そしてこの景色を目の当たりにできる最高のピクニックポイントがここ!ここならどんなお弁当でもミシュラン級に美味しく食べられそう(笑)


しばし座ってみます。本当に絵ハガキ。。


ここで白ワイン飲みたかったな、、とちょっと心残りを残しつつ次のポイントへ向かいます。
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2016年8月20日午前 ボルツァーノからカレンツァ湖

2016-09-11 09:21:55 | 旅行
言葉で表すのが難しい独特な美しさを放つカレッツァ湖。


可憐な花との景色は幻想的です。


遡ってドロミテツアーの朝、明るくなってきてすぐに窓を覗くと、、絶望的な天気。。


気を取り直してまずは朝食へ。カラフルな壁紙の明るいレストラン。


さすが充実してます!特にシリアル系(ここはわかる)と


ゆで卵グッズ。その充実度はこんなにいる?って笑っちゃうほど。


パンがドイツ系になりました。


オイデンツアーさんとは8時にホテルのロビーで待ち合わ、現れたのはパウロさん。まずは大きなドロミテの地図を使って今日のルートを丁寧に説明してくれます。節約のためガイドつきコースではなく運転手コースということでお願いしたのですが、この時点で一流のガイドさんとわかります。勿論日本語ではないですがゆっくりとした易しい英語で話してくれるのでわかりやすいです。
出発してしばらくするととうとう雨が降り出します。今回の旅ではドロミテの山々は見ることはできそうもないな、とうなだれていると、、なんとだんだん外が明るくなってきます。
車内ではパウロさんが最初の訪問地、カレッツァ湖について説明してくれます。一番印象的だったのはカレッツァ湖の色は見るときによって変わるので何色かは言えないんだよということ。どんな色なんだろうと想像しているうちにカレッツァ湖に到着。駐車場からは地下道を通っていくのですが、この地下道、コンクリートと木で構成されていてものすごくスタイリッシュで明るい!本当は地下道苦手なんですがこれなら通るのが楽しい!


地下道を抜けるとカレッツァ湖が目の前に。なんと表現したらよいのか言葉が見つからないほどのその美しさに思わず息を飲んでしまいました。エメラルドグリーンと空を映すブルーと雲の色の融合、そしてそこに針葉樹の影が重なって複雑な美しさです。


湖に焦点を合わせてしまう映らないのですが実際にはうっすらドロミテのシルエットが見えてます。


日射しが強くなりより光と影のコントラストがはっきりしてきます。


湖畔は遊歩道になっていて25分ぐらいで一周することができます。


更なる撮影ポイントを探して(笑)しばらく散策。本当に可愛らしいサイズです。


お花と湖、そして針葉樹と素敵組み合わせの鉄板です。


雲が流れてドロミテの岩山達の下のほうがくっきりしてきました。


それにしてもものすごい透明感です。神秘的なほど。


パウロさんとの集合時間(滞在時間40分ぐらい)のぎりぎりまで雲が晴れないかなと待ちますがこれが限界でした。ドロミテのくっきりした姿を背景にカレンツァ湖の写真を撮れなかったのは残念ですがそれでも感動するぐらい美しい場所でした。次はコスタルンガ峠へ向かいます。


実は計画を立てるとカレンツァ湖は私の中ではあまり重要度高くなかったんです。小さそうだしやっぱり峠から見る岩山が優先だろうと。うまくオイデンツアーさんにルートに組み込んでもらって訪れることができて本当によかったです。


最後に透明感が一番実際に見たのに近かった写真を。ドロミテ再訪することができたら絶対またここには来たいです。


さて、パウロさん、Yちゃんと合流して駐車場に戻ると上空はすっかり晴れ渡っています。


車に乗りこんで次の観光ポイントへ。すると隠れていたドロミテの輪郭が見えはじめてきました。


このまままた見えなくなっちゃうんじゃないかっていう気持ちに気付いてくれたのかパウロさんは目的地でないポイントなのに車を停めてくれました。


凄い岩山です。


チロル風の建物が並ぶポイントでも停めてもらいました。


だいぶガイドブックで見るドロミテの姿に近づいてきました(笑)

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2016年8月19日 レノン鉄道(ピラミディ・ディ・テッラ)からボルツァーノへ

2016-09-10 14:58:04 | 旅行
風化作用でできた高さ30Mのピラミディ・ディ・テッラ、のどかな牧草が広がる中、ひと際目をひく奇岩の一群の風景です。


ソプラボルツァーノからコッラルボへはこの可愛らしい赤の2両編成の列車で向かいます。標高1000M級のレノン高原を走り車窓からはドロミティの山々が一望できる、、はずだったのですが


残念ながらドロミティの山々の上には雲ががっしり、、しかも狭い車内は観光客でいっぱい通勤列車レベルの大混雑。気温も高くまたもや修行状態です。


ボルツァーノ駅に到着。なんとも愛嬌のある、、えーっとこの子は誰、山ヤギかな。


駅の周辺のチロル風な家々、ヴェネツィアとは別の国です。駅から降りるとみんなが行く方向(駅からみて右に下る方向、駐車場に出ます)へついていってしまいますがぺメルンへ行くバスに乗る方々達のようでした。ベルメンからゴンドラに乗り、ラーゴ・ネーロ(Lago Nero)まで行くとドロミテの素晴らしいパノラマが望めるハイキング(約1時間で一周できます)コースがあると明日お世話になりオイデンツアーの方に教えていただき是非とも行きたかったのですが、時間と特に今日はドロミティの山々に雲がかかっているので、ここから気軽に徒歩で行けるピラミディ・ディ・テッラへ行くことにしたのでした。


迷っていたおかげで?ちょっと先ほどの可愛い家の背景が顔を出してくれました。なるほど、ここにドロミテがいたか、、


ピラミディ・ディ・テッラへ行くには駅からみて左側へ行きます。ちゃんと辺りをみれば看板もあります(笑)まずは素晴らしいイングリッシュガーデンのお家沿いの下り道。


坂を下ったところにあるクリスマスツリーにぴったりな大きな木。


可愛らしい教会もありました。ドロミテ背景で撮りたかったなぁ、、この辺りまでは下りで快適にあるきますが、ここからがのぼりがあったりとにかく暑くって大変な道のりに、、


時々なくなる看板のおかげで途中若干迷います(素直にまっすぐ行けばいいだけなんですけど)暑さで辛い中一時の涼しさをくれたお池。


蓮の花が可憐に咲いてました。


もうほぼ迷わないよってぐらい近くなったところで道路に迷わないでね印(ピラミディ・ディ・テッラのイラスト)が。可愛いけど、、遅いっ、もっと手前にお願いします。


途中、ドロミテを見ながら泳げるプールのあるお宅(今日は見えないですけどね^^;)羨ましいです。


かなりの暑さの中、坂を歩き変な道に迷い込みと30分ぐらい歩いたでしょうか、、やっとピラミディ・ディ・テッラの不思議な風景を見ることができました。途中、ピラミディ・ディ・テッラの片鱗が若干見え始めたときは(トップ画像でいえば右端のほう)えっこれだけ!?と引き返しそうになりましたが、ちゃんとビューポイントにいけばの圧巻の景色です!


全貌。なかなかの高さです。


写真ではみえにくいですがこの石の奇妙さは鋭いだけでなくその頂点に更に石が乗っていてまるでキノコのようなのです。ということで説明パネルをそのまま。。


林道を抜けると更に見晴らしの良いポイントに。


ピラミディ・ディ・テッラの上に広がる牧草の中に立つ教会、


丸い玉ねぎの屋根が可愛らしいです。とってもチロルな風景。


明日はこの雲に隠れてたドロミテみたいなと強く思うのでした。。


ちょっとだけ雲の切れ間に見えた景色。本当はこれがテーブル上に長く続いている姿が見えるはずなんですが。こんなに晴れているのになぁ。。山は難しいです。


帰りも行き同様のかなり暑さ、、どこかで休憩しようとしてとりあえず寄った生活雑貨屋さん、そこで出会ってしまったのがこの陶器の飾り(撮影は家)


重い陶器物はやめようといつも思うのですが、この可愛らしい表情に抗うことはできませんでした。そもそも丸っこいフォルムも色も私のドストライクでしたし、、


帰りは道がわかっているせいか行きより随分近く感じます。休憩はその雑貨屋さんだけで駅まで辿りつけたので駅お隣のカフェの白ワインで一息。


また満員電車に揺られてソプラノボルツァーノへ戻ります。ちなみに運転間隔は30分に1本、もうちょっとオフシーズンの晴れた日に乗ってみたいです。


駅の周辺には数軒のホテルやカフェがあるぐらい、本当に生活されている方が住んでいる感じの小さな町でした。


もちろん教会はあります。ここもバロック様式、玉ねぎ屋根の可愛らしい教会でした。


再びケーブルカーにのってボルツァーノの街へ。


ホテルのチェックインしたときにフロントのスタッフから今日は土曜日だから町はとっても混んでるわよと云われたのですがヴェネツィアから来た私達には全く混んでるとか思えず^^;落ち着いた華やかさのある大人な通りです。


可愛らしい花屋さん。


こういう看板がドイツへの近さを感じさせます。話している人もドイツ語多かったです。


絵画のような壁はスイスっぽい。。


街の背後には丘と崖、そこに葡萄畑。本当は、、ドロミテもあるのかな。。


さて戻ってホテルへチェックイン。泊まったParkhotel Laurinはなかなか大きく立派なホテル。でもなによりもエレベータがあるのが嬉しい!こちらがお部屋。まず広くてびっくり。窓も大きくて明るいです。ポットやコーヒー紅茶、冷蔵庫、バスローブ、スリッパとすべて揃っていて快適!(ヴェネツィアのホテルより安いのに、、ヴェネツィアのホテルは高すぎ)


ベッドの寝心地もよかったです。


バスタブもありました。本当は安いバスタブのない部屋を予約していたので嬉しいアップグレードです。おかげでゆっくりお湯に浸かってピラミディ・ディ・テッラへ行った疲れを落とせました。


夕飯はホテルのガーデンテラスのレストランで。人気のレストランのようで着飾った方や、気合いがはいったデートだなっていう感じのカップルも^^


きょうは冷たいロゼにしてみました。アミューズは海老と、、何だったんだろう、、


オープンキッチンでは若いシェフがテキパキ働いてます。鉢巻きが日本風で気になる、、


前菜はズッキーニにリコッタチーズのいれて揚げたもの。あっこの旅2度目です。こちらのバージョンはトマトソースがお供(Al Covoではマッチフライドポテト)。トロリ溶けたチーズとトマトソースが美味しさをアップさせる一品でした。


Yちゃんはシンプルなトマトソースのパスタ。味見させてもらいましたがほどよいパスタのゆで具合で美味しかった。


隣の人がタイ(たぶん)の塩釜を頼んでいて超美味しそうだったのでついパチリ。そんなメニューあったかなぁ、、


そして私のメインは、、これ蛸です。壺をつかって煮込んだ風に書いてあったので勝手に小さい蛸を想像していたのですが、かなり立派な蛸足でした。かなり弾力があり笑っちゃうぐらい食べ応えがありましたがトマトソースがしっかり浸み込んでいてよいお味でした。


小さなソルベの嬉しいサービス。デザートこの位のボリュームが一番うれしいかも(笑)


夜が更けてもまだまだ賑やかなレストランを後にします。明日はいよいよドロミテ周遊です。


いっぱい歩いたので即爆睡でした。最後にピラミディ・ディ・テッラのスマホ版の写真を。


選べなかったので今度こそ最後の一枚。

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